独立心旺盛なバークレーの街で、食事に関する新しい考えが生まれたのも納得できます。アリス・ウォーターは、今や伝説のシェパニーズを1971年に開店しました。このレストランは地産地消そして旬の食べ物に注目を浴びせました。シェパニーズは、大火事の後に再建され、少しカジュアルな雰囲気のカフェを2階に増設し、今もまだまだ健在です。そして食に対して似た理想を持ったベーカーのスティーブン・サリバンのような元従業員たちにより創設された会社が何社も創業される刺激の元にもなっています。スティーブンは妻のスーザンと共にアクメブレッドを創業しました。アクメブレッド・ベーカリーは、ベイエリア全域のスーパーやファーマーズマーケットで噛みごたえのある美味しいパンを販売しています。
他にも食の大革命を起こしたバークレー出身者と言えば、コーヒーのマエストロ、アルフレッド・ピートです。1966年にアルフレッドは、濃厚で複雑なジャバを世に紹介しました。ウォールナットとバインストリートの角にある何の変哲もないピーツ コーヒーショップから少量のみ焙煎したコーヒーを販売し始めたのです。（お店はまだあります。）熱狂的な信望者たちが生まれ、残りはもうカフェイン史の語り連りとなってしまいました。
バークレーには、他にも様々な国際的レストランがあります。ローカル達は、ノースバークレーのシャタックアベニュー沿いにある、学生予算向け飲食店も数多く含む、100店以上の飲食店から選べます。グルメゲットーと呼ばれるこのエリアは、飲食店やアルチザンがひしめいています。ベーカリーとチーズショップを合わせたチーズボード・コレクティブには、ぜひ行きたいもの。ここでは毎日日替わりでたった1種類のピザが出されます。そのクリエイティブで変わったピザを注文しようと、毎日長い行列ができています。例えば、ローストポテト、パシーヤ唐辛子、玉ねぎ、モッツアレラ、ブルガリア風フェタ、コリアンダー、メキシカン・キーライム、にんにく、オリーブ油など。お腹、空いてきました？
食事といえば飲むこと。バークレーはここでも本領を発揮します。クラフトビールの醸造所は、ここでも長年の人気を誇っています。その中でも、トリプルロックブリュワリーはリラックスした雰囲気を提供しつつも、品数の多いパブメニューで有名な落ち合い場所です。日本酒は好きですか？または目を見張るような日本建築が見てみたいですか？それなら、タカラのテイスティングルーム松竹梅を何種類か飲み比べてみてください。
バークレーのフォースストリートは、魅力的なものもたくさんあるエリアです。毎週定期的に通うローカル達もいるヴィックス・チャートでは、cholle bhatureという熱々の丸い揚げパンを含む、ついついはまってしまうインドの屋台食があります。エディブル・エクスカージョンの徒歩ツアーに参加すれば、上記のお店を含むバークレーの食を中心としたエリアやファーマーズマーケットなどがバランス良く体験できます。
