知られざるワイン産地
サンディエゴから始まり セントラルバレーを横断、シエラフットヒルズで終わるロードトリップでワインの知識を深めましょう。

旅行の旅程の概要
9 この路線で停車します
立ち寄り先 1
エスコンディード
立ち寄り先 2
テメキュラバレー
立ち寄り先 3
クカモンガバレー
立ち寄り先 4
テハチャピ
立ち寄り先 5
キングスバーグ
立ち寄り先 6
マデラ
立ち寄り先 7
マーフィーズ
立ち寄り先 8
サッター・クリーク
スポットライト 立ち寄り先 9
スコット・ハーヴェイ・ワイン
レンタカー(普通車&RV)
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カリフォルニアのその他の情報
立ち寄り先 1: エスコンディード
カリフォルニアのワインカントリーは、サンディエゴカウンティのメキシコとの国境近くまで広がっています。この辺りでは、カリフォルニア最古を誇るワイン作りの伝統があり、その歴史は18世紀までさかのぼることができます。エスコンディードの外れにある、有名なハングリー・ホーク・ヴィンヤード&ワイナリーは、サンパスカルバレーの壮大な景色を見渡すブドウ園で、15品種を栽培しています。この美しいバレーでは、いくつものブドウ棚の列が巨礫が点在する丘まで広がっています。ワイナリーから10分もかからないところにあるサンディエゴ動物園サファリパークには、自然環境の中で世界中の動物たちが暮らしています。エスコンディードの都会的なワインシーンを体験したいなら、ヴェスパーヴィンヤードのテイスティングルームやBKセラーズ・アーバン・ワイナリー&テイスティング・ラウンジをのぞいてみましょう。
計画のリソース
- エスコンディード観光局 – Visitescondido.com
立ち寄り先 2: テメキュラバレー
テメキュラバレーのデ・ポルトラ・ワイントレイルからロバート・レンゾーニ・ウィンヤーズまでぐるりと回ってみましょう。トラットリアや、高く評価されている、モンテプルチャーノなど、イタリアの味を堪能することができます。テメキュラバレーは、サンディエゴやロサンゼルスから車ですぐのところにある、南カリフォルニア最大のワイン産地です。30以上のワイナリーがあり、その中にはベッド&ブレックファーストや、豪華ホテルを完備したものもあります。また、傑出した種類により年々評判が高まっており、2019年にはワイン愛好家オススメのデスティネーションベスト10に選ばれました。
計画のリソース
- テメキュラバレー観光局 – http://visittemeculavalley.com
- テメキュラバレー観光局 – ワインカントリー – http://www.visittemeculavalley.com/visitors/wine-country/
立ち寄り先 3: クカモンガバレー
1900年代初期、クカモンガバレーはカリフォルニアの最も重要なワイン地域のひとつでした。そのブドウ園の大半は郊外の開発に消えてしまいましたが、このバレーにあったワインの伝統は生き続けています。この地域はジンファンデルや温暖な気候を好むブドウ品種で知られており、アメリカブドウ栽培地域に公式認定されました。ランチョクカモンガにある、5世代続く家族経営のジョセフ・フィリッピ・ワイナリー&ヴィンヤードではツアーに参加することができます。このワイナリーのワインは、グレイトフル・デッドの曲「プライド・オブ・クカモンガ」にインスピレーションを与えました。ミラロマにある1933年創業の由緒あるガリアーノ・ワイナリーで、ジンファンデルとローヌのバライエタルワインをテイスティングするのもいいでしょう。
立ち寄り先 4: テハチャピ
時にブドウは思いがけないところに育ち、カリフォルニアのワインとチーズの愛好家の中にも、テハチャピの山麓地帯(標高約1,278メートル)で、高品質のワイン作りがなされているとは知らずにいる人もいます。この地域はリンゴ園の方が知られていますが、セントラルバレーの砂漠の町、アンテロープバレーとベーカーズフィールドのおよそ中間点にあります。トリアシック・ヴィンヤーズは、ジンファンデルとシラーが有名です。春には、カミングスバレーに咲き乱れるポピーの花畑の眺めは実に壮観です。
計画のリソース
- Visit Tehachapi – http://www.visittehachapi.com/play/555-tehachapi-loop.html#.WcqJKhNSy-V
立ち寄り先 5: キングスバーグ
