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真っすぐに落ちる滝や、高地の湖、花崗岩の岩山、そして緑豊かな草原など、ヨセミテ国立公園では、広大なシエラネバダの自然の傑作を見ることができます。 直ぐにも目的地に行きたいと思うかもしれませんが、公園の玄関口の周囲の町々にも、驚くような、あまり知られていない魅力があります。 次回ヨセミテに行くときには、フィッシュ・キャンプ、マリポサ、オークハースト、或いはグローブランドに少し長居して、これらの町にある、隠された宝石のような魅力を発見しましょう。
ヨセミテへの観光客は、たいてい車か徒歩で訪れますが、レール幅が狭い、昔ながらの蒸気機関車に乗るもの意気な楽しみ方です。 ヨセミテ・マウンテン・シュガーパイン鉄道は、フィッシュ・キャンプにある、公園の南口から約5キロほど走っており、狭軌の蒸気機関車「ザ・ロガー」に乗ると、伐採する木こりたちの宿泊所などがあった昔の時代の懐かしさが感じられます。この復元された1913年製と1928年製の二台の蒸気機関車は、木製の座席がついた列車を牽引して、シエラ国立森林公園の美しい森の中を約6.5キロ走ります。 ガイド付きの乗車時間は約1時間で、乗客が下車して森を歩いて写真を撮るために、途中で停車するときもあります。 でも気を付けてください。 暑い夏の夕暮れには、「覆面をした山賊たち」が馬に乗って現れ、拳銃を鳴らして機関車を止めるかもしれません。
エルナズ・エルダーベリー・ハウス
上品な家具や昔のヨーロッパ風の絵には気を取られないようにして、エルナズ・エルダーベリー・ハウスの725種類あるワインリストに目を通しましょう。このレストランは、オークハーストにある素晴らしい5つ星のホテル、シャトー・ドゥ・シュローに併設されています。 豪華なダイニングエリアが3つあり、そこでは複数コースのプリフィックスのディナーや日曜のブランチが楽しめます。食材にもこだわり、近くのセントラルバレーの農家から仕入れた、地元でとれたてのオーガニックの季節のものが使われています。 ここで一度食べると、シェフが教える、半日か3日間のクッキングクラスに参加したくなるでしょう。 敷地内にエルダーベリーが生えていることからこの名がつけられた高級レストランと併設するホテルは、オーストリア出身のシェフと、インテリアデザイナーのエルナ・クービン・クラニンのビジョンから生まれました。 2017年以来、ホテル業者のバーナード・ローゼンソンが両施設を所有しています。
ヨセミテのジップラインとアドベンチャー・ランチ
ヨセミテのアーチ型の岩や、高速140号線の入口から約64キロ行くと、マリポサの草原とブナの木に覆われた丘がある、ヨセミテ・ジップラインとアドベンチャー・ランチがあります。時速48キロにもなるジップラインはスリル満点です。 2時間ツアーを予約すると、頑強のポラリスのオフロード車でジップラインのスタート地点に連れていってくれるので、6本の別々のラインから飛ぶように降下することができます。 初心者でも怖がることはありません。安全装置がある上、経験を積んだガイドがジップラインの楽しみ方を教えてくれます。 体重が60~250ポンド(27~113kg)なら、誰でもジップラインを楽しむことができます。 腕の三頭筋を鍛えたいなら、ロープコースで、ロープに掴まりながら1時間ほど歩いてみましょう。
ラッシュ・クリーク・ロッジ
高速120号にあるヨセミテのビッグ・オーク・フラットの入口から0.8キロほど離れた所に、ラッシュ・クリーク・ロッジがあります。公園で一日中冒険をした後は、143室ある森のような上品なロッジで、ゆっくりと休むことができます。 ロッジのレストランとタヴェルナでは、山の人気料理でもあるハンバーガー、ステーキ、シーフードや、豊富なベジタリアンのオプションも揃えています。 夏の間は、ロッジの大型海水プールの横でお食事をすることもできます。 8ヘクタールの広さの敷地内では、色々なことができます。卓球、シャッフルボード、ボードゲームがあり、家族で映画鑑賞したり、暖炉でマシュマロを焼くこともできますが、ロッジの一番の売りは、その立地条件にあります。公園に入らずして、ここまでビッグ・オーク・フラット入口に近い場所はありません。 景色を楽しみながらドライブすると、すぐにヨセミテ・バレーか、トゥオルム・メドウに着きます。 あなたの滞在期間中にラッシュ・クリークの予約がとれなかったら、そこから北に15分ほど行くと、同系列のエバグリーン・ロッジがあります。
レインボープール
子どもたちが泳げる、クリスタルのように澄んだせせらぎをお探しですか? トゥオルム・リバーのサウス・フォークに、6メートルの滝と泳げるスポットがあるレインボープールがあります。高速120号を降りると、グローブランドとヨセミテのビッグ・オーク・フラット入口の中間にあります。 乗合馬車で旅をしていた時代、レインボープールには、サウス・フォーク川を渡る有料橋がありました。 通行料を徴収する係員の小屋が、滝の上の岩が突き出ているところに立っています。 今日では、数十メートルほど降りる道ができており、レインボープールのほとりまで歩いて行けます。 毎年夏には、怖いもの知らずのティーンたちが滝に飛び込んだり、滝すべりをしたり、その周りを歩いたりしていますが、もっと慎重な若者たちは、大きなプールに行きます。