素晴らしい景色
くねくね曲がりくねった道を行く5日間のツアーでは、巨木や高くそびえ立つ滝、面白い地質を見て楽しむことができます。

旅行の旅程の概要
10 この路線で停車します
立ち寄り先 1
セコイア・キングスキャニオン国立公園
スポットライト 立ち寄り先 2
グラントグローブキャビン
立ち寄り先 3
ヨセミテ国立公園
スポットライト 立ち寄り先 4
ヨセミテバレー・ロッジ
立ち寄り先 5
トゥオルムメドウ
立ち寄り先 6
モノレイク・トゥファ州立自然保護区
立ち寄り先 7
エメラルドベイ
立ち寄り先 8
ラッセン火山国立公園
立ち寄り先 9
マウント・シャスタ
立ち寄り先 10
アベニュー・オブ・ザ・ジャイアンツ
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カリフォルニアのその他の情報
立ち寄り先 1: セコイア・キングスキャニオン国立公園
ジャイアントセコイア、高くそびえる山並み、深い渓谷、水音を轟かせる川で知られるこの2つの公園はおよそ120キロメートル北にあるヨセミテほど知られていませんが、実は見どころがたくさんあります。セコイア・キングスキャニオンの域内にはアメリカ本土最高峰の標高4,417メートルのホイットニー山と、北米有数の深さを誇る渓谷、キングスリバー渓谷があります。2つの公園と隣接するジャイアントセコイア国定公園および国有林の最大の魅力は、巨大なセコイアです。世界最大の生物として知られるシャーマン将軍の木やその周りに巨木の森があるため、ここでは巨大な樹々を眺めるのが一番人気のあるアクティビティです。シエラの青い空を背景にそびえる直径31メートル、高さ84メートルのシャーマン将軍の木は、今も成長を続けており、毎年、高さ18メートルの木に相当する分量の木質が増加しています。まだ、このスケールにピンとこないなら、シャーマン将軍の大きな枝は、直径約2メートルで、ミシシッピ川から東に生えるほとんどの木よりも大きいという事実を知れば、お分かりいただけることでしょう。
当然のことながらシャーマン将軍の木を見に多くの人が訪れるので、夏にはこの木を見下ろせるスポットと下から見上げられるスポットの2ヵ所を結ぶ無料のシャトルバスが運行されています。多くの観光客が上の停車地点で降り、下の地点まで一方通行の下り坂を、シャーマン将軍の木を見ながら徒歩で下ります。短時間訪れるだけならこれでも十分ですが、この公園には他にもたくさんのアクティビティがあります。セコイアの壮観さをもっと存分に満喫するには、隣接した3キロメートルのループ、コングレストレイルをハイキングしましょう。直径がリビングルームの大きさほどのセコイアが何十本も並ぶ中を散策できます。ループ状のトレイルの終点に近い場所にある代議院の森と元老院の森は特に印象的ですが、もう1つ異彩を放っているのはワシントン・ツリーです。この木は長い間、世界で2番目に大きな木だと見なされてきました。
冬の雪の降る時期は、公園内の立ち入り可能エリアが著しく制限されます。詳細については、事前にウェブサイトで確認してください。
ここからロサンゼルスに戻る場合は、南に約3時間半ほどのドライブになります。サンフランシスコに向かうには、北西に約4時間ほど車を走らせてください。
計画のリソース
- セコイア&キングスキャニオン - 1日ハイキング – https://www.nps.gov/seki/planyourvisit/dayhikes.htm
- セコイア公園保護区 – www.sequoiahistory.org
- セコイア・キングスキャニオン国立公園 – https://www.nps.gov/seki/planyourvisit/mkdayhikesum.htm
- 歴史と文化 – http://www.nps.gov/seki/historyculture/gfgst.htm
立ち寄り先 2: グラントグローブキャビン
キングスキャニオン国立公園のグラントグローブキャビンで、一夜を過ごしましょう。
立ち寄り先 3: ヨセミテ国立公園
