渡航に関する最新情報:カリフォルニアにおける新型コロナウイルスの状況
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カリフォルニアには、お腹を空かせて訪れましょう。カリフォルニア州は、本物の料理を体験できる場所。ミシュランの星に輝く優秀で革新的なシェフたちが、地元の農場やこだわりの食品を提供する業者たちと提携し、地元産の超新鮮な最高の食材を入手して魅力的な料理を創作します。さらに、屋上のレストランからウォーターフロントや隠れ家的レストランまで、レストランのチョイスも豊富で、どこでも極上の料理が楽しめます。
ノースコーストは、理想的な食事場所かもしれません。シェフ、農業者、漁業者、狩猟採集者がワインメーカーやビール醸造者と一体になって力を合わせ、見事な食を生み出しているのは、世界中でもここぐらいでしょう。西には海の幸、それ以外の場所には持続可能な農場やブドウ畑、こだわりの食品メーカーが点在するノースコーストに、旬の食材でとびきり新鮮な料理を作ることを目指す素晴らしいシェフが引きつけられるのも当然です。華やかな高級レストランから、桟橋近くの掘っ建て小屋のようなチャウダー店まで、形態はさまざまです。ノースコーストのファーマーズマーケットは和やかな雰囲気で、地元の人たちと交流したり、土地の恵みを味見したりするのに最適です。周辺の丘陵地帯で、羊、ヤギ、牛が甘い草をたっぷり食べているエリアは、チーズメーカー達の天国です。
ノースコーストのファーマーズマーケットは和やかな雰囲気で、地元の人たちと交流したり、土地の恵みを味見したりするのに最適です。
もちろんシーフードもはずせません。地元で獲れた天然ものの魚や、旬のカニ、そして世界で最も珍重される食材の一つであるアワビは、どこのメニューでもほぼ定番となっています。
北カリフォルニアはクラフトビールブームの源。その流れはサンフランシスコのアンカー・ブルーイングから、若々しい大学街チコの シエラネバダ・ブルーイング・カンパニーへ渡り、そこから世界的なブームとなりました。 実際、カリフォルニアの地ビール醸造所はビールの飲まれ方を変え、ビールを単にスポーツファンが飲むものではなく、通も楽しめるものへと進化させました。
「実際、カリフォルニアの地ビール醸造所はビールの飲み方を変え、ビールを単にスポーツファンが飲むものではなく、通も楽しめるものへと進化させました。」
テイスティングルーム/レストラン/醸造所が一体となったシエラネバダブリューイングの広い施設を訪れて、ブーム発祥の地で試飲を楽しみましょう。ガイドなしで歩いても充分楽しめますが、カリフォルニア最大の民間所有の太陽光設備を紹介する持続可能性ツアーや、醸造所の内部構造を詳しく見て回れるツアー(最大5人まで)など、ガイド付きツアーに参加するのもおすすめです。タップルーム&レストランの木陰のパティオで、冷たいビールを楽しむのはいかがですか。
シエラネバダブリューイング社 は、この地域に少量生産の醸造所がオープンするきっかけとなり、また学生街という環境がこの流れを後押ししました。ダンスミュア・ブルワリー・ワークスでは、グッドボーイポーターを背の高いパイントグラスで味わい、ウィードのマウントシャスタ・ブルーイング・カンパニーでは、ウィードゴールデンエールやマウンテンハイIPAをお楽しみください。ラッセン・エール・ワークスは、1862年に造られた大西部時代のランドマーク、スーザンビルのパイオニアサルーンの中にあります。ここではトンプソンピーク・ピルスナーやアルマノア・アンバー、また季節限定ビールなど8種類のビールが造られています。のんびりした雰囲気で犬連れもOKのザ・ブルーイングレイアーの屋外スペースでは、コーンホールやスラックラインが楽しめ、またステージではコンサートも頻繁に開かれます。
