ロサンゼルスのダウンタウンから運転して行ける川でリラックスした1日を過ごしたいなら、カーン・カウェアリバーに勝るものはありません。南カリフォルニアの人々は、バックミラーに映る街の喧騒を後にして、ベーカーズフィールド北部のオークとプラタナスが生える丘陵地帯をマール・ハガードと一緒に「もう二度とカーンリバーは泳がない♪」と熱唱しながら運転するのが大好きです。さらに北上すると、バイセイリア付近に涼しい爽やかさが魅力のカウェアリバーが現れます。
冒険好きなあなたは、カーンリバー上流へどうぞ。オープンシーズンは4月〜6月です。カーンリバー・アウトフィッター等の各社は、この地域で半日〜1日ツアーを催行しています。急流には、緩やかなクラス2から最初から最後までハラハラし通しのクラス5まで様々なレベルがあります。アウトフィッターズは他にも、5月〜7月(終了月は年により)まで勢いのあるカーンリバー下流で半日〜1日ツアーも催行しています。水源は、カーンビル付近のレイクイザベラから放出制御されており、32キロ程の長さのほとんどがクラス2〜3の急流ですが、ツアーの最後にスリル満点のクラス5の急流が待っています。2日間の冒険の中では、水が穏やかな深みで(わざと)ボートをひっくり返す技を練習する時間も十分あります。そして暖かい21度の水中を泳ぐ機会も見逃せません。
ラフティングの経験が豊富でアドレナリン放出の機会を狙っているあなたなら、カウェアリバーの春ツアーにご参加ください。セコイア国立公園で始まるほぼ天然そのもののカウェアリバーは、32キロほどで3000メートル程下降する、荒波、大きな深み、滑らかな花崗岩の上を急下降する急流など、多様なクラス4レベルの体験が豊富な川です。ラフティングは、通常4月から6月までシーズンの早い時期に行われます。ラフティング乗客者は、国立公園入り口にあるスリーリバーズで下り方向に乗せられるので、セコイアの巨木と空にそびえる峰を観光する旅と合わせるのは簡単です。ホワイトウォーター・ヴォヤージュズを含むアウトフィッターは定期ツアーを催行しています。