キングスバーグはスウェーデンのルーツをとても誇りにしている街です。フリーウェイからは、スウェーデン風のコーヒーポットの形をした給水塔が見られ、ダウンタウンには切妻造りの北欧建築が立ち並んでいます。ベイカリーはバター風味たっぷりのペイストリーであふれ、ケイディズ・カントリーキッチンではリンゴンベリージャムを添えたスウェーデン風パンケーキが食べられます。このセントラルバレーの街が持つ北欧の歴史は、当時鉄道駅しかなかったところに、2人のスェーデン人が到着した1873年までさかのぼります。この地の土壌が農業に相応しいと信じ、2人は残ることにしました。間もなく、彼らのいとこや友人達がスウェーデンから集まり、20世紀初頭までにはキングスバーグの住民の94パーセントがスウェーデン系になりました。今日、スヴェンスク・ブティックでは、カラフルな木製のダーラホース、スウェーデンのクラッカーやジャムなど、スウェーデンのギフトを買い求めることができます。5月または6月には、ベリー・レディー・ファームズで新鮮なベリー狩りを楽しめます。もちろん、レーズン好きなら、サンメイド・レーズン・マーケット(世界最大のレーズンボックスにご注目)は必見です。さらに、ラモス・トレス・ワイナリーは、ヨセミテ国立公園近くの山麓にあるブドウ園で生産されたローヌ種ワインを取り扱っており、ワイン愛好家にとっては驚きのスポットになっています。豊かな木々やリラックスした雰囲気があるテイスティングルームは、サンホアキン・バレー出身のワイン生産者、オスカー・ラモス・トレスが醸造するワインに出会える魅力的な場所です。ここでは、ローダイから取り寄せたブドウで醸造したカべルネ・ソーヴィニヨンも試飲できます。
立ち寄り先 6: マデラ
セントラルバレーからシエラネバダ山脈の麓へと続くマデラ・ワイントレイルに行ってみませんか。この地域は全米でも最も歴史のあるワインの産地の一つとされています。マデラのワイン作りの歴史は、アルメニアやフランス、イタリアなどからの移民がヨーロッパの伝統と共に移り住んだ1800年代の終わりにまでさかのぼります。そして非常に多様性に富んだ地域でもあります。ハイウェイ99号線沿いでマデラの南に位置するフィックリン・ヴィンヤーズは、1946年以降ポルトガルスタイルのポートワインの生産を続けています。また、ヨセミテ国立公園の南入口から22.5キロメートルの山麓にあるオークハーストには、アイドルアワー・ワイナリーがあります。
計画のリソース
- ヨセミテ・マデラカウンティ観光局 – http://www.yosemitethisyear.com/
立ち寄り先 7: マーフィーズ
サンフランシスコ同様、マーフィーズはカリフォルニアで最も豊かな成長を遂げた街のひとつです。しかし、カラベラスカウンティのこの魅力的な街は、ミシュランの星付きや超一流のワインテイスティングも、マーク・トゥエインの有名な飛ぶ蛙(毎年、近隣のエンジェルズキャンプで祝祭が開かれます)の雰囲気のほうが今もお似合いです。ヨセミテとレイクタホのほぼ真ん中に位置するこのマザーロードの街には、今なお、歴史豊かな雰囲気をたたえています。ガイド付きのウォーキングツアーは、大通りにあるオールドタイマーズ博物館の前から、毎週土曜日の午前10時に出発します。
こうした歴史を十分に残しつつも、時代が変わったのは明らかです。大通りをのんびりと歩き、この地に24件以上もある、家族で所有・経営されているワイナリーのワインを取り揃えたテイスティングルームやレストランを訪れてみませんか。アリアベーカリーでエスプレッソとその日の朝の焼き上がったばかりのクロワッサンをほおばったり、ファーマーズマーケット(夏の木曜日開催)での工芸品探しも楽しいでしょう。広大なアイアンストーン・ビンヤーズを訪れてワインを味わったり、シェリル・クロウなど、有名アーティストの屋外コンサートにも行ってみましょう。それから、洗練された雰囲気のVレストラン・バー&ビストロでは、ほっとくつろぎのひと時を。
計画のリソース
- Visit Murphys – http://visitmurphys.com/
立ち寄り先 8: サッター・クリーク
シエラ・フットヒルズ一帯には、鉱物の産出量に合わせて栄えたり、あるいは廃れたてしまった街がたくさんあります。「母なる鉱脈の賜物」であるサッター・クリークは、金とクオーツの鉱山に約100年間支えられていました。今ではひと休みにぴったりなチャーミングな街となっています。バッファローチップスでは食事の後のホームメイドのパイをぜひお試しください。セルフガイドウォーキングツアーで、昔、地元民が集まったサルーンや劇場、お店などを散策しましょう。
立ち寄り先 9: スコット・ハーヴェイ・ワイン
街を散策しながら、スコット・ハーヴェイ・ワインのジンファンデルをはじめ、傑出したアマドールカウンティのワインを発見しましょう。