「カリフォルニア料理」のパイオニアとして有名なシェ・パニース。「地産地消」をコンセプトに、アリス・ウォータースが1971年バークレーにオープン、地元の旬な食材を使った料理はまたたく間に評判となり話題のレストランに。今ではレストランのメニューを開くと「旬」や「オーガニック」などの言葉をよく目にしますが、地元の農場で採れた新鮮な食材で料理を提供したのは、このバークレーの有名店が最初です。他にも、バークレーのギャザーとマリン郡のファームショップ(ラークスパー)。ソノマ郡では、ゼズ(セバストポル)、ファームハウス・イン&レストラン(フォレストビル)、テラピン・クリーク(ボデガ・ベイ)がおすすめのレストランです。また、イーストベイのオークランドには革新的なシェフが集まり、コミやヘブンなどのレストランが人気を博しています。
グルメの街サンフランシスコでは、アトリエ・クレンやズニ・カフェなど、ミシュランの星を獲得したレストランが点在しており、極上の逸品を味わえます。ミッション地区のバレンシア・ストリートは、おしゃれなお店が多いことで有名。シックなバーやレストランが建ち並び、世界各国の料理を楽しむことができます。バイ・ライト、ミッチェルズやクリームのアイスクリームも絶品です。リトルイタリーやジャクソンスクエア付近にも、ビックスやミシュランの星を獲得したクィンスなどの名店があります。
美味しいワインの産地として知られるナパバレーには、素晴らしいレストランも揃っています。ヤントビルにあるトーマス・ケラーのミシュラン3つ星レストラン、フレンチ・ランドリーは予約を取るのが難しいことで知られています。ランチタイム又は同じくケラーがプロデュースするビストロのブションの方が予約を取りやすいでしょう。もしくは、同じくヤントビルにあるケラーの別店、心安らぐ家庭的な料理が自慢のアド・ホックはいかがですか? セントヘレナでは、3つ星レストランのザ・レストラン・アット・メドウッドがおすすめ。ワインカントリーの美しい景観に包まれて見事な料理を堪能することができます。また、プレスは地元の農場産の肉を使用したバラエティ豊かな料理が人気です。
最新のグルメに加えて、サンフランシスコには昔から愛され続けている味もあります。固めに焼いたブーダンのサワードウ・ブレッド(1849年にこの地で誕生)、マティーニ(1850年にデビュー)、アイリッシュコーヒー(現在も営業中のブエナ・ビスタ・カフェで1952年に完成)、そして溶かしバターにつけて食べる蒸しダンジネスクラブなど時代を超えて愛されています。
美味しい食べ物が集まる素敵なサンタバーバラ・パブリックマーケット。地元の農場と手作りの食材を重視して持続可能な方法で作られたさまざまな手作り食品が試食できます。カウンターカルチャーで世界のチーズを探したら、甘いもので締めくくりを。エンジョイ・カップケーキでは、オラレベリーとレモンのムースフィリング入りバニラケーキなどのミニカップケーキが楽しめます。
ダウンタウン中心部のアルマ・デル・プエブロ多用途開発事業の一環であるこのマーケットの建物は、LEED認証を受けており、料理教室やワイン生産者主催夕食会が開催される調理設備もあります。クレイジーグッドブレッドの焼きたて田舎風パン、エンプティーボウル・ヌードルバーの手作りの餃子などタイや台湾に触発された料理、サンタモニカシーフードの水揚げされたばかりの魚もおすすめです。
太平洋とサンディエゴ湾に面したサンディエゴのウォーターフロントは、素晴らしいレストランが集まっていることで知られています。沿岸エリアを訪れて、海の街ならではの地元の味覚を味わってみましょう。
まずは南にある静かなコロナド島からご案内しましょう。1887年にチャートハウスとして建てられた由緒ある旧ホテル・デル・コロナド・ボートハウスの中にはブルーウォーター・グリルが店を構えていて、インスタ映えするリラックスしたレストランになっています。