ヨセミテは、東側から入ると、高山地帯ならではの美観を満喫できます。花崗岩の岩山や、有名なトゥオルムメドウなどの高地の草原が織りなす景観は格別です。わかりやすい標識のあるトレイルで、尽きることのない大自然の魅力を堪能してください。静寂に包まれた草原の端からは、各方面へ向かうハイキングトレイルが整備されています。カテドラルピークやユニコーンピークの尖峰の下にたたずむ高山湖、轟音を上げて流れ落ちるトゥオルムリバー沿いの滝など、その目的地はさまざまです。草原の歴史あるキャビン内には小さなビジターセンターがあり、このエリアの地理、山野草、野生動物に関する展示を設けています。 さらに西へ進むと、この公園の代表的なスポットであるヨセミテバレーへと到達します。ここからはシャトルバスを利用して、主だったスポットを巡ることができます。
カリフォルニアで最初の国立公園であるヨセミテは、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。年間400万人もの観光客がここを訪れています。2,849平方キロメートル以上の広さを誇るヨセミテ国立公園の広さは、東京都のおよそ2倍です。ここには生涯思い出に残る大自然の景色が広がっています。ヨセミテには数多くの見どころがありますが、中でも特に必見なのは滝でしょう。滝の落差ランキング世界トップ20のうち、ヨセミテ滝、センチネル滝、リボン滝の3つの滝がヨセミテ渓谷からランクインしているのですから。ヨセミテ滝は、北米で最大の落差を誇る滝として知られています。標高729メートルのヨセミテ滝の上までのハイキングは難易度が高いものの、幸い滝の下からでもダイナミックな景観を楽しむことができます。全長1.6キロメートルのループ状の初心者向けコースもありますので、ぜひ一度訪れてみましょう。そのひとつが標高189メートルのブライダルベール滝。この滝へ行くルートは歩きやすく、噴き出すように落ちる滝の下の展望所に通じています。一方、バーナル滝とネバダ滝へ向かうハイキングコースは比較的難易度が高いといえます。花崗岩の階段を上ってこれら巨大な滝の崖縁まで行くと、岩棚を流れ落ちるマーセド川の全景を一望できます。(必ず安全標識に従い、ロープや標識を越えてその先に行ったりしないでください。)
ヨセミテを満喫した後は、シエラ山脈の西側をさらに南に向かいましょう。豊かな農地が広がるセントラルバレーを下って、最後の目的地を目指します。ここは、世界最大の生き物であるジャイアントセコイアと険しい高山の渓谷を探訪できる、隣合う2つの国立公園です。
計画のリソース
- トゥオルミ・カウンティ観光局 – https://www.visittuolumne.com/
- ヨセミテ国立公園 – https://www.nps.gov/yose/index.htm
- ヨセミテ/マリポサ・カウンティ観光局 – http://www.yosemiteexperience.com
- ヨセミテ国立公園 観光 – http://www.travelyosemite.com/
立ち寄り先 4: ヨセミテバレー・ロッジ
ヨセミテバレー・ロッジからは、高さ739メートルのヨセミテ滝を直接眺めることができます。宿泊の予約はお早めにどうぞ。
立ち寄り先 5: トゥオルムメドウ
ヨセミテの中でも最も多く写真に収められているトゥオルムメドウは、花崗岩の山やドームに囲まれた広大な草原地帯です。手つかずの自然が残る標高2,621メートルのこの草原は、シエラネバダ最大の亜高山帯草 原。トゥオルム川流域の3.2キロメートルに及び広がっています。静寂に包まれた草原の端からは、各方面へ向かうハイキングトレイルが整備されています。カテドラルピークやユニコーンピークの尖峰の下にたたずむ高山湖から轟音を上げて流れ落ちるトゥオルムリバー沿いの滝の数々まで、その目的地は様々です。歴史ある草原のキャビン内には小さなビジターセンターがあり、このエリアの地理、山野草、野生動物に関する展示を設けています。(11月中旬から6月までは通常、雪のために道路が閉鎖されるため、トゥオルムへのアクセスは限られます。)
計画のリソース
- Tuolumne Meadows – https://www.nps.gov/yose/learn/nature/tuolumne.htm
