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シングル・スレッド

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贅沢なヒールズバーグの施設で夫妻チームが繰り広げるカリフォルニア産食材と和食の技のマリアージュ

ソノマカウンティは観光客に有り余るほどの価値を提供しますが、世界最高級のダイニング体験をしたい本物のグルマンはつい最近まで東のナパバレーや南のサンフランシスコまで足を伸ばす必要があるように感じていました。でも、カイルとカティーナ・コンナートン両氏のおかげでそんな日々も、もう過去のものです。夫がエグゼクティブ・シェフ、妻が料理用ガーデンと農園管理者のこの夫妻チームは、2016年暮れにシングル・スレッドをオープン。農園で採れた食材をふんだんに取り入れて、アジア料理にヒントを得たオートキュイジーヌを洗練された方法で提供し、瞬く間に地元の食事情を革新しました。5客室の高級ホテルも併設しているこの52席のレストランは、ミシュランの三つ星を獲得しており、ヒールズバーグまでわざわざ足を運ぶ価値があります。

夕方は、スナックが振るわれ飲み物が注がれるルーフトップガーデンで始まり、すぐに1日のストレスも溶けていってしまうでしょう。ヒールズバーグ・プラザからわずか1ブロックのここから見ると、10分ほど離れた先にあるロシアン・リバーの川沿いに農園が見えます。それから1階のダイニングルームにエスコートされます。そのスタイリッシュな空間では、キッチンの中がはっきり見え、かつ控えめなエレガンスにあふれており、グルメなお客様もデザイン愛好家のお客様にも満足される作りになっています。手彫りの木製スプーンからカスタムメイドのお猪口(自分で気に入ったものを選べます)、そしてザルト製ワイングラスまで、全てにおいて高級感が滲み出ています

そして、いよいよ食べ物がテーブルに運ばれます。シングル・スレッドはベジタリアン、ペスカタリアン(魚菜食主義者)、雑食という3種類別の11品コーステイスティングメニューを扱っており、コノートン夫妻の日本文化に対する愛着が随所に表現されています。1品目は、丁寧に細工された超近場から届いた野菜やシーフードの一口サイズの食べ物たちです。旬のメニューの大部分は絶えず変化していますが、常に中心に据えられているのは、ダンジネスクラブ、マウント ラッセン・トラウト、モントレーベイ・アワビ、ソノマで採れた穀物、そしてコノートン夫妻の農園で採れた様々な自然の恵みです。一口一口がカリフォルニア育ちの食べ物と日本料理の技との組み合わせで、結果は小うるさいことは決してなく、一律に素晴らしい仕上がりになっています。

でも、卓越したものにはそれなりの値がつくものです。ディナーはサービス料を入れずに一人当たり225ドルで、ソムリエ長のエヴァン・ハフォードのワインペアリングは、155ドル〜295ドルです。(ワインプログラムは、入手が難しいボトルも含め地元で人気の高い数多くのワインを取り上げていて、値段に見合ったものになっています。)予約は訪問予定日の数週間前までにしておいたほうが賢明です。毎月1日目に、翌月の予約受付が開始されます。

完全なシングル・スレッド体験をしたいのなら、2階にある部屋(1泊700〜1,000ドル)を予約しましょう。部屋には、最新の紅茶マシン「Teforia」、マトーク製リネン、床暖房、そして日本式トイレが用意されています。部屋にあるスナックは、お好きなだけどうぞ。1階にあるレストランで作られたキャンディーや、直ぐそばにあるサンタローザで醸造されている高評価の(見つけるのも難しい)ダブルIPA、プリニー・ジ・エルダーすら1本置いてあります。何よりも嬉しいのは、1泊すると前夜のディナー体験に呼応した上級の朝食が頂けることです。これでつい次の予定を立ててしまいたくなります。

ジョン・ゴッドフリー

旅フォト

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California Winery

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