花崗岩の崖に流れ落ちる滝、トンネルビューでの日の出、グレーシャーポイントでの月の出など、ヨセミテでの休暇をご検討されていますか？2025年にヨセミテ国立公園とその周辺を訪れる際の、よくある質問にお答えします。
2025年にヨセミテを訪れるには予約が必要ですか？
訪問日によります。2025年5月24日～9月1日の間の特定の日に、車でヨセミテに入園、またはヨセミテを通過するには予約が必要です：
· 5月24日から5月26日（メモリアルデーの週末）： 土曜日から月曜日の午前6時から午後2時までの入園に予約が必要。
· 6月15日から8月15日：毎日午前6時から午後2時までの入園に予約が必要。
· 8月30日から9月1日（レイバーデーの週末）： 土曜日から月曜日までの午前6時から午後2時までの入園に予約が必要。
5月27日から6月14日、8月16日から8月29日を含む上記以外の日は予約不要。
ヨセミテ関係者によると、この予約システムにより、入園ゲートでの待ち時間が短縮され、混雑による問題が緩和されるため、来園者と公園職員にとって入園がよりスムーズになるとのことです。
予約の有無にかかわらず、ヨセミテに入園するには有効な入園パスが必要です。入園パスはヨセミテの5つの入園ゲートで購入できます。また、すでにアメリカ・ザ・ビューティフルまたはヨセミテの年間パスをお持ちの方は、入園の際に係員にご提示ください。
ヨセミテの予約方法は？
5月6日午前8時（PDT）より、2025年夏の予約がRecreation.govで開始されます。無料のRecreation.govアカウントを作成するか、既存のアカウントにログインし、ご希望の日程の空き状況を確認し、2ドルの予約料をお支払いの上、ご予約ください。
各予約は到着日を含む連続3日間有効で、3日連続で公園に出入りできます。車での入園は代表者１名の予約のみ必要で、同乗されている方は予約不要です。ご家族やグループで2台の車で旅行される場合、予約システムでは3日間の期間につき2つの予約が可能です（ただし、2台を超える予約はできません）。
予約はすぐに完売してしまうため、できるだけ早くご予約いただくことをお勧めします。ご希望の日程がすでに満席になっている場合でも、追加の予約チャンスがあります。追加枠は、各予約可能日の7日前に公開されます。例えば、6 月 15 日に予約をご希望の場合、6 月 8 日の午前 8 時に追加枠が公開されます。
予約ポリシーに例外はありますか？すでにホテルやキャンプ場を予約している場合、または自然保護地域への入域許可証を持っている場合はどうなりますか？
例外は、公園内の宿泊施設やキャンプ場の予約、ハーフドーム許可証、自然保護地域入域許可証をお持ちの方に適用されます。これらのいずれかをお持ちの方は、入園予約は必要ありません。
公園入口ステーションを通過する際に、宿泊／キャンプ予約、ハーフドーム許可証、または自然保護地域入域許可証を提示するだけです。(宿泊施設やキャンプ場は公園内であること、近隣のコミュニティではないことに注意)。
さらに、入園予約をしていない方は、YARTSバスまたは公認ガイドツアーで入園することもできます。
また、ヨセミテのヘッチ・ヘッチー地区を訪れるのに予約は必要ありません。ヘッチ・ヘッチー地区は、1本の出入り口道路によって国立公園の他の部分から隔離されています。ヘッチ・ヘッチー入口駅は毎日日の出から日没まで営業していますが、駐車台数に限りがあるため、混雑日には入場が遅れることがあります。
午前6時から午後2時までの予約が必要な時間外にヨセミテに入ることはできますか？
はい。午前6時前または午後2時以降にヨセミテ入口ゲートに到着した場合は、予約なしで車で入場できます。近隣の町から午後2時に最寄りのヨセミテ入口に到着する場合、国立公園局は以下のスケジュールをお勧めします。：
マリポサから（ハイウェイ140）： マリポサ（Hwy 140）発：午後1時15分（またはエルポータル午後1時55分）
オークハースト（Hwy 41）から： 午後1時30分発（またはフィッシュ・キャンプ午後1時55分発）
グローブランド（西から120号線）から： 午後1時25分発（またはバックメドウズ午後1時40分発）