気軽にランチを食べられる場所として、ウォーターフロントにあるサンディエゴ・ピア・カフェがお薦めで、ボリュームのあるチョッピ―ノや揚げたてサクサクのフィッシュアンドチップスが食べられます。 エンバーカデロ沿いのダウンタウンでは、サリーズ・フィッシュハウス&バーとザ・フィッシュマーケットの2店がお薦めで、ウォーターフロントを眺めながらその日に採れた鮮魚がいただけます。
サンディエゴ湾の向かいに見えるハーバーアイランドとトム・ハムズ・ライトハウスに行ってみましょう(文字通り、ライトハウス(灯台)の中にあります)。その近くにあるアイランド・プライムでは、床から天井まで広がる窓と水上のパティオから素晴らしい景色を満喫することができます。また、コーステラ・モダンメキシカンは広さ2,600平方メートルの水に浮かぶレストランで、見事な景色と共に、まさにサンディエゴの屋外ダイニングのメッカと言えるでしょう。
シェルターアイランドにあるハンフリーズ・レストランは、音楽ファンにぴったりのスポット。併設されている屋外劇場でライブ音楽が演奏されるので、イベントカレンダーを確認してください。また、シェルターアイランドには、ポリネシア料理(ココナッツミルク、ショウガ、ライム、タマリンド、トロピカルフルーツなどと共に料理された魚介類)と、ベジタリアンやグルテンフリーの料理が多数あるメニューを提供するバリハイ・レストランもあります。近くにあるポイント・ロマでは、ポイント・ロマ・シーフードを要チェック。ここの自慢は、レストランでヒッコリー燻製した白身魚フィレを熱々のサワードウパンにはさんだサンドイッチで、1963年以来この店の名物メニューです。2ブロック離れた場所にはブリゲンティーン・シーフード&オイスターバーがあります。
そして最後に、ブランチは北のラホヤへ向かいましょう。ブロックトン・ヴィラのクラブ・イパネマ・エッグ・ベネディクトという卵料理は絶品です。すぐそばには、オープンテーブルが全米屋外レストランベスト100の一つに選出したジョージズ・アット・ザ・コーブがあります。数階から成るレストランからの景色は素晴らしく、テラス席で食べるフィッシュタコスは店を代表するメニューで、これを食べに訪れる人が絶えません。
セレブが集まる街としてはダントツのロサンゼルスには、当然ながら華やかな成功を収めようというシェフも集まってきます。今でも一流スターを惹きつけてやまないビバリーヒルズの伝説のスパーゴの仕掛け人、ウルフギャング・パックをはじめとする有名シェフたちが、魅力あふれる斬新な料理と、それに負けず劣らず素晴らしい屋上のようなセッティングが満喫できるレストランをプロデュースしています[HM1] . ダウンタウンにあるシェフ、ベン・フォードのレストラン、フォーズ・フィリング・ステーションや、シェフ、ジョアキム・スプリチャルの特製料理である季節野菜のモザイクをはじめとするグルメ料理が味わえるウォルト・ディズニー・コンサートホールの超高級ミシュラン星レストラン、パティナといったレストランでは、カリフォルニアのとびきり新鮮な食材を中心とするメニューが自慢です。
ロサンゼルスには、ドレスアップができるレストランや、有名シェフがいるレストランがあちこちに点在。また、国際的な都市にふさわしく、手頃な価格で本場の多国籍料理が楽しめる素晴らしいレストランが密集したエリアがあります。たとえば、コリアンタウンのカン・ホドン・ペクチョンで、自分で焼ける焼き肉を試してみましょう。また、リトルトーキョーにある辻田の本格的なラーメンや、1923年創業の地元で人気のレストラン、エル・チョロのグリーンコーンタマーレもおすすめです。
