砂漠地帯と沿岸地域の間に位置する、サンディエゴから東に車で1時間ほどのこの山あいの街は、日帰り旅行に最適です。クヤマカ山の山あい、標高1,228メートルにあるジュリアンは金鉱業に根ざした街。イーグル・マイニングのツアーでは 地下トンネルへ入ることができ、また驚くほど繊細で難しい技術が要る砂金探しも体験できます。
イースト・カウンティと呼ばれるこの地域はまた、長い間アーティストを引き寄せてきました。メインストリートでは、地元の画家や工芸作家の作品を見ることができます。ギャラリー巡りでお腹が空いたらこの街の名物、アップルパイを試しましょう。金鉱が枯渇した後の収入源として植えられたリンゴの木が周辺地域の果樹園で生き生きと茂り、今ではこの街はアップルパイ好きの人々を磁石のように吸い寄せています(アップルパイを嫌いな人などいないでしょうが…)。まずはジュリアン・パイカンパニーで、美味しいクラムをトッピングしたダッチアップルパイやその他のスイーツをお試しください。
街の郊外では、リンゴ狩りができる果樹園や、シャキシャキのリンゴとリンゴ製品を売るフルーツスタンドを訪れましょう。特に9月から10月中旬のジュリアン・アップル・ハーベスト期間中がおすすめです。もう1つの地元産の製品にはワインがあります。9月上旬に行われるジュリアン・グレープストンプ・フェスタでは、メンギーニ・ワイナリーでブドウ踏みに参加できます。
軽い運動をするには、ボルカン山保護区へ。自然のままの草原とオークの森を抜けて進むトレイルがあります。激しい運動をするなら、クヤマカ・ランチョ州立公園の標高1,989メートルのクヤマカピークの頂上まで、ハードなハイキングはいかがですか。または、ウィリアム・ハイス郡立公園のデザートビュー・トレイルからパノラマの景色を満喫しましょう。