California waterfront dining
Courtesy of Sierra Mar at Post Ranch Inn

ウォーターフロントレストラン・ベスト15

カリフォルニア沿岸を旅すると、ウォーターフロントレストランが海の景色と同じくらい多様であることにすぐに気付くでしょう。ビーチサンダルで入れるようなカジュアルな雰囲気の素朴な海辺の小屋から、着飾って行きたい特別な日のための豪華なレストランまで、ウォーターフロントレストランでは、とれたての新鮮なシーフードが楽しめます。どのレストランにも共通するのは、世界最高レベルの水辺の眺めです。厳選した名店を参考にしてください。レストランは南から北に順に並んでいます。

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Courtesy of the Marine Room

ザ・マリンルーム

ザ・マリンルーム
1941年創業、象徴的存在の海辺のレストラン

ラホーヤの海岸沿いにあるマリンルームは、高潮と高級料理が出会う場所。波が見晴らしの良いダイニングルームの窓に達する壮観な光景が、エグゼクティブシェフ、バーナード・ギリャスの創意工夫に富んだグローバルな料理をドラマティックに引き立てます。

パッションフルーツ風味のマナガツオの茶そば添えや、アンコウのエアルームベーコン巻きなど、新鮮な地元産のシーフードが当然のことながら主役です。肉料理は、放し飼い子牛テンダーロインや子羊のオッソブッコなどがあります。このレストランでは「ロブスターナイト」も開催しています。また、冬には高潮の日に特別な朝食を提供しています。

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Paul Hamilton/Flickr

スタジオ

スタジオ
職人技が際立つ優雅さと比類のない海の眺め

眺め、建築、料理―― スタジオではこのすべてが一体となっています。スタジオはモンタージュラグナビーチリゾートにあり、オレンジカウンティの海辺を見下ろす崖の上に立っています。優美な木製の装飾、丸天井、太平洋を望む窓がある、モダンクラフツマンスタイルのビーチコテージに入ると、ここに引っ越して住んでみようかと思えてくるかもしれません。

とれたてのシーフード(本当にその日にとれたもの)がここでは主役ですが、シェフ、クレイグ・ストロングは、地元の農場やレストランの自家果樹・菜園の有機食材も重視し、スタジオの見事な立地と同じく見事なカリフォルニア風現代フランス料理を生み出しています。あぶったメカジキのスパイシーなレンティル添えにするか、キングサーモンのエアルームニンジン添えにするか、迷っても 心配はいりません。テイスティングメニューなら、どちらも心ゆくまで味わうことができます。

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Prayitno/Flickr

ザ・ロブスター

ザ・ロブスター
サンタモニカピアを見渡しながらシーフードを味わう

サンタモニカを象徴する歓迎ネオンサインからすぐの場所にあるザ・ロブスターは、1925年に初めて開店した地元の老舗で、得意料理は、丸ごと焼いたり蒸したりしたロブスターでした。

ザ・ロブスターは伝説的な歴史を築きましたが、10年以上閉店した後、新規改築し、オーナーを変えて1999年に再開しました。現在のザ・ロブスターでは、現代的なダイニングルームの床から天井まで届く窓や、広々としたテラスから、壮大な海辺の景色を眺めながら、シェフ、コリン・クラネルによるユカタンイセエビやカリフォルニアイセエビのグリルを味わうことができます。甲殻類だけでなく、他にも、焼き目をつけてからオーブンで焼き上げたモロ湾産メバル、コロンビア川産キングサーモンのエスプレッソバーベキュー、充実したローバー(生魚介類専門カウンター)の各種カキなどのシーフードが楽しめます。

食事の後は、ピアを歩いて太陽光発電の観覧車に乗ってみましょう。夜は特にきれいです。

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Courtesy of Catch

キャッチ・アメリカン・シーフード

キャッチ・アメリカン・シーフード
サンタモニカの海を望む洗練されたレストラン

キャッチは、ダイナミックなサンタモニカのビーチシーンを窓からのぞきながら、地元でとれたシーフードや、有名なサンタモニカのファーマーズマーケットから調達した野菜のグリルを食べるという、2つが同時に楽しめるウォーターフロントレストランです。歴史あるホテルカーサデルマー内にあるキャッチは、上品でありながらくつろげる雰囲気があり、夕暮れ時にカクテルをのんびり飲んで、星が出てきたらディナーを注文するといったことも気軽にできます。