サンフランシスコは、食材を重視した料理が主流です。全米でもトップレベルの農産物がすぐ手に入る湾岸の街サンフランシスコのシェフは、魔法のような料理を生み出し、その日一番新鮮で美味しい食材を生かすためにメニューを毎晩変更することもよくあります。多くのシェフは、思い通りの食材を入手するため、地元の農場や食品業者と密接に連携しています。この町で年中開かれているファーマーズマーケットに毎朝早くに通うことは、厨房の魔術師たちの日課となっています。特別な日のためのとっておきのお食事には、ミシュランの星に輝くレストランがたくさんあります。スムースで洗練された雰囲気の三ツ星レストランならクインス、ベヌー、アトリエ・クレン、そしてセゾン。二ツ星レストランは, クワ、アクエレッロ、レイジーベアーがあります。
もちろん、ミシュランレストランでないと思い出に残るダイニングの経験ができないというわけではありません。活気にあふれ、人気の斬新なレストランが、ミッションディストリクト、特にバレンシアストリート沿いにはたくさんあります。フィッシャーマンズ・ワーフでは、シーフードが王道、チョッピーノ(イタリア系アメリカ人のその日に獲れたダンジネスクラブ、貝、えび、ホタテ、イカ、ムール貝や魚で作ったシチューをパンをくりぬいたボールでいただく) はサンフランシスコに来たら絶対にマストな食べ物です。スコマズはピア47で半世紀以上も営業しているお店です。長く愛されているお店がもう一店、ダディッチ・グリルは、エンバカデロの近くにあります。そしてユニオンスクエアエリアは高級レストラン(キャンプトン・プレイスやモートンズ・ステーキハウスなど)とリーズナブルなオプション両方があります。
リーズナブルなオプションも豊富にあります。リッチモンド地域にはたくさんのアジア系レストランがあり、クレメントストリートにはベトナム料理のフォーヒュンサン、ビルマ料理のビルマ・スーパースターそしてBスターバーなどはいかがでしょうか。同じ地域内に、韓国料理のチジミや上海料理のチャンナン・クゥィジンがあります。ミッション地区で、その安さとボリュームで有名なブリトージョイント、オフ・ザ・グリッド主催のイベントでのありとあらゆる種類の食べ物を出すフードトラックも必見です。サンフランシスコには、その景色が食べ物と同じくらい素晴らしい場所がたくさんあります。
一箇所で絶対に何かを探したいあなたには、ゆっくりとフェリー・ビルディング・マーケットプレイスの散策をおすすめします。ここには常設のブースで堅焼きパンのサワドーブレッド (アクメブレッド)や手作りチーズ(カウガール・クリーマリー)などの地元の食材を、ゆっくりとしたお食事にはチャールズ・ファン氏の有名な スランテッド・ドアで素晴らしいお料理とウォーターフロントの眺めをお楽しみいただけます。
食通の方にとって、ヨントビルは小さなパラダイス。人口1人当たりのミシュランレストランの数が北米一のこの小さな街では、何日も最高級グルメを堪能できます。カロリーの摂り過ぎが気になるところですが、美しい環境ととびきりの料理こそバケーションの醍醐味です。
グルメタウンとしてヨントビルの名を広めた貢献者は、比類のないシェフ、トーマス・ケラー。今では世界各地で数多くのレストランを経営していますが、1994年にオーナーとなったフレンチ・ランドリーが、この躍進の発端でした。フレンチ・ランドリーはナパワインカントリーでぜひ訪れたいレストランです。垂涎の的であるミシュラン3つ星を頂き、今も卓越したレストランとして名を馳せており、数カ月前の予約が必要です (ランチの方が予約をとりやすいかもしれません)。ケラーがさらに、カジュアルでありながら洗練されたブションと、ダイエットのことなど忘れてしまいそうなブション・ベーカリーもオープンしたことで、ヨントビルは今、「ケラービル」という名がふさわしい場所となっています。その他の素晴らしいレストランには、レッド、エトワール、ビストロ・ジャンティ、そして有名シェフのマイケル・キアレッロが新鮮な食材を使ったイタリア料理を供するボッテガなどがあります。
