ゴーストタウン
放棄された集落、錆びついた線路や廃坑を探訪して、カリフォルニアの好景気と不景気の歴史を探りましょう。

旅行の旅程の概要
9 この路線で停車します
立ち寄り先 1
シャスタ州立歴史公園
立ち寄り先 2
マラコフ・ディギンズ州立歴史公園
立ち寄り先 3
エンパイアマイン州立歴史公園
スポットライト 立ち寄り先 4
バーガーバーン
立ち寄り先 5
ボディ州立歴史公園
立ち寄り先 6
バララット・ゴーストタウン
立ち寄り先 7
ランズバーグ
立ち寄り先 8
バーストウ
立ち寄り先 9
キャリコ・ゴーストタウン
レンタカー(普通車&RV)
信頼できるレンタカー&RVレンタル会社を利用すれば、ロードトリップがもっと簡単に
カリフォルニアのその他の情報
立ち寄り先 1: シャスタ州立歴史公園
1850年代には、オールド・シャスタは北カリフォルニアの鉱山地区を代表 する街でした。サンフランシスコの北で最も規模の大きい煉瓦造りの建物が並び、ホテルや、店、サルーンなどでにぎわっていました。しかし、州北のゴールドラッシュが輝きを失うと、鉄道はポバティー・フラッツ(現在のレディング)に区間変更され、オールド・シャスタの住人たちはもっと希望の持てる土地へと旅立ち、この街は歴史の本の一ページに記されるだけの存在となりました。レディングの西、ハイウエイ229号線に面したシャスタ州立歴史公園で、崩れかかった街の跡を歩き回ってみましょう。美しく修復された1861年の群庁舎と、その独房と絞首台は必見です。 建物は現在、大西部時代の銃のコレクションや、鉱山に関する記念品を展示する博物館になっており、この街の興味深い歴史を語ってくれます。
計画のリソース
- シャスタカスケード観光協会 – http://www.shastacascade.com
立ち寄り先 2: マラコフ・ディギンズ州立歴史公園
1870年代、水力採掘が金探しに革命をもたらしました。それまでの機械や手作業より一段と強力で速くなったのです。キャンバスのホースから放たれるものすごい水圧のジェットが、土の山に埋もれていた宝を洗い出します。ネバダシティの北東の村、ノース・ブルームフィールドは、世界で最も豊かな鉱山地区になると思われた土地に新しい水力採掘を提供するためにできた集落です。しかし1884年に水力採掘が違法とされ、鉱山が閉鎖されたため、全てが水の泡となってしまいました。マラコフ・ディギンズ州立歴史公園では、侵食された丘や掘り出された土が積まれた巨大な山、水力採鉱で掘られた深さ183メートルの谷が残されています。また、サルーンや床屋、雑貨店、鉄工所などの建物は修復されており、古いダンスホールは現在、公園・博物館となっています。
立ち寄り先 3: エンパイアマイン州立歴史公園
グラスバレーの際立ったエンパイアマイン州立歴史公園には、素晴らしい体験が待っています。まずは、ビジターセンターで、カリフォルニアの最古にして最大、最深にして最長の、さらに非常に豊かな金鉱について学びます。1世紀の間に、1億5900万グラム相当の金が採掘されました。 鉱山の大きさを実 感するには、網状に広がる13平方キロメートルの、鉱山道の縮尺モデルを見学しましょう。その後、屋外に出て実際のシャフト入口まで歩くと、591キロメートルにおよぶ膨大な地下迷路をのぞくことができます。
頭と体のギアを入れ替えて、ボーンコテージのツアーに参加しましょう。これは壮大な邸宅で、惜しみない資金を投入し、19世紀のイングランド貴族の邸宅を模して作られました。その2階建ての石造りの城は、セコイア木を使った内装と鉛入りガラスの窓で仕上げられています。
ガイド付きツアーは5月~9月まで提供されます。
計画のリソース
- Downtown Grass Valley – http://downtowngrassvalley.com/
- 鉱山ツアー - エンパイア・マイン – http://www.empiremine.org/tours
- エンパイアマイン州立歴史公園 – http://www.parks.ca.gov/?page_id=499
立ち寄り先 4: バーガーバーン
絵画のように美しいブリッジポートに立ち寄って、バーガーバーンで腹ごしらえをしましょう。
立ち寄り先 5: ボディ州立歴史公園
牛があちこちで放牧されているブリッジポートを過ぎて東に折れ、埃っぽい砂漠地帯の道を進むと、1800年代の終わりには金鉱の町として栄えたボディ州立歴史公園に到着します。人口は金の発掘量とともに減少し、やがて建物だけが残され、砂漠の乾いた風に吹かれるままになっています。ショップ、ホテル、簡素な家が並ぶ静まり返った道を歩いてみましょう。ボディの最後の住人がこの地を離れた当時の姿をとどめるために、すべてが注意深く保存されています。その場しのぎの断熱材として壁の中に押し込まれた新聞に載っている古めかしい写真を見てみましょう。カリフォルニアの高い標高に位置する砂漠の人里離れた一角では、古いトラックやガスポンプ、雨ざらしになった木造の教会とそのさみしい墓地などが、生と死の図を描きます。