料理は、西海岸と東海岸からの甲殻類の他、緑と黄色のサヤインゲンを添えたカリフォルニア産ギンダラのマスタードマリネなど、地元の魚を使った料理もあります。一日の初めにキャッチで朝食を食べるのもよいでしょう。新鮮なベリー類をのせたレモンリコッタパンケーキなど、魅力的な料理が並びます。

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Chris Bashaw/22nd Century Media

ジェフリーズ・マリブ

ジェフリーズ・マリブ
マリブ海岸の海辺を望む魅力的なレストラン

マリブのパシフィックコーストハイウェイからすぐのところにあるジェフリーズ。そのシンプルな外観と素朴な正面は、行った後何日も写真を投稿したくなるような場所にはとても見えません。しかし、おしゃれで洗練されたダイニングルームを歩いて、テラスのパラソル付きテーブルにつくと、広大な青い太平洋のはるかかなたにサンタカタリナ島が見える美しい景色や、ここをひいきにしているセレブについて、ひっきりなしにインスタグラムに投稿してしまうことでしょう。

有名な建築家、リチャード・ニュートラが設計したジェフリーズは、海、豊かな緑、あちこちにいるスターが完全に一体となっている、南カリフォルニアを絵に描いたような場所です。週末のブランチでは、ミモザを飲みながらカニのベネディクトを味わいましょう。ディナーでは、マリブの夕日を眺めながら、シーフードパエリヤを堪能。その後のデザートでは、太平洋の上にきらめく星を見ながら、メープルブルーベリーチーズケーキやエスプレッソプリンを楽しみましょう。

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Courtesy of Santa Barbara Shellfish Company

サンタバーバラ・シェルフィッシュ・カンパニー

サンタバーバラ・シェルフィッシュ・カンパニー
サンタバーバラ湾のカジュアルダイニング

全長609メートルあるサンタバーバラの歴史あるスターンズピアを端まで散歩すると、誰でも歓迎される気取らない場所で一流のシーフードを楽しめるという素敵なごほうびが待っています。元は地元でとれた甲殻類の買い付け所だった建物に入っているサンタバーバラ・シェルフィッシュ・カンパニーは、地元で長年の人気を誇る名店です。屋根の側面の軒下には傷んで色あせたロブスター用のブイが多数つり下げられています。

天気が良ければ(サンタバーバラではほとんどの日がそうですが)、屋外のデッキのテーブル席に座って、西の山々に沈む夕日を眺めましょう(サンタバーバラ湾は南向き)。屋内のカウンター席では、シェフがフライパンから炎を上げ、ホタテのフライの香りをレストランに漂わせながら料理する様子を眺めることができます。グリルの上の黒板に書いてある特別料理や、新鮮な地元産ダンジネスクラブやイセエビなど旬の人気シーフードもチェックしましょう。

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Courtesy of Windows on the Water

ウィンドウズ・オン・ザ・ウォーター

ウィンドウズ・オン・ザ・ウォーター
ロ湾の眺めと持続可能なシーフード

象徴的存在のモロロックとモロ湾の活気ある港を見渡すウィンドウズ・オン・ザ・ウォーターは、素晴らしい眺めと、地元の食材、特に有機食材をフィーチャーした独創的な料理で有名です。

豊かな農業と漁業の伝統を持つセントラルコーストにあるウィンドウズ・オン・ザ・ウォーターは、すぐ近くで最高に新鮮な食材を調達できる恵まれた環境にあります。肉は放し飼い・牧草肥育のもの(近くのハースト牧場の肉など)のみ、シーフードは天然のものか持続可能な手法で養殖したものを使っています。前菜は、近くのカユコスで養殖されたアワビがおすすめ。メインコースは、エアルームトマトのサルサを添えたモロ湾産オヒョウや、煮詰めたバルサミコ酢をかけたフィレミニョン(牧草肥育)などから選べます。オープンキッチンなので、シェフが調理する様子が見られます。とはいっても、レストランの床から天井まで届く窓に広がるパノラマから目を離すことができないかもしれません。