立ち寄り先 6: モノレイク・トゥファ州立自然保護区
シエラ山脈の東端に位置するこの高山砂漠の保護区は、奇怪な形をしたトゥファ(石灰華)の石塔群が、100万年前に誕生した湖を取り巻いています。
モノ・ベイスン(盆地)の自然や人類史について学べるインタープリティブ・センターは、リー・バイニンングとタイオガパス(シエラネバダ山脈の東側からヨセミテに入る唯一のルートです)から国道395号線を少し北上したところにあります。テラスからは、ドラマチックな景観が楽しめます。西にはシエラ山脈の山並みが、東には低木の茂みが点々とする砂漠が広がります。それらを背景にして、アメリカオオセグロカモメなどの海鳥が生息する小さなウィザード島を抱いた湖の眺めは格別です。バードウォッチングの散策ツアーは、5月中旬から9月第1月曜日のレイバーデーまでの期間、毎週金曜日と土曜日の午前8時より行われています。ビジターセンターは、毎年12月から3月まで閉鎖されます。
黒曜石と軽石に覆われたリー・バイニングクリーク沿いの動植物の生態を観察したり、サウストゥファエリアでは、海水の2.5倍もの塩分を含んだ、強アルカリ性の湖水に淡水の湧き水が流れ込むことで形成された、トゥファタワーを間近に眺めながらのハイキングを楽しみましょう。このサウストゥファ地域では、6月下旬から9月第1週のレイバーデーまでの期間、ナチュラリストがトゥファを案内する無料のウォーキングツアーが毎日3回行われています。また、湖を水上から体験するカヤックツアーが、カルデラカヤックによって提供されています。
計画のリソース
- The Mono Lake Story – http://www.monolake.org/about/story
- カルデラ・カヤック / ツアー – http://www.calderakayak.com/#monolake
- カリフォルニアの州立公園 – http://www.parks.ca.gov/?page_id=541
- モノレイク委員会 – http://www.monolake.org/
立ち寄り先 7: エメラルドベイ
息を飲むようなエメラルドベイの絶景を見下ろせば、マーク・トウェインがレイクタホを「地球上で一番美しい風景」と賞賛した理由が分かるでしょう。湖自体はタホの素晴らしい透明度と深度が生むトパーズのような青い湖水を湛えていますが、西岸の浅瀬の入り江は目を見張るように美しいブルーグリーンで、レイクタホで唯一の島、小さなファネットアイランドが、湾の中央に浮かぶ姿が風景をさらに引き立てています。ハイウェイ89号線を降りて、インスピレーションポイントの近くに駐車すれば、レイクタホの183メートル上にある入り江の絶景が見られます。島の頂上にある小さな石造りのティーハウスの跡を探してみましょう。岸辺に立つ、38の部屋があるティーハウスは、バイキングスホルムとして知られるスカンジナビア様式の石造りの城で、ローラ・ナイトという非凡な女性によって建てられました。ローラは大富豪と結婚した後、貧しさ故に教育を受けられない青少年の教育のために、私財を投じました。この9世紀のスカンジナビア様式の城を模した建物を案内する夏季ツアーで、ローラ・ナイトについて学び、隅々まで装飾を凝らした手作りの家を見学しましょう。間違いなく参加する価値があります。
計画のリソース
- ノースレイクタホ観光局 – https://www.gotahoenorth.com
- レイクタホ観光局 – http://visitinglaketahoe.com
立ち寄り先 8: ラッセン火山国立公園
