何がお好きですか。オリーブオイル? ワイン?または新鮮な夏野菜や果物でしょうか。100年以上も続く農業遺産を持つことから、ビュートカウンティはアグリツーリズムに利用される主要な都市となっています。
ビュートカウンティの農業における素晴らしい概要については、シエラオーロ・ファームトレイルに沿ってカウンティを散策しながらアースワーム・ソイルファクトリーやニュー・クレアボー・ヴィンヤードなど、色々な場所を訪ねてみてください。ニュー・クレアボー・ヴィンヤードはトラピスト・シトー修道会の修道士が、1,000年近くもワイン造りの伝統を引き継いできています。毎年ある10月のパスポートウィークエンドにファームトレイルを散策するのがお勧めです。
オーロビルは、カリフォルニアのオリーブ生産の発祥の地といわれています。ファームトレイルの途中には、歴史あるロデスターファームズや3代目バンフォードファミリーファームズなど、オリーブオイルをテイスティングできる場所がいくつかあります。上等なエキストラバージンオリーブオイルに出会えるでしょう。オリーブオイル産業におけるビュートカウンティの独特な役割も知ることができます。
トライ L マンダリンランチの樹上で成熟した温州ミカンやハリソンズ・カリフォルニアチェスナッツのプレミアム変種の栗など、ビュートカウンティはまさに宝庫なのです。
ペドロゾ・デイリー&チーズ・カンパニーでは、クリーミーな「ブラック・ビュート・リザーブ」などの伝統的な農場チーズに出会えます。また、施設のツアーも用意されています。また、1875年から続く地元の農家で作られたアーモンドやクルミ、グルメアイテムの詰め合わせなどは、オーロビルのギフトショップソンレイ・ファミリーフーズにてお買い求めいただけます。
チコのシエラネバダ・ブリューイング社のおかげで ビュートカウンティはワインよりも地ビールでよく知られています。しかし丘陵地帯からダーラムへ下ると、ビュートカウンティのワイナリーの評判はより高くなり、サクラメント・ビー紙が「ビュートカウンティの次の大ブームはワイン造りか?」と関心を抱いているほどです。
ダーラムのアルメンドラ・ワイナリー&ディスティラリーなど、ビュートカウンティ有数のワイナリーを見つけてみましょう。さまざまなワインを堪能できるだけでなく、地元のアーモンド、ラベンダー、マンダリンから作られたジンもお楽しみいただけます。
オーロビルにある、倉庫風の造りが特徴のパープルライン・アーバンワイナリーは、シエラフットヒルで育てられた葡萄で作ったフルボディのプティ・シラーを醸造しています。シラーよりもサイダーがお好みであれば、チコのセラー・ドア・サイダーでテイスティングができます。フレンチオークの樽で熟成したサイダーは、北カリフォルニアのリンゴを使用して手作りしています。