このリラックスした都市は、カリフォルニアでも良さが過小評価されている街とされていますが、美しい緑や美術館や博物館も多く、グルメ好きも満足する、上品にも、気楽にも楽しめる場所です。 現地の人や、何度もここを訪れる人ならサクラメントを楽しむ方法をとてもよく知っていることでしょう。アメリカンリバーをゴムボートで川下りしたり、クロッカー美術館を探索したりと、まだまだ発見されていない宝石のような魅力がたくさんあります。
地元の人がこの街で休暇を過ごしたいときや、観光で新しいものを探しているのであれば、下で紹介するものが、この街の魅力をより深く理解するのに役立つでしょう。
スピナーズ
最高のシナモンパンが、思いがけないところから生まれました。サターヴィル・ロードの76ガソリンスタンドの横に建てられた小さな別館です。 この30年間家族経営されているお店に行って、カロリーを蓄えてから、ウィリアムランド・パークで一日中遊びましょう。 サクラメント動物園、フェアリーテイル・タウン（風変わりな物語のような遊園地）と、ファンダーランド（乗り物天国）は、家族で遊べる場所です。でも静かなWPAロックガーデンは、あらゆる世代の人が散歩して楽しめる場所です。在来種の植物や花が生い茂る、曲がりくねった道を歩くことを考えてください。（湖の向こう側からは、スイレンの花が美しく咲いているのが見えます。）
ワイド・オープン・ウォールズ
全国最大の壁画フェスティバルがあったことが、サクラメントのワイド・オープン・ウォールズの入口からわかります。 これら100点の壁画の中には、サクラメント州立大学のジリアン・エヴェリンの壁画や、シェパード・フェアリーの力強いジョニー・キャッシュの肖像画もあります。 インタラクティブの地図をクリックして、地区や、アーティストや、年などを入れると、カスタムで自分のツアーのコースを決めることができます。 アーティストとその作品の詳細についても見ることができます。
フック&ラダー・マニュファクチャリング・カンパニー
サクラメントは、優れた地元の食材と、才能ある地元のシェフたちという、2つの要素のおかげで、農地から食卓まで（地元の食材利用）運動の首都として評価されています。 ザ・キッチン、ロカリス、ベーコン&バターなど、この街にはミシュランの星を獲得したレストランがたくさんありますが、フック&ラダーであなたの食の探検を始めてみましょう。 素晴らしい食べ物番組に加えて、ここでは、産地直送の材料をつかった美味しいカクテルも出しています。桃を使ったライウィスキーと、地元の桃からできた桃のビターが入ったレイジー・サマーなどがその例です。 2時間のカクテル講座を受けて，ミクソロジストとしての腕を上げましょう。
コーティ・ブラザーズ・グローサリー
ただの食料品店ではなく、コーティ・ブラザーズは料理の学校でもあります。 オーナーのダリル・コーティは、1970年代、バルサミコ酢、エクストラバージンのオリーブオイル、職人によるパンなどが、アメリカのキッチンではまだ当たり前ではなかった時代に、カリフォルニアにおける食の改革に火をつけたことで知られています。 コーティがヨーロッパやアジアに旅行したときに仕入れた高級食品について、50数年前の新聞に書かれた記事を読むだけで、よだれが出てきそうになります。 伝説的なラビオリを注文してから、国際的な美味しい食べ物とワインがあるセクションで食品を買って帰りましょう。
フォルサムシティ動物園サンクチュアリ
サクラメント動物園が素晴らしいことを誰もが知っています。 でも、サクラメントの街のすぐ外にある、小さなフォルサムシティ動物園サンクチュアリも素晴らしい場所です。怪我したり、救助されたり、虐待された霊長類、鳥、家畜、その他の動物たちの保護区となっています。 世界でも評価の高い団体が、動物をきちんと世話しており、その中にはクーガーや、虎、ボブキャットも含まれています。 静かな場所なので、動物をじっくり観察することができます。また、子どもたちが喜ぶような小型の蒸気機関車が、ライオンパークの周囲を回っています。
カテドラル・オブ・ザ・ブレスト・サクラメント（聖体の秘跡の大聖堂）
市民に親しまれ、宗教的な建造物のランドマークでもあるこの大聖堂は、州会議事堂から数歩離れたところにあります。それ自体が芸術作品として美しく、中からも外からもツアーで見る価値があります。 美しく装飾されたステンドグラス、大理石の像、イタリアのルネッサンス建築を見ると、信仰が生まれるかもしれません。