蒸気を上げる硫黄の噴出孔、ボコボコと沸く泥水泉、沸き上がる熱湯など、ラッセン火山国立公園は、地球が生きものであることを証明しています。まずはコーム・ヤマニー・ビジターセンターから始めましょう。地熱活動地帯のバンパスヘル(季節により閉鎖されている場合がありますので、ウェブサイトで事前確認を)をはじめとする、安全に近づける火山地帯ならではのスポットを見て回りましょう。轟くような音のする噴気孔やシューシューと蒸気をあげる穴の間をぬって、わかりやすく歩きやすいトレイルが整備されています(往復4.8キロメートルの道のりですが、行く価値はあります)。途中、広大な山々の素晴らしい景色へと続く短い分かれ道がありますが、実は、この山々は、テハマ山という約50万年も前の巨大な火山の名残りです。公園の代表的な火山であるラッセンピークの山頂が最後に噴火したのは、1914年5月のこと。現在、その活動は落ち着いており、安全に散策や見晴らしを楽しみながら火山について学ぶことができます。公園の南の端では、アクセスが容易な2つの滝を見ることができます。高さ約15メートルのキングズクリークフォールズへ は、緑の草原を抜ける緩やかな下り坂からキングズクリークに沿った岩の階段を降りると到着します。ミルクリークフォールズでは、苔に覆われた崖を23メートルにわたり水が流れ落ちます。(ここへはサウスウエストキャンプ場から2.4キロメートルのハイキングコースを歩きます。)
計画のリソース
- ラッセン火山国立公園 – 宿泊施設 – https://www.nps.gov/lavo/planyourvisit/lodging.htm
- ラッセン火山国立公園でのハイキング – http://www.nps.gov/lavo/planyourvisit/hiking_lassen_park.htm
- ラッセン火山国立公園 – https://www.nps.gov/lavo/index.htm
立ち寄り先 9: マウント・シャスタ
晴天の日には、一年中冠雪した山の頂上の景色に圧倒されます。平坦な谷床から突き出た巨大な山の標高は4,322メートルに達します。だんだんと高くなっていく山もありますが、この山の周囲の平地からそそり立つ見事な円錐形の壮麗な姿は、現実離れしていると言えるでしょう。(著名な自然愛好家のジョン・ミューアは、この富士山を彷彿とさせる山頂を最初に見たときに、かの有名な「血がワインになったかのよう」という言葉を書き記しました。)頂上を目指しての登山にはクライマーでもかなり大変ですので、ザ・フィフス・シーズンで、ガイドサービスについて問い合わせてみましょう。マウント・ シャスタの西に位置する町にあります。
この高山のパラダイスを楽しむのに、重い荷物を背負って登山する必要はありません。野草の花が咲き乱れる草原を抜けて涼しい森へと続く、歩きやすい小道があります。緩やかな約3.2キロメートルの道を山の南側を流れるマクラウド川沿いに進むと、3つの美しい滝にたどり着きます。特にミドルフォールズが目を引きます。また、キャンプや洞窟探検、世界クラスのフライフィッシングも堪能できます。山の西側の斜面にある、地元の人だけが知るマウント・シャスタ ・スキー場では、ほぼ毎冬スキーを楽しむことができます。
計画のリソース
- Visit Mt. Shasta – http://visitmtshasta.com/
- カリフォルニア・ウェルカムセンター – シャスタ・カスケード – http://www.shastacascade.com/accountdetails.php?id=445&s=0&filter=&sort=&subcat=®ion=
- シャスタカスケード観光協会 – http://www.shastacascade.com
立ち寄り先 10: アベニュー・オブ・ザ・ジャイアンツ
約50キロメートルに及ぶ、圧巻のアベニュー・オブ・ジャイアンツをドライブしてみましょう。この細い道は、カリフォルニアで最も美しい緑地帯の一つで、樹齢2000年以上の木々を中心にした太古の森に沿って這う様に伸びています。私有のシュライン・ドライブスルー・ツリーをギリギリに通り抜けるのため、子供たちは大喜び。また、子供の足にぴったりの短いハイキングコースもたくさんあります。ハンボルトレッドウッド州立公園ビジターセンターに立ち寄って地図を手に入れましょう。レンジャーが、道すがら探索するのに適した木立をいくつか紹介してくれます。洪水や落雷で傷ついた「イモータルツリー(不死の木)」や、約100メートルの高さの巨木に腕を回してみることができるファウンダーズグローブ・ネイチャートレイルなどが人気です。
計画のリソース
- アベニュー・オブ・ザ・ジャイアンツ – http://www.aveofthegiants.com/