また、街のテイスティングルームを訪れるのも忘れずに。メイソンリー・ナパバレーでは、20を超えるワイン生産者からのワインを歴史ある石造りの建物の裏庭にあるパティオで試飲でき、プロヴァンスにいるような気分を味わえます。素晴らしいのはワインだけではありません。高級感に満ちたブティックリゾートのバルデッソノ(LEEDのプラチナ認証も受けています)のダイブバーでは、プールサイドで美味しいカクテルを楽しめます。(6月から8月の最終木曜日にはパーティーが開催されます)。
西の地平線に沈み行く夕日と、眼下に広がる大都会を埋め尽くす街の灯り、そして遠方の丘肌に光り輝くハリウッドのサイン。どれも忘れられない素晴らしい景色ですが、ロサンゼルスの中心にあるルーフトップから眺めるこれらの景色は他に例えようのない美しさです。ロサンゼルス自慢の一つは 天候で、特に晴れた日は、日が暮れ、夜が更けても快適な暖かさが続きます。青い光をたたえるおしゃれなプールサイドで軽い食事などを楽しみながら、地上はるかな屋外でくつろぐひと時は、心がときめく最先端のスタイルです。
人を眺め、また人から眺められる、という色っぽい体験なら、E.P&L.Pへ出かけましょう。ウエストハリウッドにあるこのスポットは、お洒落なアジアンレストラン(E.P)とルーフトップ・クラブ(L.P.)で構成されています。セレブ達と一緒にアルコール入タピオカティーを味わいながら、チラチラとかすかに光るハリウッドヒルズの眺めを楽しみましょう。もう少し落ち着いた雰囲気がお好みなら、近隣のルーフトップ・アット・ザ・パリハウスがお勧めです。青々とした草木、スタイリッシュな椅子やシックなランタンが、360度見渡せる絶景とハイビスカスのカクテルを引き立ててくれます。より一流に触れてみたいなら、ウエストハリウッドのプティ・エルミタージュに宿泊しましょう。ホテルの宿泊客のみに開放されているこのルーフトップは、塩水プールでクールダウンしながら季節のカクテルやバタフライガーデンが楽しめ、美しい魔法の世界が繰り広げられています。この本格的なガーデンは全米野生生物連盟により保護区域として認められているほどです。
もう一つのお勧めスポットは、ダウンタウンの中心にあるホテル・ウィルシャー屋上のザ・ルーフ・オン・ウィルシャーです。囲むように設置されたソファでくつろぎながら、光に彩られた街のスカイラインを楽しみ、このバー名物のミュールスタイル・ドリンクを味わってください。星が輝きを増していく夜空を、心行くまで眺める時間は格別です。また、忘れてはならないスポットは、ダウンタウンのアップステアーズ・バー・アット・ザ・エースホテルです。高くそびえるサンガブリエル山脈の雄姿を眺めながらトロピカルドリンクを満喫できます。ダウンタウン・ロサンゼルス(DTLA)の新しいスポット、ザ・ルーフトップ・アット・ザ・ノマドもお勧めです。レモンの木があちこちに植えられているテラコッタのデッキで、ティキカクテルや楽しいアイスクリームサンドイッチを満喫してください。数ブロック先のインターコンチネンタルホテルの屋上には、文字通り街のナイトライフの頂点ともいえるスパイア73があります。こちらは西半球で最高層にある屋外バーです。ワイルドな印象深い夜を過ごしたいなら、ダウンタウン・ロサンゼルスのザ・スタンダードにあるザ・ルーフトップで、プールサイドに並んだ宇宙船のようなウォーターベッド・ポッドを体験してください。もしくは、ザ・フォンダ・シアターのルーフトップで、その夜にシアターで行われているパフォーマンスのライブ映像を見るのも楽しいでしょう。
