カリフォルニアに来たなら訪れたいビール醸造所 VC_Breweries_Module1_BeachwoodBrewing_Supplied_3069_1280x640

カリフォルニアに来たなら訪れたいビール醸造所

アメリカの現代クラフトビールの醸造ムーブメントは1965年にカリフォルニアで始まりました。地元のレストランでアンカー・スチームのビールを飲んでいた一人の若い男性、フリッツ・メイタグに対してバーテンダーが「ビールをご提供するのもこれで最後になりそうです」と語りました。この歴史あるこのアンカー・ブルワリーは倒産の危機にあったのです。メイタグは、ここの経営権の購入を決め、ビール職人のテイストをブランドとして確立。新しいビールを導入し、失われたスタイルを復活させました。

メイタグの事業は成功し、1976年までに自身のクラフトビール・マーケットを持つまでになりました。当時、アンカーのファンだったジャック・マコーリフがソノマにニュー・アルビオン・ブルワリー社を設立。英国スタイルのエールビールに注目し、アメリカで最初の現代マイクロブルワリーになりました。次に、チコにあるシエラネバダ・ブリューイング社(1980年設立)がアメリカン・ペールエールと呼ばれる新しいビールのスタイルを確立しました。1990年までには約67のブルワリーがここカリフォルニアで操業していました。

現在、カリフォルニアには850以上のブルワリーがあり、カリフォルニアのクラフトビール人気は衰える兆しがありません。メンドシーノカウンティーからサンディエゴまで、のどの渇きを潤すカリフォルニアのクラフト・ブルワリーが多くの人を魅了します。ここでは北から南の順に、カリフォルニアで名高いクラフトビール・ブルワリーをご紹介します

シエラネバダ・ブルーイング・カンパニー、カリフォルニア、チコ
Courtesy of Sierra Brewing Company

シエラネバダ・ブリューイング・カンパニー

シエラネバダ・ブリューイング・カンパニー
トレンドを作ったチコの醸造所を地図上に載せたペールエール

自家醸造で不器用ながらにビールを作っていたことが始まりのシエラネバダ・ブルーイング・カンパニーは、今ではアメリカ初の近代マイクロブルワリーのひとつに成長し、カリフォルニアでもっとも愛されるビールのひとつである、シエラネバダ・ペールエールの醸造所となっています。

創始者のケン・グロスマンは若きホームブルワーとして、手作りの設備で約19リットルのビールを作ることからスタートしました。大学で化学を学んだ後、自分と同じように醸造に夢中な人たちのために、チコにホームブルーイングの店を開きます。

その2年後には商業的なビール醸造へと乗り出しました。 グロスマンは限られた資金の中で、自身のブルワリーに中古の酪農タンクとソフトドリンクの瓶詰め機を取り付け、すでに廃業しているブルワリーから設備を引き取りました。 

1980年に最初のシエラネバダ・ペールエールが誕生。濃厚な味わいに松の香りがするこのビールは瞬く間に大ヒットとなりました。需要に応えるために醸造所を2度も拡張しなければなりませんでした。

シエラネバダの名を持つペールエールの幸先の良い始まりから数十年経ち、シエラネバダの魅力的なラインナップは、ホップハンターIPAやケラーヴァイス、ビアキャンプIPA、そしてアルコール度の高い「ハイ・アルティチュード」シリーズなど、多数に広がりました。

チコにあるシエラネバダのタップルーム&レストランでは、19種類のドラフトビールの試飲や産地直送の旬の食材を使った軽食を楽しむことができます。 ビール造りの様子を間近で見たい方には、様々なタイプのブルワリーツアーが用意されています。レストランではビール造りに使用した後の穀物で作った自家製パンの他、オーガニックのピーナッツバターやゴールデンレーズン、新鮮なフルーツを乗せたカリカリのフラットブレッドなどの美味しいキッズメニューも用意されています。ブルワリーには350席のライブ音楽会場もあり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 

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Courtesy of North Coast Brewing Company

