サンフランシスコでは、アメリカでも最も多様なお食事を楽しむことができます。高級レストランや、産地直送の食材を使う料理を出すパブから、餃子店まで、サンフランシスコのダイニングシーンは多様で魅力的です。 シティ・バイ・ザ・ベイのシェフたちは、どんな料理でも、季節の食材を手に入れることにこだわっており、時には近くの海岸や森に自然の珍味を探しに行きます。 この街で一年中開かれているファーマーズマーケットでは、シェフ達が新鮮な食材を手に入れて、その日のメニューを考えている姿を目にすることでしょう。
ミシュランの星がついたお洒落で現代的なレストランなら、三つ星のクインス、ベヌー、アトリエ・クレン、二つ星ならコイ、カルフォルニオス、バードソングなどがあります。 静かな落ち着いた色彩で、エレガントな装飾が施されているこれらのレストランでは、カリフォルニア(クインスとコイ)、アジア(ベヌー)、フランス(アトリエ・クレン)、メキシコ(カリフォルニオス)、アメリカ(バードソング)の味がそれぞれ表現されているテイスティング・メニューが楽しめます。
沿岸都市サンフランシスコは、シーフードでも有名です。 チョッピ―ノというイタリア系のアメリカ料理でもある「今日のとれたて」海鮮シチューには、カニやその他の甲殻類がたっぷり入っています。 フィッシャーマンズ・ワーフにある家族経営のレストラン、チョッピーノズとスコマズでは、このお腹がいっぱいになる温かいシチューを半世紀以上も出しています。 長く愛されているもう一つのお店、タディッチ・グリルはファイナンシャル・ディストリクトにあり、気楽に座れるカウンターと、白いジャケットに身を包んだスタッフが迎えてくれます。 最も新鮮なシーフード・ルー・サラダとオイスターなら、カウンター席しかないスワン・オイスターデポに行きましょう。1912年より、同じポルカ・ストリートで営業しています。
サンフランシスコにはアジアのレストランが最も集中しており、アジア各国からの料理が楽しめます。 リッチモンドとサンセット地区には多様なレストランがあります。ビルマ・スーパースターでは素晴らしいビルマ料理が楽しめ、中華の点心料理の持ち帰りスポット、ウィング・リー・ベーカリーでは蒸したての餃子やシュウマイが人気で、明るくてきらびやかなウンマでは、近代的な韓国料理が楽しめます。 フェイクのヤシの木が飾ってある、ベトナム料理のPPQダンジェナス・アイランドで、焼きガニとバターガーリック麺を食べないことには、サンフランシスコの滞在は完結しません。 チャイナタウンでは、ミシュランの星がついたミスター・ジウズで近代的な中華料理をお試しください。明るく広々としたダイニングルームには、ハスの花の形のシャンデリアがあります。 角を曲がるとエンプレス・バイ・ブーンがあり、歴史的な皇帝料理をスタイリッシュにつくりかえてミシュランの星を獲得したシェフによる、現代的な広東料理が楽しめます。
ミッション地区には、気さくなエル・ファロリトやタケリア・サンフランシスコとなど、気軽に行けるタケリアがたくさんあるので、中身がいっぱい詰まったタコスを楽しんでください。 活気あふれるこの地区でお勧めなのは、メキシコ料理だけではありません。お菓子のパラダイスでもあるカジュアルなカフェ、ターティン・ベーカリーはいつも混んでおり、地元の人に愛されているフラワー+ウォーターでは、木の温かみが感じられる近代的な空間で、カリフォルニ風イタリア系の料理を堪能することができます。
1か所で色々なものを楽しみたいなら、フェリービルディング・マーケットプレースを散策しましょう。常設のアクミ・ブレッドでは、皮がパリッとしたサワードウブレッドが購入でき、エル・ポルテーニョ・エンパナダスでは、美味しいアルゼンチン風の手作りパイが味わえます。 海の眺めと新鮮なオイスターで知られているホッグアイランド・オイスターカンパニーや、オシャレで明るいゴッツ・ロードサイドダイナーでは、座ってお食事ができます。 複数のベンダーから選びたいなら、オフ・ザ・グリッドで、屋台のフードトラックを追いかけてみましょう。考えられるあらゆる種類の食べ物があります。