コーンドッグや綿菓子などはボードウォークの楽しみをいっそう広げてくれますが、街中の歴史的な建物や近在のコミュニティの中では、才能あふれるシェフの料理や、職人技が際立つ食のアイテムが、それぞれ魅力を競っています。最新の味覚を試さない手はありません。まずはコーヒーから。サンタクルーズ・コーヒーロースティングカンパニーとルル・カーペンターズの2店は、ローカルのお気に入りのスポット。リッチで香り高い一杯で、霧の朝には体を暖めてください。魅惑的なペストリーをお気に入りのコーヒーで堪能するならケリーズ・フレンチベーカリーがお勧め。街の西側、倉庫群の一角にあるおしゃれなお店です。ビーチで過ごす一日のランチタイムには、ゾッコリズ・デリカテッセンを試してみましょう。熱々のトライティップビーフのサンドイッチに感激しない人は、まずいないでしょう。その後は、ペニーアイスクリームで、ジンジャースナップやレモンポピーシードなど、自慢のフレーバーをダブルスクープで頬張ってください。マリアンヌズのアイスクリームも見逃せません。スパイシーメキシカンチョコレートやノーザンオレゴンブラックベリーなど、新手のフレーバーはとても新鮮です。
素晴らしい夕食をパスすることがないように、夜までにはお腹を空かせておきましょう。サンタクルーズのディナーオプションは実に豊富です。夕日を眺めながら味わう新鮮なシーフードが自慢のジョニーズ・ハーバーサイドやクローズ・ネストは、チェックしてみたいお店。イタリア料理なら、なんといっても家庭的でチャーミングな雰囲気のリリアンズです。お勧めは、ブラックトリュフを詰めたニョッキ。子供にはクラシックなミートボールが人気です。シーブライト地区にあるラ・ポスタは、その日に獲れた新鮮な魚料理が好評です。
イーストベイ地区の倉庫街は、都会のただ中でワインのブレンドとボトリングをする都市型のワイン生産者を引き寄せています。オークランドと近隣のバークレー、エメリービル、アラメダには20以上のワイナリーが点在しています。自力で訪れるか、またはイーストベイ・ワイナリー・バイクツアーズによるガイド付きの楽しいサイクリングツアーに参加してみましょう。
またオークランドと周辺都市では、アップタウン、ジャック・ロンドン・スクエア、そしてグランドアベニューやグレンビューなどの新興地域に有名シェフが新しいレストランをオープンさせており、グルメな料理も楽しめます。いつも混雑しているボカノバの洗練されたタパス、オズモのモダンな日本料理、アデッソのハムや美味しいカクテルをお試しください。鶏肉料理とワッフルがお好きな方は、ウエストオークランドのブラウン・シュガー・キッチンへ。シェフ、ターニャ・ホランドがクラシックな料理に独創的なアレンジを加えたメニューを提供しています。
オークランドは、こだわりの食品メーカーが集まる街としても名を挙げています。ヌミ・ティー、ブルー・ボトル・コーヒー、リンデン・ストリート・ブリュワリーなど人気を高めているメーカーは、本社をオークランドに置いている企業の一例です。食べ物、文化、歴史に注目したツアーを提供しているセイバー・オークランドのガイド付きウォーキングツアーで、この新たなブームについて学びましょう。カスバにいるような豪華さを堪能できるレイオーバーでは、くつろぎの夕べを過ごせます。
サンノゼの食べ物はグローバル。国際色豊かなエスニック料理のレストランが楽しめます。ゼニはエチオピア料理のレストラン。出来れば店の奥にある丸テーブルに座りましょう。地元の人気店、ハリーズ・ホフブラウでは、アメリカンスタイルの肉とジャガイモの料理と、定期的に種類が変わる地ビールとの組み合わせが楽しめます。
有名シェフの勢力はサンノゼにも及び、サンノゼ舞台芸術センターでのショーの前後に訪れる人が多い人気のステーキハウス、アーケーディアでは、ミシュランの星を獲得しているシェフ、マイケル・ミーナが厨房を監修しています。
