カリフォルニアを訪れて、この州ならではのユニークなお土産を見つけたいなら、迷わずサンフランシスコで開催されるウェストコースト・クラフト（West Coast Craft、略してWCC）に行きましょう。サンフランシスコのフォートメイソンで年2回開催される工芸職人のフェスティバルでは、250件以上の類い希なクリエイティブアート、工芸、デザインの業者が出店します。普段からEtsy、ピンタレストやインスタグラムを何時間でも眺め、どこにでもないユニークなインテリア雑貨やギフトを探し求めているなら、この無料のクラフトフェスは必見といえます。
「このショーでは本物のウェストコーストの雰囲気と美的感覚を体験でき、まさにウェストコーストのライフスタイルを称えるものです」と語るのは、WCCのパートナーシップ・アーティストプログラム・ディレクターのサラ・エウィック氏。「全米でこのようなイベントは他にありません。」
2013年に3人の工芸家たちが良質な工芸作品と優れたアートをブレンドしようと始めたこのフェスは、直近の6月に開催された際、2万人以上の参加者が訪れました。ウェストコースト・クラフトは、審査のある申請プロセスを通して選び抜かれた優秀な業者やさまざまな催し物のおかげで、人気のあるフェスティバルに成長しました。フェスティバルを探索すれば、手作りのジュエリー、再生された帆から作られたトートバッグ、グルメな焼き菓子、旅行からヒントを得た陶芸作品をはじめとする数多くのアイテムが見つかります （参加業者は、ウェストコースト・クラフトのインスタグラムページをご覧ください）。
「カリフォルニアやウェストコーストで暮らす人たちは、イノベーションやリスクを負うことに強い関心を持っていて、それはここの文化と密接なつながりがあります」とエウィック氏は語ります。「私たちはクリエイティブなコミュニティを代弁していて、ウェストコーストで生活する意義を上手く反映しています。」
アーティスト以外にも、ウェストコースト・クラフトはサンフランシスコで人気のフードトラックが自慢です。次回のラインアップはまだ決まっていませんが、過去に出店した店には、ボン・ヴィヴァン（ブラッディ・マリーで有名なお店）のミクソロジストによるカクテルバー、フォート・ポイント・ビール・カンパニーのクラフトビール、コキオ・リパブリックのフライドチキン、タコリシャスによるタコス、ジェイシャックのクレープがあります。サンフランシスコではどこでも見かける地元のコーヒー焙煎店、ブルーボトルコーヒーは参加を予定しています。
さらに、このイベントは工芸好きな家族にもぴったりです。昨年はMothermag.comが設置した子供向けのラウンジで、オークランド・ミュージアム・オブ・カリフォルニアによるアート関連のアクティビティが行われました。
