太平洋から岩だらけの沿岸沿いの山脈まで約4040平方キロメートル以上にも広がるソノマカウンティは、1つの型には嵌らないさまざまな特徴を持っています。 ここは高級ワインでますます名声が高まっており、キストラー・ヴィンヤード、A.ラファネリ、そしてサークなどのワインは順番待ちという豪勢な熱狂的ワインコレクションで、ナパバレーと人気を分かち合っています。 しかし、ソノマカウンティでは、その辺の裏庭で醸造された素晴らしいワインに巡り合う可能性があります。 例えば、フォレストビルのジョセフ・スワンは、1967年から今も変わらず古い木樽置き場をテイスティングルームにして、受賞ワインを提供しています。 ソノマカウンティのワイナリーは親しみやすい雰囲気にあふれています。 グラスにワインを注いでくれるのが、実はオーナーというのはよくある話しで、傍らに忠犬がちょこんと座っていたりします。
まずは探索の前に地理を簡単に調べてみましょう(ソノマカウンティ観光局にはインタラクティブな地図があるので、自分のいる場所が確認できます)。 ソノマの街には、由緒あるソノマプラザがあります。 そして、サンタローザとソノマ(月の谷として知られている)の間にある地域はソノマバレーと呼ばれ、ケンウッドやグレン・エレンなどのワインの産地があります。 その地域全体が、ソノマカウンティとして知られています。
サンフランシスコから軽く1時間北上してソノマカウンティに入ると、まず最初に歴史のあるペタルマの町のクラシックな石造りの建物が見えてきます。 国道101号線からソノマカウンティ最北端にある、上品で非の打ちどころのないヒールズバーグの町に直行することもできますが、それではソノマ、セバストポール、サンタローザ、ガーンビルなどのワイン産地の町を隅々まで楽しむことができません。 ここではスローダウンして、いろいろなワインメーカーを回って地元の人に混じれば、これ以上楽しいことはないと分かるでしょう。
ソノマカウンティにはいつ行けばよいですか 数年前まで、農業が盛んなソノマカウンティは、主に夏の観光地でした。 しかし、1月にはアン・オリーブ・オデッセイオリーブフェスティバルが1カ月間開催され、ソノマカウンティフェア、春のワイナリーのオープンハウス、秋の収穫イベントなどもあり、今では年中賑わっています。 また、ソノマのダウンタウンから数キロ南にあるソノマ・レースウェイには、州内にも数か所しかないNASCARレースの会場があるため、年中人が訪れています。 または、ホリデーシーズンに滞在して、地元のレストラン、ワイナリー、おとぎ話に出てくるような旅館で開催される賑やかなパーティーに参加して、新年を迎えるのはいかがでしょうか。