くれぐれも食べ物を持って行くのをお忘れなく。園内には、売店がありません(飲用水はあります)。書店には、数多くの面白い情報が集められ、ガイドなしで行くウォーキングツアーが大変お勧めです。
計画のリソース
- ボディ州立歴史公園 – 一般情報 – http://www.parks.ca.gov/?page_id=509
立ち寄り先 6: バララット・ゴー ストタウン
バララット(トロナの北にあるパナミントバレー・ロードを降りたところ)の寂れた開拓地の朽ちたアドべレンガの廃墟や、風化した木造製の小屋が、デスバレーの鉱山業史を物語っています。1898年、パナミント山の金鉱ストライキが成功した後、街の人口はおよそ500人に増加しました。急成長した開拓地はすぐに、ホテル3軒、サルーン7店、郵便局、ウェルズファーゴ銀行支店を抱えるまでになりましたが、20年後には鉱夫たちの運が尽き、人々は街から去って行きました。今日、人よりも野生のロバを多く見ることができます。しかし、砂漠の光景は昔のまま変わっていません。残存しているいくつかの建物の背景には、非常に険しく急勾配のパナミント山脈が広がり、写真家や歴史愛好家たちを魅了しています。
立ち寄り先 7: ランズバーグ
まだ名残あるゴーストタウン、ランズバーグは、金、銀、そして、タングステンがハイデザートの山で発見された1890年代に全盛を迎えました。1899年にはこの街の人口は3,500人に達しましたが、今日では70人ほどに止まっています。リッジクレストの南に位置するこの小さな街は、モハべ砂漠のどこまでも続く、何もない土地の真ん中にしては活気的な立ち寄りポイントと言えます。ジェネラルストアの1904 ソーダファウンテンでルートビールを注文し、型押しが施されたブリキの天井を眺めましょう。ランド・デザート・ミュージアムに立ち寄ると、鉱山の機械に見入ってしまいます。いくつかあるアンティークショップは、営業しているかどうか定かではありませんが、ホワイトハウス・サルーンでは、正真正銘の大西部時代の雰囲気の中、冷えたビールを飲めることは間違いありません。
立ち寄り先 8: バーストウ
内陸深くの田舎に開けた砂漠の街バーストウは、かつて西を目指して押しかけた移民の足跡を色濃く残す場所です。さらに、アウトレットショッピングも楽しむことができます。この地域が誇る記念館、ルート66マザーロード博物館では、まず風変わりな保存収納箱が目を引きます。当時を物語る道路標識や写真をはじめ、20世紀中頃ならではのユニークな品々に、カリフォルニアドリームを求めた前世紀の開拓者たちの足跡を垣間見ることができます。バーストウから西にすぐの場所にはエルマー・ロングズ・ボトルツリーランチがあります。地元のアーティストの手によるこれらの美しい作品は、溶接した鉄の "木" に廃棄物のびんやヴィンテージのおもちゃなど、お払い箱になったアイテムを飾りつけたもの。それらが集積する光景は圧巻です。この地域の郷土芸術の伝統が、根強く残っていることをカラフルに表しています。
この地域でおすすめのアクティビティ情報は、カリフォルニア・ウェルカムセンターで得られます。お目当ての品やカルバン・クライン、スケッチャーズ、マイケル・コースなど、有名ブランドのアイテムをお手ごろな価格でゲットできるタンガー・アウトレットモールの中にあります。
計画のリソース
- バーストーエリア・チェンバー・オブ・コマース – http://www.barstowchamber.com/
立ち寄り先 9: キャリコ・ゴーストタウン
キャリコは、カリフォルニア最大の銀鉱ストライキが起きた場所で、500もの採鉱場がありましたが、現在はゴーストタウンのテーマパークになっています。キャリコ・オデッサ・レイルロードやキャリコ・ミステリー・シャックなどのアトラクションがあり、"驚くべき功績と混乱する光景" に満ちています。砂金採り、鉄道乗車、土産店巡り、リルズ・サルーン(木製スイングドアからのんびり入ってください)でのサルサパリラ(ルートビア)の一気飲みを体験するなど、丸1日楽しむことができます。土曜日の夜には、1880年代のマギー採鉱場の不気味な暗闇を通り抜けるツアーで、キャリコのゴーストに出会うことができるかもしれませんよ。
計画のリソース
- キャリコ・ゴーストタウン – http://cms.sbcounty.gov/parks/Parks/CalicoGhostTown.aspx