風変わりなミュージアム
ロサンゼルスから コーチェラバレーまでのドライブには、旧ソビエト時代のアートからクラシックなアメリカン・ホット・ロッドを称えるミュージアムまで、すべてが揃っています。

旅行の旅程の概要
7 この路線で停車します
立ち寄り先 1
カルバーシティ
立ち寄り先 2
ベルベッテリア
立ち寄り先 3
バニー博物館
立ち寄り先 4
ウォーリー・パークス・NHRAモータースポーツ・ミュージアム
立ち寄り先 5
レイモンド・M・アルフ古生物学博物館
立ち寄り先 6
ヒストリカル・グラス・ミュージアム
立ち寄り先 7
キャボット・プエブロ博物館
レンタカー(普通車&RV)
信頼できるレンタカー&RVレンタル会社を利用すれば、ロードトリップがもっと簡単に
カリフォルニアのその他の情報
立ち寄り先 1: カルバーシティ
映画スタジオで最もよく知られるカルバーシティには、南カリフォルニアで、とても変わった博物館が2つあります。1949年設立の改装された兵器庫にあるウェンデ冷戦歴史博物館は、創設者ジャスティニアン・ジャンポールによって回収された、東側諸国の遺物を保存しています。この中には、ベルリン市以外では最大サイズのベルリンの壁の一部が含まれています。ジュラシック・テクノロジー博物館は、一見、まったく関係のない展示物の集合体(崩れかけたサイコロ、ディズニー人形のミニチュアなど)のようですが、共通点が一つだけあります。それは、マッカーサー財団の「天才」助成金の受賞者であり、この博物館の創設者であるデヴィッド・ウィルソンの型破りな感性です。カルバーシティでの映画製作に関してなら、『オズの魔法使い』などのクラシック映画作品が撮影された旧MGMスタジオであるソニーピクチャーズ・スタジオのツアーに参加すれば、この歴史的な撮影所を見て回ることができます。オズと言えば、復元されたカルバーホテルは、映画製作中にマンチキンを演じた124人の俳優全員をはじめ、ほとんどの出演キャストが滞在したことで有名です。
立ち寄り先 2: ベルベッテリア
エルビス・プレスリーとブラックベルベットを愛する人なら、世界にたった一つのベルベットアート専門の美術館、ベルベッテリアに足を踏み入れた瞬間、自分は死んでグレースランドに来たのかと思わずにいられないでしょう。2013年にチャイナタウンにオープンしたこの美術館には、キング・オブ・ロックンロールや合衆国大統領やその他を讃えるジャンルのベルベットアートの傑作が所狭しと展示されています。ポーカーをしている犬の絵もあれば、UFOとビッグフットがコラボしている絵も。また泣くピエロを描いた作品群、ピンナップのコーナー、ロックスターを集めたロックの殿堂などもあります。ピカソの作品が観たいなら、ロサンゼルスカウンティ美術館へどうぞ。でも、ユニコーンに跨るエルビス、マリリン・モンローとジェームズ・ディーンが観たいなら、ベルベッテリアは絶対に外せない美術館です。
計画のリソース
- ロサンゼルス観光局 – http://jp.discoverlosangeles.com/
立ち寄り先 3: バニー博物館
アルタデナのバニー博物館まで(ウサギのように)飛び跳ねながら向かいましょう。ここは、正真正銘ウサギのルーブル美術館で、世界中から集めたウサギに関する収蔵品が35,000点以上あり、そのコレクションはまだ増え続けています。コレクションのうち、9つのウサギ人形はかつて、ローズ・パレードのフロート車に乗せられていました。ウサギに興味がなくても、"地球上で一番飛び跳ねている場所" と呼ばれるこの博物館を訪れたら、意外にも豊かで複雑なウサギの文化史をより深く理解できるでしょう。この博物館よりキュートな博物館がどこかにあれば、ぜひご一報ください。耳をピンと立ててお待ちしています。
立ち寄り先 4: ウォーリー・パークス・NHRAモータースポーツ・ミュージアム
南カリフォルニアがモータースポーツを愛していることは誰もが知っていますよね。そして、地域に根付いたレースの伝統は、ポモナズ・ウォーリー・パークス・NHRAモータースポーツ・ミュージアムで称えられています。街の路上で行われ ていた、アマチュア時代のドラッグレースを、主要なプロスポーツへと転換させたウォーリー・パークスの名前を冠するこの博物館は、年代を跨いだ速さと情熱の伝説が詰まっています。歴史に残るドラッグスターたちやホット・ロッド、そしてアメリカ人が運転する車としては初めて時速約640キロメートルの記録を破った、ミッキー・トンプソンのストリームライナー「チャレンジャーI」のようなビンテージの陸上スピードレーサーなどを見ることができます。
立ち寄り先 5: レイモンド・M・アルフ古生物学博物館
レイモンド・M・アルフ古生物学博物館は、大学町クレアモントの緑豊かな区域に位置し、恐竜の化石コレクションで有名なだけでなく、高校の敷地内にあるミュージアムのうち、国に正式認定されたものは全米でここだけしかありません。博物館の起源は、ザ・ウェッブ・スクールズの教師、レイモンド・M・アルフに由来します。学校内に保管されていた彼の化石コレクションの数が夥しく増加したため、学校が常設博物館を建設するに至りました。高くそびえるアロサウルスの骨格は特に印象的ですが、博物館のホール・オブ・フットプリントでは、生痕化石のコレクションが展示されており、生痕化石のコ レクションとしては全米で最大規模のひとつになっています。生痕化石は、足跡をはじめ、尾の引きずり跡など動物が地面に残した跡が化石化したものを指します。
立ち寄り先 6: ヒストリカル・グラス・ミュージアム
古典的な柑橘類の町レッドランズにあるヒストリカル・グラス・ミュージアムの繊細な宝物は、一見の価値ありです。1903年のビクトリア朝建築の建物内に置かれたコレクションは1830代までさかのぼり、1970年代にこの博物館が設立されるまでに衰退してしまった米国におけるガラス細工の素晴らしい伝統の進化をたどっています。この博物館は、優れたガラス工場やアーティストによる作品を入れ替えながら展示しており、この種類のコレクションとしては米国西部最大規模のひとつに数えられます。
立ち寄り先 7: キャボット・プエブロ博物館
1941年、 冒険家でアーティストのキャボット・ヨークサは、ホピ族からインスピレーションを得て、手作りのアドビレンガや砂漠にある天然の素材を使い、デザートホットスプリングスに35部屋の建物を作り始めました。キャボット・プエブロ博物館では、ガイドが館内を案内しながら、アラスカのクロンダイク金鉱からパリのアートサロンに至るまで、ヨークサの冒険と芸術のエピソードを語ります。トレーディングポストに立ち寄って、ホピ族のカチナ人形や微細にペイントが施されたオアハカの木彫り細工など、由緒ある民芸品を自分へのお土産に購入してみてはいかがでしょうか。