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Kodiak Greenwood

シエラ・マー

シエラ・マー
地球の端の空高い場所にいるような美しさ

ポストランチインのシエラ・マーは、大陸の端すれすれの場所で食事しているような気分にさせてくれます。ドラマティックで現代的な建物がビッグサーの海岸線を見下ろして張り出すように建っており、西を見ると、海の上に浮いているように感じられます。再生木材とスレートの床は控えめで自然な優美さを添え、レストランの床から天井まで届く窓から見える比類のない景観と競うような過度な派手さはありません。

魅惑的な 環境と同じく魅惑的なメニューには、モロ湾産カキ、モントレー産アカネアワビや、モントレーカウンティのショックファミリーファームステッドで作られたチーズを使った料理など、ビッグサー地域に触発された料理が多数並んでいます。じっくり楽しむなら、ディナーで9品のテイスティングメニュー「テイスト・オブ・ビッグサー」を注文し、賞に輝くシエラ・マーのワインリストのワインを合わせてみましょう。コースメニューやテイスティングメニューはランチにもあります。

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JP/Flickr

サムズ・チャウダーハウス

サムズ・チャウダーハウス
ハーフムーン・ベイの人気シーフードレストラン

美味しいロブスターロール(サンドイッチ)やニューイングランドクラムチャウダーを楽しむために遠くメイン州まで行く必要がないのは、サムズチャウダーハウスのお陰です。サンフランシスコから南に1時間ほどのハーフムーンベイにあるこのウォーターフロントレストランに行けば、本格的な美味しいシーフードが食べられます。デッキ沿いか心地よい暖炉のそばに座って、ハーフムーンベイのジュスティファームズで作られた芽キャベツを添えた地元産のタラを食べてみましょう。ザクロを煮詰めたソースで火を通したカリフォルニア産キングサーモンもあります。甲殻類が好きな方にとっては究極の料理ともいえるのがロブスタークラムベイク。まるごと1尾のメイン州産ロブスターと、ムール貝、ハマグリを使っています。

レストランの目玉料理、ロブスターロールについてもう少し詳しくご紹介しましょう。サムズチャウダーハウスのロブスターロールは、テレビ番組「トゥデイショー」で、全米で最も美味しいサンドイッチベスト5の1つに挙げられました。西海岸のチャウダーハウスとしてはなかなかのものです。

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Mike Norquist

ニックス・コーブ

ニックス・コーブ
ポイントレイズの恵みを食卓へ

サンフランシスコから北に約2時間。トマレスベイの浅瀬の水上に建てられたニックス・コーブレストラン&オイスターバーは、自然のままの美しい海岸沿いにある秘密の隠れ家のように感じられます。近くにあるポイントレイズ国定海岸でハイキングした後は、海岸を北上してこのひなびた魅力的なレストランへ。クラフトビールと地元産の生ガキを注文したら、広いデッキで椅子に座ってイソシギやシラサギが水中で戯れるのを眺めましょう。

この地域はウェストマリンと呼ばれ、持続可能な農牧業が非常に盛んで、ニックス・コーブでも地元の食材が主役となっています。メインダイニングルームは、いい感じに使い古された狩猟小屋のように飾り付けられ、くつろげる空間となっています。料理は、地域の農場や食品業者で作られた新鮮な食材を生かしています。トマレスベイクラムチャウダー、カリフォルニア産オヒョウのバター風味ロースト、豪華なダンジネスクラブ入りマカロニ&チーズ(地元のスプリングヒルチェダーチーズとポイントレイズトーマチーズを使用)など、さまざまな料理があります。

知っておくと便利な情報: ニックスコーブの素朴でシックな豪華コテージに宿泊して、贅沢な夜を過ごしましょう。

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Ingrid Taylar/Flickr

クリフハウス

クリフハウス
1863年以来サンフランシスコを象徴する建物

世界最大級の都市内国立公園であるゴールデンゲート国立レクリエーションエリア(GGNRA)の敷地内に立つレストラン、クリフハウスは、カリフォルニア州でも特に壮大な立地を誇ります。南を見ると、波が作る線がいくつもオーシャンビーチに向かってうねり、サンフランシスコの西端を区切っています。北には、険しい岬と歴史あるスートロバスズ跡のある景色が広がっています。西には海しか見えません。クリフハウスは大自然の中にある見晴らしが良い場所なので、食事をしながら本当にホエールウォッチングをすることができます。150年以上にわたって地元の人も旅行者も引き付けてきたというのもうなずけます。