ノースコースト・ブルーイングカンパニー

ノースコースト・ブルーイングカンパニー
他のトリプルIPAとは一味違ったメンドシーノの海岸沿いのブルワリー

カリフォルニアの醸造家たちがホップの風味豊かなIPAの流行を生み出し、その勢いは衰える気配がありません。醸造家たちがタンクにホップを詰め込むことを競い合っているように思えることがあるビール業界にありながらも、ノースコースト・ブルーイング・カンパニーは爽やかなビールを提供しています。

クラフトビール・ブームの中でも早くからビール造りを行っていたノースコーストは1988年にフォートブラッグというパブをオープンしました。本業は大工であった創業者のマーク・ルードリッチはイギリスを訪れたときに、大量生産の気の抜けたアメリカビールよりも優れたビールがあることを発見し、ビールの醸造を目指すようになりました。

当時としてはホップ豊かなアンバーエールである、レッドシールエールがノースコースト・ブルーイングの最初のビールとして誕生し、多くのビール好きの注目を集めました。その後もスクリムショー・ピルスナー、オールド38、そしてオールド・ラスプーチン・ロシアン・インペリアル・スタウトなどが登場。今ではビールスタイルの象徴的な例として挙げられるほどです。

ノースコーストは現在、通年および季節限定のビールを17種類、さらに樽で熟成させたビールや貯蔵室で熟成させたビールなど様々なビールを造っています。ここのバーでは試飲でもパイントでも樽出しが味わえます。メンドシーノコーストの石窯で焼いたピザや美味しいパブ料理を合わせてお楽しみください。

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Suni Sidhu/@instapint

ムーンレイカー・ブルーイング・カンパニー

ムーンレイカー・ブルーイング・カンパニー
カリフォルニアの最新ブルワーのひとつが人気急上昇中

オーバーンにあるまだ創業1年のムーンレイカー・ブルーイング・カンパニーがカリフォルニアで人気トップクラスのブルワーとして台頭しています。

カレン&ダン・パウエル夫妻が2016年初頭にこのブルワリーを創業してすぐに、ムーンレイカーのノースイースト・スタイルIPAは注目を集めました。ウェストコーストIPAより苦みを抑えたムーンレイカーのIPAは濁りがあり、フルーティな香りが特徴です。

ムーンレイカーで最も有名なビール、ヨジョ(Yojo)は発売するとすぐに売り切れてしまうため「get-it-while-you-can(買えるうちに買え)」IPAと言われています。それもそのはず、このブルワリーは今年初めに、ビール評価サイト「レイトビア」でヨジョが「ベスト・ニュー・ビール」に輝き、カリフォルニアの「ベスト・ニュー・ブルワリー」に選ばれ、さらに世界の新しいブルワリーの第9位に入賞するなど、世間の注目を集める3つの賞を受賞したのです。

オーバーン・エア・パークにあるムーンレイカーのテイスティング・ルーム&ブルワリーの特徴は、屋内外に席が設けられ、フードトラックがあり、子供連れや犬を連れた人にも優しい多くの人を惹きつける空間です。テイスティングセットを含む12種類以上のビールが樽出しで味わえ、たくさんのビール好きで常に賑わっています。さらに、ムーンレイカーから少し歩くと、ウェストコースト・スタイルIPAで知られる素晴らしいブルワリー、ニー・ディープもあります。

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ベリエッサ・ブルーイング・カンパニー

ベリエッサ・ブルーイング・カンパニー
バランスのとれた最高級ビールを求めてウィンターズにあるベリエッサのブルワリーやバーに集まる都会の人々

サクラメンントからちょうど40分のところにあるベリエッサ・ブルーイング・カンパニーは、流行に敏感な数々のブルワリーよりもクルミや杏の果樹園の方が良く知られているヨロカウンティーの静かな都市、ウィンターズでワールドクラスのビールを製造しています。

共同創立者のひとりでトップブルワーのクリス・ミラーは、シアトルのパシフィック・リム・ブルーイングで働き始めました。醸造用のアルミ製樽を洗うことからキャリアをスタートしたミラーはすぐに出世しました。ワシントンのヤキマバレーにあるスナイプス・マウンテン・ブルーイング・カンパニーでトップブルワーに上り詰めたあと、妻のローリと共にカリフォルニアに移り住み、ベリエッサ・ブルーイングをオープンしました。

