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ドライブで巡るカリフォルニア

ドライブで巡るカリフォルニア

役立つアドバイスと安全情報を持って、ドライブに出かけよう

カリフォルニアは、ロードトリップに最適です。 州の隅々まで張り巡らされた 80,000キロメートル以上もの高規格なハイウェイや高速道路のネットワークは、簡単に移動できる重要な交通手段。さらにきめ細かな地方の道路網を駆使すれば、さまざまなスポットを訪ねることができます。 また中には、広く名を知られた路線もあります。太平洋岸に沿って走るハイウェイ1号線や伝説のルート66、そしてアベニュー・オブ・ザ・ジャイアンツ(空にそびえるレッドウッドの森を縫うハイウェイ101号線)は、ぜひとも体験したい感動のドライブコースです。 また、カリフォルニアの大動脈を担うルートも多く、その代表格は州間高速道路5号線と80号線。州の南北を高速で横切る自動車やトラックの行列が絶えることはありません。 しかし、このような幹線沿いにも驚くべき観光スポットが数多くあります。

どこへ出かけるにも、車を運転する際の基本的な交通ルールを覚えておいてください。 以下はカリフォルニア州で運転をするすべての人が知っておくべき法律の概要です。また、必要な道路情報に関するリンクもいくつか挙げました。

個人の必須安全対策

カリフォルニアの法律は、自動車内のすべての人がシートベルトを締め、オートバイを運転する人はヘルメットを着用することを義務付けています。

制限速度

自動車の最高制限速度は、時速マイル(mph)で表示されています。 通常、複数車線のフリーウェイの制限速度は時速65マイル(104キロメートル)ですが、時速70マイル(112キロメートル)のエリアもあります。 対面通行のハイウェイでは一般的に時速55マイル(88キロメートル)です。 市街地の道路の最高時速は通常時速35マイル(56キロメートル)ですが、住宅街や学校の周辺では通常、時速25マイル(40キロメートル)に制限されています。

制限速度の取り締まり

州内の多くの場所で、スピードの取り締まりは飛行機によって行われることがあります。制限速度を超えたスピードで走る車は、運転者からは見えない飛行機によって検知され、そこからパトカーに無線で連絡し、パトカーが違反者を捕まえます。 また、道路沿いにはスピード感知カメラが設置されています。 制限速度を守った安全運転がいちばんです。

運転中の携帯電話使用を禁止する法律

カリフォルニアでは、運転中にテキストメッセージの作成や送信、閲覧をすることは禁止されています。また、運転者が携帯電話で通話を行うには、ハンズフリー機器を使用しなければなりません。

カープールレーン

交通量の多い高速道路には、カープールレーン(路面に菱形のマークが塗装されているため「ダイヤモンドレーン」とも呼ばれます)という車線が設けられており、白黒の標識に、有効となる時間と曜日が表示されています(通常は、平日のラッシュがピークを迎える時間帯です)。 カープールレーンを走行するには、たいていの場合、運転者を含めて2人以上が乗っていなければなりません(サンフランシスコ・ベイエリアでは3人以上のところもあります)。 乗車人員を満たしていないときは、カープールレーンを走ってみたいなどとは決して思わないでください。 びっくりするほど高い罰金が待っています。場所によっては、罰金が400ドルに近いことも珍しくありません。 ロサンゼルスエリアでは、カープールレーンへの車線変更の入口と出口のゾーンが定められている場合があります。レーンへの出入りは決められた場所から行わないと、高額な罰金が課されることになります。

積雪時の運転

降雪時には、自動車とトラックはチェーンおよび/またはスノータイヤの装着が求められることがあります。 時に、山岳地帯のルートは閉鎖されることもあります。 出発前に交通規制道路閉鎖に関する情報を確認してください。

運転者用ハンドブック

カリフォルニア州自動車両部(DMV)は、運転者用ハンドブックのオンライン版を発行しており、その中でカリフォルニア州の道路交通規則について詳しく説明しています。

緊急時の援助

事故、犯罪、危険な運転などを見かけたら、911番に電話してください。どの電話からでもかけられます。

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