クリフハウスにはレストランの選択肢が2つあります。改修された1909年建設の建物にあるカジュアルなビストロレストランは、あふれんばかりのダンジネスクラブが入ったチョッピーノなど、典型的なサンフランシスコ料理を提供しています。よりフォーマルな(それでも気取らない雰囲気ですが)スートロズでは、有機野菜を使った季節の特別料理を提供。これぞ北カリフォルニアらしいといえるコンビを詰めたラビオリを食べてみてください: ダンジネスクラブとアーティチョーク 手作りカクテルなら、ジンクバーに寄りましょう。カウンターの後ろの棚は1889年にパリで彫刻されたビンテージ物です。スートロズを見渡すバルコニーラウンジから夕日を眺めるのもよいでしょう。

知っておくと便利な情報: 少し時間を取って、近くのランズエンド展望台にある素晴らしいビジターセンターに行きましょう。ビジターセンターでは自然史や文化史について説明しているほか、素敵なギフトショップもあります。

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Don McCullough/Flickr

スパッドポイント・クラブカンパニー

スパッドポイント・クラブカンパニー
父と息子がチームを組んで、水揚げされたばかりのシーフードを提供

喧噪を離れた場所にあるこのレストランに朝行くと、地元の漁師がコーヒーとドーナツでのんびりしています。これを見れば、ここが旅行者向けの飾り立てた店でなく、本格的な店だということがすぐ分かるでしょう。

波に揺れる漁船、けたたましく鳴くカモメ、ガチャガチャと音を立てる船の索具に囲まれたこのレストランは、最高に新鮮なシーフードを提供する絶好の立地にあり、ここのチャウダーは賞に輝いています。サンフランシスコからは、自然のままの海岸に沿って、息をのむ美しさのハイウェイ1号線を北上します。車で約2時間かかりますが、その価値は十分にあります。スパッドポイントでは、オーナーのトニー・アネロとその息子マークの船から水揚げされたばかりの最高に新鮮なカニとキングサーモンが食べられます。クラブケーキも絶品で、本日のおすすめのシーフードをフィーチャーしたサンドイッチもあります。派手さは全くありません。美しい景色さえあればそんなものは不要です。屋外のピクニックテーブルの席に座れば、食事を楽しみながら、湾にきらめく光を眺めたり、この地域を象徴するボデガヘッドに霧が立ち込めるのを観察できます。注: スパッドポイントは、毎日9時から5時まで開いています。

知っておくと便利な情報: 野生動物のウォッチングが好きな方は双眼鏡を持って行きましょう。ボデガベイはバードウォッチングができる素晴らしい場所として知られています。晴れた日には、ボデガヘッドの上まで車で上ると、クジラがよく見えます(通常は12月から3月まで)。

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Courtesy of Little River Inn

リトル・リバー・イン

リトル・リバー・イン
クラシックな環境で楽しむ斬新な料理

メンドシーノ海岸沿いにあるビクトリア様式のホテルで過ごすロマンティックな休暇は、ホテルで食事もすることで、より特別なものとなります。窓際に座って、穏やかな入り江まで続く緑豊かなホテルの庭園を眺めていると、地元のシーフードを食べ、賞に輝いたノースコーストのワインを味わっていることが、実に贅沢に感じられます。宿泊しなくても食事はできますが、宿泊ができるのは嬉しいことです。

料理は、海岸を少し行ったところにあるノヨ港を本拠地とする漁船でとったムシガレイを使ったムニエルなど、地元の食材を伝統的な方法で仕上げています。その他、外せない料理は、ミドリイガイのわさびマヨネーズ風味や、揚げたイカとアジア風コールスローなどです。

メインレストランでは上品でありながらくつろげる雰囲気が楽しめますが、オールズホエールウォッチバーに行くのもおすすめです。このバーからの眺めは格別で、地元の人が集まる人気スポットとなっています。