2011年の開業以降、ミラーのビールはカリフォルニアでトップクラスの評価を受けています。苦みとホップを強調したIPAを好むブルワーに対し、ミラーはベリエッサのすべてのビールにおいてバランスとニュアンスを追求しています。その中にはミニ・セパレーション・アングザイアティIPAや受賞歴のあるイングリッシュスタイルのマイルドなウィッパースナッパーなどがあります。

果樹園と山々に囲まれたベリエッサの家族向けバーは、田舎の素敵な風景の中で美味しい料理やビールのテイスティングセット、そしてビールが味わえます。週末には各地からビール好きが集まり、シェード付きの中庭で新鮮なビールやライブ音楽、そしてビールに合うフードトラックの料理を楽しみます。

 

Bottles of Russian River's Pliny the Elder
Justin Sullivan/Getty Images

ロシアンリバー・ブルーイング・カンパニー

ロシアンリバー・ブルーイング・カンパニー
プライニーの熱狂的ファンがサンタローザのバーにつくる長蛇の列

世界中のビール愛好家がロシアン・リバー・ブルーイング・カンパニーのプライニー・ジ・エルダー・ダブルIPAを崇拝し、さらに毎年2月には限定ビールのプライニー・ザ・ヤンガー・トリプルIPAを求めて長蛇の列を作ります。プライニーが生まれる前はブラインドピッグがありました。

ヴィニー・シルーゾは、1994年にテメキュラのブラインドピッグ・ブルワリーでアメリカ初のダブルIPAである、その名もまさにイノーギュラル(就任)・エールを生み出しました。数年後、シルーゾは妻のナタリーと共に北カリフォルニアへ移り住み、ロシアンリバー・ブルーイング・カンパニーでビールの醸造を始めました。当時のオーナーはコーベル・シャンペイン・セラーズでしたが、2002年にセラーズがビール事業から手を引くことを決めたと同時に、シルーゾはロシアンリバーを買収。そして2004年にサンタローザ・ブルーパブをオープンしました。

プライニー・ジ・エルダーが依然としてこのブルワリーの売り上げの大半を占めていますが、ワイン樽で発酵させた酸味のあるテンプテーションや、ブレッタノミセズ族酵母で発酵させたサンクティフィケーションなどのビールにも熱烈なファンがいます。

ロシアンリバーのダウンタウンにあるブルーパブの座席は200席に満たないため、バーでテーブルや座席を見つけるのは至難の業。しかし、ここにはスペースのなさを補って余りあるフレンドリーな常連客や美味しいビールがあります。(2018年にはすぐ近くのウィンザーに大型のブルワリー&ブルーパブを開業予定です)。

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Courtesy of Anchor Brewing

アンカー・ブルーイング

アンカー・ブルーイング
サンフランシスコのクラフトブルーイングのパイオニアが贈る、歴史を感じさせる美味しいビール

 

アンカー・ブルーイングの長い歴史の始まりは1871年に遡ります。ドイツ人ブルワーであったゴットリーブ・ブレクルがロシアンヒル近郊にあった古い酒場を購入し、ゴールデンシティ・ブルワリーとして開業しました。1896年には別のドイツ人ブルワー、アーネスト・F・バルースに売却され、アンカー・ブルーイングと改名。その後サンフランシスコのブルワリーを代表する「スチームビール」が誕生しました。

 

アンカー・ブルーイングは長年成功を収めていましたが、幾多の大きな困難も経験しました。1906年に起きたサンフランシスコ大地震に続く火災にアンカーも巻き込まれました。その年の後半には共同経営者の二人がまさかの急死。さらに禁酒法により1920年には営業停止を余儀なくされました。そしてようやく営業を再開した1933年にはまたもや火事に見舞われました。

 

アンカーが倒産の危機にあった1965年、フリッツ・メイタグが苦境に陥っているこのブルワリーを買収し、アメリカの近代クラフトブルーイングの革命を起こしたのです。

 

人々を惹きつける新しいビールのスタイルやブルワリーが次々に登場する中、アンカーはこのクラフトビール業界で独自路線を歩み続けています。アンカーオリジナルのスチームビールはカリフォルニアの偉大なビールのひとつとして広く知られており、ゴー・トゥー・ウェスト!IPAやアンカー・セゾンといった比較的新しいビールも新しいファン層を獲得しています。