リーバイニング（東から120号線）から： 午後1時40分発
ヨセミテの観光名所に立ち寄らず、ハイウェイ120で公園内をドライブするだけの場合はどうなりますか？
指定された日付の入園予約が必要です。または、午前6時から午後2時までの予約必要時間の前後に公園内をドライブすることもできます。
夏休みの計画は延期した方がよいですか、それとも今すぐ予約した方がよいですか？
待つ必要はありません。国立公園局によると、ヨセミテはアメリカで6番目に訪問者の多い国立公園で、2024年には410万人が訪れました。春と夏は公園が最も混雑する時期であり、公園内や公園近辺の宿泊施設はすぐに予約でいっぱいになります。
ヨセミテバレー以外に公園で見るべきものは？
ヨセミテバレーは長さ7マイル、幅1マイルで、ヨセミテ国立公園の面積1,169平方マイルのほんの一部です。しかし、訪問者の95パーセントはこの渓谷を越えることはないと推定されています。絶景ドライブを楽しみたい人も、目の保養になるピクニックスポットを見つけたい人も、人里離れた荒野を1日かけてトレッキングしたい人も、ヨセミテの他の景勝地を訪れない手はありません。
ヨセミテバレーの北にある緑豊かなトゥオルミメドウズは、シエラネバダ最大級の亜高山帯の牧草地で、トゥオルミ川によって二分された広大な緑の大地です。マーセドグローブやトゥオルミグローブなど、巨大なセコイアの木立を巡る簡単なハイキングから、高山湖や歴史的な採掘場、トゥオルミ川の轟音の滝を巡る難易度の高いハイキングまで、この道路から出発する数十のトレイルからお好きなものを選んでください。
公園の北西部には、ヨセミテバレーと「双子」とも言われる渓谷の深い青色の貯水池、ヘッチ・ヘッチーがあります。4月と5月にはワイルドフラワーが咲き乱れ、ヘッチ・ヘッチーの滝は巨大な崖の上に流れ落ちます。公園南部にはマリポサ・グローブ・オブ・ジャイアント・セコイア（Mariposa Grove of Giant Sequoias）というヨセミテ最大のセコイアの木立があり、500本の驚くほど巨大な古木があります。
近くにはグレーシャーポイントロード（Glacier Point Road）があり、多くのハイキングトレイルや、ハイシエラの峰々や断崖絶壁を一望できるグレーシャーポイント（Glacier Point）の絶景を楽しむことができます。冬の間は、バッジャーパスでスキーやスノーボードを楽しめます。
ヨセミテの外や近くの町では何ができますか？
ヨセミテには知られざる秘密があります。素晴らしい景色は公園の境界線にとどまりません。ヨセミテの5つの入園ゲートから入園しなくても、川や小川でフライフィッシングをしたり、ワイルドフラワーを鑑賞したり、高山湖までハイキングをしたり、輝く滝のそばでセルフィーを撮ったりすることができます。
これらのプランを旅程に組み込んでみましょう： 美しいサウスフォーク・トゥオルミ川に沿って、グローブランドの町とバックメドウズの東にあるカールトン・フォルズまでハイキング。マリポサの町の東にあるハイトコーブトレイルで春のワイルドフラワーを鑑賞しましょう。オークハースト（Oakhurst）近くのルイス・クリーク・ナショナル・レクリエーション・トレイル（Lewis Creek National Recreation Trail）では、光り輝く滝のそばで記念写真を撮りましょう。マリポサ近くの荒々しく風光明媚なマーセド川（Merced River）やグローブランド近くのトゥオルミ川（Tuolumne River）でラフティングを楽しみましょう。リー・バイニング近くのモノレイクの素晴らしい凝灰岩の尖塔と広大な水を見たり、U.S.395を南下してジューンレイクやマンモスレイクの高山地帯をハイキングするのもお勧めです。