アーバン・ルーツ・ブルワリー・アンド・スモークハウス
サクラメントには地ビールの醸造所がたくさんあり、アーバン・ルーツでは、街で最高のバーベキューも味わうこともできます。 悪い組み合わせではないですよね？ スペアリブを一口サイズにカットしたものからポークリブまであり、ホワイトチェダーとコショウがきいたグリッツ、カラードグリーンとハム、ホイップされたスイートポテトなど、うれしい小料理もあります。 子どもも大人と一緒に楽しめるよう、アーバン・ルーツには子どものためのエンターテインメントがあります。頼むと、外にある巨大な壁画の各所が塗り絵になったものを持ってきてくれます。
リトルサイゴン
ストックトン・ブルバードを行き来して、古風な味と新しいスタイルのベトナム料理を発見しましょう。 フォ・ボルサは、リトルサイゴンに昔からある場所です。チャ・カ・ラ・ヴォング（ウコンで味付けされたなまず）とトマトベースの麺とカニ入りスープのバンリウなどを出しています。 最近登場したフォ1920では、ブリスケットが入った麺入りスープに自家製のチリソースを出しています。店を出るときに、チリソースをスパイシーなお土産として買って行きましょう。
デルタキング・ホテル
この修復された1927年製の外車汽船とオールドサクラメントの川岸周辺は有名なランドマークなので見逃すことはできませんが、汽船の中に入ったことはありますか？ 街の景色が見える豪華な個室や、2階建てで専用ベランダが付いたスイートルームで豪華な夜を過ごして、忘れられないような体験をしましょう。 宿泊しなくても、デルタバー&グリルでカクテルを飲むことができます。
サターズフォート州立歴史公園
スイス移民のジョン・サターか造った、この150年前の建造物を訪れ、過去に戻ってみましょう。 案内のボランティアたちは歴史的な衣装に身を包み（完全にその人物になりきっています）、1840年代の暮らしについて色々な質問に答えてくれます。あるいは、自分たちだけで回ることもできます。 2階建ての小屋には、開拓時代の暮らしの遺物が展示してあり、それには大陸横断の旅で、悲劇の運命を辿ったドナー隊の幼いパティ・リードの人形もあります。（注：この歴史的な人形は、企画展のときだけ展示されます。） バター作りや、大砲を打つ方法（天候による）、織物、縄づくりなどのデモンストレーションもあります。 子どものための宿泊キャンプもあり、衣装を着て役を演じることもできます。
クイーン・シバ
ランドパークにあるこのエチオピアレストランでは、究極の料理を素手で食べます。 伝統的なインジェラと呼ばれるパンで、作り立ての季節の料理をすくって食べます。（お勧めは、チキンをスパイスが効いたバターとハーブで煮たドロウォット、ベジタリアンコンボの、スパイシーなレンズ豆、割ったさやえんどうとほうれん草なども好評です。） エチオピアのはちみつワインであるテジを注文すると本場の味がします。あるいは日曜日に立ち寄ると、昔からのコーヒーの入れ方を見ることができます。豆を炒って、挽いて、伝統的な器でコーヒーをいれて注ぐという2時間かかる工程です。
ソイル・ボーン・ファームズ
この22ヘクタールの街中の農園は、都会の人々をそのルーツにつなげ、裏庭で家庭菜園をつくることを助けるためにつくられたものです。 この非営利団体は、子どもと大人に、実習とオンラインでクラスを教えており、収穫は街中にあるフードバンクに寄付されます。 土曜日には、ドライブスルーの売店から、家庭菜園を始めるキットと、季節の果物や野菜、新鮮な卵などを買うことができます。
カメリア・コーヒー・ロースターズ
サクラメントでは、コーヒーは真面目なビジネスです。地元のお気に入りであるテンプルや、オールド・ソウルには常連がいつも集まります。 新しい店もたくさん登場しており、カメリア・コーヒー・ロースターズもその一つで、RストリートコリダーのWALパブリック・マーケットの中にあります。 持ち帰りができる2リットル入りで、オルチャタの低温抽出を注文してみましょう。 お腹がすいたら？ ブリオッシュのサンドイッチで、美味しい朝食を食べて活力をつけましょう。あるいは、手作りの甘いチェリーパイはいかがですか。 アート、ショッピング、そしてサクラメントの歴史を学ぶために、昔の鉄道地区を探索しましょう。
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