 

ポトレロヒルにあるアンカー・ブルワリーでは、3階建てのレンガ造りの自社施設を巡るガイド付きツアーを毎日開催しています。ツアーの最後はバーでの試飲会。歴史あるビールからエクスペリメンタルビールまで、樽出しの7種類のアンカービールを飲み比べることができます。

 

すぐにでもアンカービールを飲みたい方は、AT&Tパーク近くにあるアンカー・ビールガーデンでもその味が楽しめます。

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Julie Verive/Flickr

ファイヤーストーン・ウォーカー・ブルーイング社

ファイヤーストーン・ウォーカー・ブルーイング社
ヨーロッパのクラフトビールがセントラルコーストで出会ったカリフォルニア革命

アダム・ファイアーストーンは、セントラルコーストにある彼のファミリーネームと同じワイナリーのブドウ園&ワインセラーで育ちました。早くからビールの醸造に興味があったファイアーストーンは、ワイン造り用の設備を改造してビール造りを始めました。しかし、必ずしもうまくはいきませんでした。

ファイアーストーンは失敗にもめげず、ビールのレシピ研究に明け暮れ、ブルワリーをオープンさせるという彼の夢のために周りを説得し続けました。そして、義理の兄弟であるデビッド・ウォーカーという協力的なパートナーがついに現れ、旧世界のクラフトビールとカリフォルニア革命を融合させたブルワリーを作ることを共に目指しました。そして1996年、パソロブレスファイアーストーン・ウォーカーが誕生したのです。

二人が初めて世に送りj出した、木樽で発酵させたイギリススタイルのエールビールはDBA(ダブル・バレル・エール)と名付けられ、カリフォルニアを代表するビールになりました。

パソのブルワリーの他にもブエルトンとヴェニスに直販店があり、それぞれに独自の視点でビール醸造に取り組んでいます。パソではファイアーストーンの主力商品であるビールや樽で熟成させたビンテージビールを造り、ブルワリー見学も可能です(12歳のお子様は保護者の同伴が必要です)。

ブエルトンにあるバレルワークスの施設では珍しいワイルドエールに力を入れており、ヴェニスにあるプロパゲーター醸造所ではエクスペリメンタルビールや限定の地元ビールを専門としています。3つの施設すべてでビールの試飲ができ、それぞれに家族向けレストランがあります。ビッグ・バーガーや自家製プレッツェル、フィッシュ&チップス、ピザなどが楽しめます。

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Courtesy of Beachwood BBQ & Brewing

ビーチウッド・バーベキュー&ブルーイング

ビーチウッド・バーベキュー&ブルーイング
ロングビーチではステラビールとバーベキューがすてきな相棒

バーベキューの名前に騙されないでください。ビーチウッド・バーベキュー&ブルーイングのビールは決して脇役ではありません。

2011年、ビーチウッドがロサンゼルスのビール業界に突如現れて以来、称賛の嵐が止みません。2014年にはグレート・アメリカン・ビール・フェスティバルで「ラージ・ブルーパブ・ブルワー・オブ・ザ・イヤー」を、また2016年にはワールド・ビール・カップの大型ブルーパブ部門で「チャンピオン・ブルワー」の称号を獲得しました

このブルワリーでは、ウェストコースト・スタイルIPAであるアマルガゲイターや、ブロンドエールであるフォーム・トップ、特上のチョコレート・コーヒー・ポーターのモカ・マシーンなど、食欲をそそる様々な美味しいビールを幅広く製造しています。

高まる需要に応えて、ビーチウッドはロングビーチの元来の施設の他に、同じくロングビーチに酵母由来の香りが特徴的なベルギーのランビックスタイルビールを専門とするビーチウッド・ブレンデリーを、オレンジカウンティーのハンティントンビーチにはブルワリー&バーを、そしてシールビーチにはレストランをオープンしました。

ロングビーチのブルーパブは22種類のビールが順番で楽しめ、その中には木樽造りのビールもあります。提供するビールは日替わりのため、いつでも新しい味に挑戦できる楽しみがあります。(つまり、昨日気に入ったビールが明日は取り扱われていないかもしれません)。