ヨセミテのゲートウェイタウンでは、シエラネバダの豊かな文化と自然の歴史を垣間見ることができます。マリポサのヨセミテ・クライミング・アソシエーション・ミュージアム＆ギャラリーでは、ヨセミテのロッククライミング・パイオニアが残した1万点以上の工芸品を見学できます。グローブランドのアイアン・ドア・サルーン（Iron Door Saloon）では、ドル紙幣が並ぶ天井に驚嘆しましょう。オークハーストのフレズノ・フラッツ・ヒストリック・ヴィレッジ＆パークで1860年代の田舎暮らしについて学んだり、フィッシュキャンプの歴史的なヨセミテ・マウンテン・シュガーパイン鉄道に乗ってみましょう。リー・ヴァイニングにあるモノレイクの素晴らしい地質と鳥類について学び、風変わりなアップサイドダウンの家に驚嘆しましょう。
公園内や公園周辺の宿泊施設の予約方法を教えてください。
公園内の宿泊施設は、カリービレッジの簡素なテントキャビンから歴史あるアーワーニーホテルのエレガントな部屋まで、ヨセミテホスピタリティのウェブサイトで空室状況をご確認ください。公園から車ですぐのマリポサ、グローブランド、リーバイニング、オークハーストのゲートウェイ・コミュニティには、多くの宿泊オプションがあります。マリポサのワイルドヘブンのサファリスタイルのテントでグランピング。ミッドパインズ（Midpines）のオートキャンプ（AutoCamp）では、レトロなスタイルのエアストリームを体験。オークハーストのシャトー・デュ・スロー（Château du Sureau）で贅沢な1泊を計画したり、リー・バイニングのエル・モノ・モーテル（El Mono Motel）のハチドリが飛び交う庭園でくつろいだり、グローブランド・ホテル（Groveland Hotel）でゴールドラッシュの豪華さをモダンにアレンジしたホテルに泊まったり。オプションは多彩です。
これらの町からヨセミテまでの所要時間が気になる方は、いつでも車を捨てて快適なYARTSバスに乗ることができることを覚えておいてください。しかし、車での移動をお望みなら、以下の概要をご覧ください： ヨセミテの南側では、フィッシュキャンプは公園の南入口からわずか10分、オークハーストは30分です。
ヨセミテの西側では、マリポサとミッドパインズがヨセミテのアーチロック入口から一番近く、車で約45分、グローブランドはビッグオークフラット入口から45分です。公園の東側では、リー・バイニングがタイオガ・パス入口から15分です。
ヨセミテ国立公園は今、フルオープンしていますか？
ヨセミテの道路のうち、通年オープンしているのは一部だけです。春のヨセミテ渓谷へは、マリポサからハイウェイ140、オークハーストからハイウェイ41、グローブランドからハイウェイ120ウェストを通って行くことができます。タイオガ・パスロードとしても知られるハイウェイ120イーストは、雪のため通常6月中旬まで閉鎖されています。グレーシャー・ポイント・ロードは通常、雪のため5月中旬まで閉鎖されています。ヘッチ・ヘッチー・ロードは通年開通していますが、冬と春は雪のため断続的に閉鎖されることがあります。グレイシャーポイント、トゥオルミメドウズ、またはジャイアントセコイアのマリポサグローブを訪れる場合は、ヨセミテの道路状況のページで11月～6月の道路閉鎖の最新情報をご確認ください。
公園への影響を最小限に抑えながら、素晴らしいヨセミテ旅行を楽しむにはどうしたらよいでしょうか？
いくつかの簡単な選択で、ヨセミテの自然を守る大切な存在になれます。
週末や休日ではなく、平日のオフピークに訪れる。
公園に入るにはYARTSバスシステムを利用し、その後無料シャトルバスを利用するかヨセミテバレー周辺を自転車で走りましょう。車なしでもどれだけ多くのものを見たり体験したりできるかに驚くでしょう。
午前10時から午後2時までのピーク時に公園入口や人気スポットに到着するのは避けましょう。早朝の静かな時間帯、午後の遅い時間帯、夕方の早い時間帯なら、ヨセミテをより楽しむことができます。
ネイチャー・ルールとレスポンシブル・トラベル・コードの原則を読み、学び、心に留めてヨセミテを満喫しましょう。
政府の人員削減はヨセミテ旅行に影響しますか？
公園のピークシーズンのスタッフのうち、解雇の影響を受けたのは2%未満です。
ヨセミテの宿泊施設、レストラン、売店、シャトルバス、トラムツアー、自転車レンタルなど、ほとんどのゲストサービスは、アラマーク社の一部門である民間企業「ヨセミテ・ホスピタリティ」によって運営されており、政府の人員削減の影響は受けていません。