トゥオルミリバーのウエット系ラフティング・アドベンチャーに参加すれば、2〜3日間のデジタル音から離れた静かな時間が保証されたようなもの。サンフランシスコからわずか4時間東方向へ行った所に、カリフォルニアで最も野生的な深い峡谷や鬱蒼とした森が壮観な景色を作り上げています。シャトルバスがスタニスロース国立森林公園に続く砂利道を進んでいくと、ラフティング一行の人数は、全長29キロ程のクラス4の急流に生息する鳥類、獣類、大きいトラウトの数に負けてしまいます。
川の名前の頭文字を取って「ザ・T 」の愛称で知られるこの川の野生・景観指定区域は、カリフォルニア内では最高級の激流下りスポットとして知られています。ここでは、クラス4の急流は、例外的ではなく通常のもの。一番スリリングな目玉は、三段階あるクレイビー・フォールズですが、このラフティングでは大きな歓声や叫び声はノンストップです。5月から9月上旬にかけて、ARTA、ゼファー・ホワイトウォーター・エクスペディション、そして多数のアウトフィッターが完全装備された1・2・3日間のラフティング・アドベンチャーを提供します。満足できる贅沢をしたいなら、O.A.R.S.が提供する「ワイン・オンザ・リバー」か「クラフトビール・ティスティング」特別ツアーに参加してみてください。ラフティングを1日楽しんだ後は、川沿いのキャンプ場にボートを置いて、グルメなディナーをお楽しみください。大人向けの飲み物は、ツアーに同行するブリューマスターかワインエキスパートがペアリングしてくれます。ディナーの後は、暗さが深まる中、コウモリが水面を飛ぶ様子を見ながら、他のツアー参加者達とその日のリバーラフティングの様子を語り合いましょう。
トゥオルミのプットインは、グローブランドとヨセミテ国立公園の間の州道120号から外れた所にあります。水流は、ヘッチヘッチー貯水池の排水状況によりますが、出発許可されているのは1日に2艇のみなので、この川でボートはあまり見かけません。「ザ・T」の卒業生は、チェリークリークと呼ばれる、さらにスリリングなホワイトウォーターエリアが流れるT上流にもチャレンジしてみてください。