ロングビーチとシールビーチ、どちらのブルーパブでも料理、つまり、ビーチウッドの風味豊かなビールにすばらしく合うジューシーなバーベキューが味わえます。

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ブレイクウォーター・ブルーイング・カンパニー

ブレイクウォーター・ブルーイング・カンパニー
ユニーク、かつ、おいしい味を創出するオーシャンサイドのブルワリー

オーシャンサイド・ピアからすぐのところにあるブレイクウォーター・ブルーイング・カンパニーは、のんびりとしたビーチサイドの環境の中、独創的な一流ビールを造っています。このブルワリーは、2008年、共通の友人を介して知り合ったラース・ギルマンとシャノン・セイガ-が創業しました。二人はオーシャンサイドのダウンタウンに料理に合うブルワリーを作るという共通のビジョンに着手しました。

ハリケーン・カトリーナの災害の後、ニューオーリンズのとあるブルワリーから引き受けた中古施設を導入したブレイクウォーターは「それぞれの好みに合うものを」という姿勢でビール造りに取り組んでいます。ここのブルーパブでは、毎日12~18種類の樽出しビールが味わえ、そのビールの多くが想像を超える、非常に地元に特化した材料から作られています。

ピンク・サムシング・サムシングは、ハイビスカスのハチミツ酒とビーツから作られるサワービールで、ワイン樽で熟成させます。地元のハチミツはクリームエールであるビーチ・ハニーの原料です。また、アメリカン・ペールエールのカリ・クッシュには海岸沿いに生えているヤマヨモギを使います。組み合わせを聞くと斬新に思えますが、出来上がったビールの美味しさは間違いなし。(正統派のビールがお好みなら、名誉ある2016年ワールド・ビール・カップで金賞を受賞したライエールであるライ・ドーンをどうぞ)。

ここのブルーパブはゆったりと親しみやすい雰囲気で、ピンボール・マシーンやビデオゲームもあり、子供も(もちろん大人も)楽しめます。他にもおつまみやピザ、パニーニといったメニューもあります。

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Dave Lauridsen

ストーン・ブルーイング

ストーン・ブルーイング
サンディエゴ・ブルワリー界のロックスターが作るホップが詰まったビールに集まる熱狂的ファン

サンディエゴカウンティーには130以上のブルワリーがあり、クラフトブルーイングの中心地になっています。その中でも最も古いクラフトブルワリーのひとつが今でもトップクラスの人気を誇っており、世界中に根強いファンがいます。

1996年創業のストーン・ブルーイングは音楽業界にいたグレッグ・クックとスティーブ・ワグナーが、互いにクラフトビール愛好家であることを知ったことから始まりました。二人が作るホップを大量に使った濃厚なストーンIPAは瞬く間にビールファンを惹きつけ、以降ブルワリーは拡大し続けています。

創業の地であるサンマルコスの施設では需要に応えられなくなったため、エスコンディードにある約5,300㎡の施設に引っ越しました。長年にわたってストーン・ブルーイングは数えきれないほどの賞や名誉を獲得しています。例えば、ビール評価サイト「ビールアドボケイツ」の「オールタイム・トップ・ブルワーズ」の首位にランキングされたこともあります。

エスコンディードにあるブルーイング複合施設には、ストーン・ブルーイング・ワールド・ビストロ&ガーデンズもあり、2017年にはビール評価サイト「レイトビール・ベスト」で「ベスト・プレイス・フォー・ビール・イン・ザ・ユナイテッド・ステイツ」に選ばれました。緑豊かなオーガニック・ガーデンや滝、くつろげるアディロンダック・チェアなどがある屋外の開放的な中庭は十数種類のストーンビールをゆったりと楽しむには絶好の環境です。また、子供たちはきらきらと輝く噴水で水遊びをし、大人たちは2面あるコートでボッチェを楽しむこともできます。日が暮れたら炉で暖まりながら屋外の映画スクリーンで提供されるエンターテイメントをご自由にお楽しみください。

リバティーステーションのビストロを含む、様々なサンディエゴカウンティーのレストランやバーに加え、ストーンブルワリーは、パサデナとドイツのベルリンでもその味を楽しむことができます。