ゲッティセンターの屋内展覧会を鑑賞する合間に、外に出て広々とした広場やガーデンを訪れてみましょう。丹念に整えられたガーデンから、目を惹く彫刻まで(サボテン専門のガーデンもあり)、ゲッティの屋外スペースは美しく魅力にあふれています。ゲッティセンターの音声ツアーポッドキャストをダウンロードして、解説を聞きながら探索してみてください。
フラン&レイ・スターク スカルプチャーガーデン
駐車場からゲッティセンター本部に向かうトラムに乗る前に、心落ち着くフラン&レイ・スターク スカルプチャーガーデンへ。モダンな現代彫刻のコレクションは、今は亡き映画プロデューサー レイ・スタークとフラン夫人が寄付したもので、ヘンリー・ムーアのブロンズフォームや、イサム・ノグチのザ・テント・オブ・ホロファーンズなどをご覧いただけます。噴水や静かな座席エリア、摩天楼の風景を備え、ゆったりとくつろぐのに絶好のスポットでもあります。
セントラルガーデン
約12,500㎡の広さを誇るセントラルガーデンは、ゲッティで最も人気の高いガーデンで、1997年にインスタレーションアーティストのロバート・アーウィンによって造られました。くつろいだり、ピクニックを楽しんだり、ゲッティのもうひとつのアート体験に参加するに絶好の場所で、500種類以上の樹木、灌木、芝生、花が次々と生い茂り、自然と体験、そしてデザインの関係性をテーマにしたひとつの展覧会となっています。樹々に縁取られた散歩道からブーゲンビリアのあずま屋、中央のプールまで、植物と建物のすべてが色、光、反射を際立たせるように選ばれています。敷石に「常に変化し、二つとして同じものはない」というアーウィンの言葉が刻まれているガーデンプラザまで、ぜひ足を伸ばしてみてください。
ロワーテラスガーデン
センターガーデンの散策を終えたら、西に向かってロサンゼルスを一望するロワーテラスガーデンへ。特に小さなお子様に人気のガーデンには、ウォーキング・フラワーやザ・ジュースターズなど6つの彫刻と、風力で動くスリースクエアギラトリーが設置されています。
カクタスガーデン
ゲッティセンターの南美術館パビリオンで、環境にやさしい植物の王様を満喫しましょう。異なる大きさ、形、色のサボテンをずらりと揃えた散歩道を歩いて、向こうに見える摩天楼とのコントラストをご覧ください。快晴の日にはカクタスガーデンから太平洋まで見渡すこともできます。