ダウンタウンには、遅くまで開いている活気のあるグルメ会館、サンペドロスクエアマーケットがあり、美味しくて手軽な軽食に最適です。カリドッグの「フュージョン」ホットドッグはいかがでしょうか? ヴィーノ・ヴィーノで地元ワイナリーのワインを飲んでみては? 未来から来たアイスクリーム屋台三輪車、トリートボットではカラオケができ、「408」(キャラメルアイスクリーム、ファッジ、オレオ)など地元のアイスクリームフレーバーもあります。サンペドロスクエアマーケットには3つのホールがあり、五感がフルに刺激されます。焙煎したコーヒー豆や薪焼きピザの香りが漂ってくるかもしれません。ライブエンターテインメントと地元のアートも楽しめます。
晴れた日には(サンノゼは晴れているのが普通ですが)食べ物を外に持ち出して、隣接のプラザのテーブルやベンチで食べるのもよいでしょう。プラザの端には1797年に建てられたペラルタアドビ(サンノゼ最古の建物。一年を通してガイド付きツアーがある)があります。
目の前に太平洋が広がっていることを考えれば、メンドシーノに海の幸がふんだんにあることは、ちっとも不思議ではありません。鮭、ビンナガマグロ、鱈、ダンジネスクラブ、鮑は、この地域のレストランで楽しめるシーフードの一例です。レストランは正装が必要な高級店から、地元の人と一緒に寛げるカジュアルな店まで様々です。特別な機会には、獲れたてのシーフードを新鮮な味を生かして調理するトリリアム・カフェに行ってみましょう(キンムツたっぷりのブイヤベースや、地産の天然キングサーモンのクリーミーなパンプキンシードペスト添えがお勧めです)。エレガントなマッカラム・ハウスB&B内にあるグレイホエール・バー&カフェでも、日替わりのシーフードスペシャルを楽しめます。
シャツにパンくずが付いている人を見かけたら、グッドライフ・カフェ&ベーカリーに行ってきたと考えて間違いないでしょう。地元の人は、季節限定のハックルベリーデニッシュなど、この店のペストリーの味を「信じられないほど美味しい」と表現します。ここでは健康的、オーガニック、フェアトレードがキーワードです。
知っておくと便利な情報: とびきり新鮮なシーフードをお探しなら、地元の漁船をチャーターして、フィッシングに挑戦しましょう。.
ビッグサーとその周辺をめぐるには、まず、ビッグサー・ベーカリー&レストランで濃いめコーヒー、地元の卵、そして自家製のサワードゥトーストの朝食でスタートするのがおすすめ。 ガソリンスタンドの後ろにある素朴でファンキーな建物内にあるちょっと風変わりなレストランでは、最高の焼きたてピザなどのディナーも提供しています。
ハイウェイ1号線の南端から来るならラグドポイントインのサンドイッチスタンドで軽食を楽しんだり、日替わりメニューから旬の食材を使った絶品をチョイスできるグルメレストランでロマンティックなサンセットディナーを楽しんだり。心ゆくまで素敵な時間を過ごしてください。
世界有数の眺めとともに特製のアンブロージア・バーガー」を楽しむなら、広々としたデッキから太平洋を望み、ビール片手にフライドポテトをつまみながら日が暮れるまでのんびりできるネペンセに行きましょう。お洒落をして出かける夜(ビッグサーでいうお洒落とは、いわゆる見苦しくない格好のこと。ビーチサンダルはやめましょう)には、ポストランチインのレストラン、シエラマー(奮発して4コースのビッグサー・テイスティングメニューをオーダーしてみませんか)の予約がお勧めです。また、地元産の食材を用いて作るアメリカ料理に力を入れているベンタナ・ビッグサーの素朴なロッジ風のレストランでくつろぐのも良いでしょう。
ベンチュラの北、わずか数キロのグレンオーク・ビッグサーのビッグサー・ロードハウスへ行ってみましょう。地元の食材と香辛料をふんだんに使ったケイジャンスタイルの料理(採れたてのシーフードを使ったガンボ料理を思い浮かべてください)がおすすめです。このロードハウスのデザインは、リサイクルの木材を使った家具、現代アート、そしてレッドウッドに囲まれた屋外のテーブルなど、その料理と同じくらい徹底したこだわりが感じられます。