もし鷲のように空を飛んでみたいと願ったことがあるなら、その夢はサンディエゴで叶えることができます。ラホヤにあるトーリーパインズ・グライダーポートでは、資格を持ったパイロットにしっかりと繋がれてカラフルなパラグライダーにぶら下がり、風で波打つ太平洋の上空を楽々と飛翔することができます。リラックスしてハーネスに腰を下ろし、眩いばかりの景色を眺めていれば良いのです。広い角度から、どこまでも続く大海原やきめ細かい砂浜のブラックビーチを眺めましょう。初めて挑戦する人にアドバイスです。一番怖いのは飛ぶ前です。一旦上空に上がると、不安は消えてしまいます。ほとんどの飛行は20分ほどで、テンションが上がって満面の笑みを浮かべるにはちょうど良い時間です。
初心者は年齢に関わらず、幼児からお年寄りまで、2人乗りタンデムフライトに乗ることができます。トーリーパインズ・グライダーポートには輝かしい安全記録があり、過去20年間で約150,000回の無事故の飛行実績を誇ります。ハンググライダーあるいはパラグライダーから選ぶことができますが(ハンググライダーは凧のような形の金属フレーム、パラグライダーはフレームのない膨らませた翼を使う)、幅広い風の条件に適しているパラグライダーの方がより一般的です。事前に予約する必要はありません。風が良好でさえあれば、2人乗りタンデムフライトは先着順に乗ることができます。
空を飛ぶなんてとんでもないと思っている人には、地上にてフライトと同じくらい楽しむことができます。トーリーパインズ・グライダーポートの最高約106メートルの絶壁からは、サンディエゴで最も美しい海岸線を眺めることができます。クリフハンガーカフェはやじ馬歓迎です。ここでサンドイッチやサラダを注文し、グライダーが飛び立ち、大空に浮かぶ様子を眺めましょう。週末にはライブ演奏が加わり、パーティのような雰囲気になります。
海食洞でのカヤックからソーク研究所の建築ツアーまで、ラホヤの楽しみは他にもたくさんあります。ゴルフ好きならトーリーパインズ・ゴルフコースで一回りした後、18ホールを見下ろすエーアールバレンティンでランチを取りましょう。近くにあるトーリーパインズ州立自然保護区では、世界で最も珍しい松の木であるトーリーパインを眺め、見事に侵食した海岸沿いの悪地地形の中をビーチまでハイキングしましょう。歩きながら空を見上げると、頭上をゆっくりと飛ぶグライダーの笑顔を見ることができるでしょう。