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Linda Tanner/ Flickr

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豊かな土地が南北に伸びるこのカリフォルニアの沿岸部は、サンフランシスコとロサンゼルスのほぼ中間に位置しています。農場直送の食材を使用したレストランや、賞賛のワイン産地、数々の史跡、そしてフレンドリーで静かなコミュニティなど、輝く魅力が散りばめられています。

それぞれが比類なきユニークさを放つサンルイスオビスポ・カウンティ。もちろん、目もくらむようなゴージャスなスポットもたくさんあります。沿岸部に連なる丘陵が、打ち寄せる波に泡立つ海へとなだれ込み、沖を行くクジラがしぶきを上げる雄大な光景。山あいに包み込まれた渓谷には、農場や牧場が点在し、テイスティングが楽しめるワイナリーに、ゆったりとした時間が流れています。眩しい陽光をよぎる、きりりとした肌触りの霧と海風。農産物だけでなく、この土地の人々にも清冽さを与えています。ここは、ほぼ一年中、ショーツで過ごせる温暖なエリア。とりわけ、サンルイスオビスポ市の丘の上にキャンパスを構えるカリフォルニア州立工科大学(略称はカルポリー)の学生たちにとっては、ショーツは制服のようなものです。また、サンルイスオビスポ市は美しいスパニッシュ・ミッション建築でも有名です。

街を離れれば、アドベンチャーと探訪に事欠かないオプションがふんだんに広がっています。ガイド付きカヤックツアーでラッコに出会うモロベイの探索などは、その代表格。ファンキーで楽しいカンブリアでは、アートギャラリーで掘り出し物を見つけましょう。伝説のハーストキャッスルも見逃せないスポットです。このほかにも、ピスモビーチでのハマグリの潮干狩り、アビラビーチの街で体験する鉱泉浴など、数え切れない楽しみが待っています。

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E+/Getty Images

カンブリア

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カンブリア
ハーストキャッスル近くの村にある素晴らしい魅力

魅力いっぱいのカンブリアは、ビーチタウンではなく、海の街です。 ほとんどの人がサンルイスオビスポ・カウンティーの海岸からわずか17キロにあるハーストキャッスルへの玄関口としてこの街の名前を知っています。実は、その有名なハーストキャスルがなくても、カンブリアの創造的な雰囲気と、美しい松林と、カリフォルニア沿岸の険しい海岸線に広がるエリア自体が、素晴らしい旅に必要な一コマを作ってくれます。

カンブリアには、小さなコミュニティ(人口わずか6,000人)ならではの、多くの魅力があります。 ハイウェイ1号線の内陸側には、カンブリアの商業エリアがメインストリート沿いに2つの別々のセクションに分かれて存在しています。 19世紀に建てられたいくつかの建物があるイーストビレッジは、この街で一番古いエリアです。

カンブリアの元銀行として使用された建物にあるザ・ヴォルト・ギャラリーでは、外光表現の画家のアートや、タイタニックで知られるビリー・ゼーンの現代作品が展示されています。また、リンズ・レストランの有名なオラリエ・ベリーのパイを目指して、多くの人々がカンブリアに立ち寄ります。世界各国の料理と歴史をみごとに融合させたロビンズ・レストランは、30年以上にわたりセントラルコーストの食の中心として知られています。また、数ブロック先にあるブラック・キャット・ビストロの季節のメニューと、そのダイニングエリアの親しみやすい雰囲気はロマンチックな夜を探しているカップルのお気に入りの場所になること間違いありません。

ウエストビレッジの近くにあるマデリンズ・レストラン&ワイン・テイスティングルームでは、セントラル・コーストのワインを日替わりでテイスティングすることができ、夜には、ラムシャンクやカモの胸肉をじっくり焼いたおいしい料理を堪能できます。また、エフライム・ポタリーを含むいくつかのギャラリーを閲覧することもできます。エフライム・ポタリーでは、オーナーのケビン・ヒックスの作品をはじめ、手作りの家具やランプを見ることができます。

ハイウェイ1号線の向かい側にあるムーンストーンビーチにはホテルが立ち並び、どれも美しいオーシャンビューの客室を備えています。また、道路を渡り、崖の上にあるおよそ2.4キロ続くボードウォークのを散策するのもおすすめ。美しい絶景を満喫できます。いつも長い列ができている(予約不可のため)ムーンストーンビーチ沿いにあるレストラン、シーチェストでは、絶品のカキや人気のイカのステーキをオイスターバーでいただきましょう。また、 近くにある437エーカーのフィスカリーニ・ランチ・リザーブにある海岸線のトレイルをたどれば、海抜121メートルの高さにある静かな松林に到着します。

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Harri Jarvelainen/Getty Images

ピスモビーチ

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ピスモビーチ
ワインと波が出会う、セントルコーストのヴィンテージの街ピスモビーチ

ハイウェイ101を北から来ても南から来ても、ピスモビーチに到着した瞬間は忘れ難いものがあります。海岸沿いの丘が開けてターコイズの海がきらめき、サンルイス・オビスポカウンティの海辺が長く伸びて、ヴィンテージのビーチタウンが海岸に抱かれる風景。ビーチコテージ、サーフィンショップ、クラムチャウダー屋などが立ち並ぶ通りを抜けて、砂浜に向かって歩きましょう。

約360mの長さの歴史あるピスモビーチピアをお見逃しなく。1928年に建てられたこの埠頭は、ピスモビーチの広場のような存在です。波の向こうまで歩いてサーファーたちを眺めたり、釣りの腕を試してみましょう(免許証不要)。鯛やキンムツ、時にはオナガザメが釣れることもあります。ピアからは、オーシャンフロントのボードウォークを歩くか、しっかりと固まった砂の上をハイキングといきましょう。広くて平らな砂浜は、カリフォルニアで最も歩きやすいビーチのひとつとされています。

広くて平らな砂浜は、カリフォルニアで最も歩きやすいビーチのひとつとされています。

豊かな立地条件を持つピスモビーチは、自然とふれあうアクティビティが満載です。パシフィック・デューン・ライディング・ランチが展開するガイド同行ツアーでは、馬に乗って街の南側にある砂丘を越え、海辺まで進みます。セントラル・コースト・カヤックのツアーでは、街の北側のゴツゴツした海岸にあるドラマティックな海の洞窟へとカヤックを漕いで行きます。あるいは、「砂丘用バギー」またはATVをレンタルして、オセアノ・デューンズ州立車両レクリエーションエリアの砂丘を走ってみるのもよいでしょう。海岸では35トンのコククジラの姿を見ることもある一方で、10月から2月にかけてはピスモビーチ・モナーク・バタフライグローブに、1グラムにも満たないオオカバマダラという名の蝶が何千匹と集まり、心に残る光景を見せてくれます。

アイコニックなビーチタウンには、伝統的なビーチの食事が似合うもの。ピスモではありとあらゆる定番メニューが見つかります。 スプラシュ・カフェでは、受賞歴を誇るチャウダーをどうぞ。デッキからビーチを見下ろせるウーリーズ・ビーチバー & グリルでは、ブラックアンガスバーガーがお勧めです。

エドナバレーアロヨグランデバレーという、2つのワイン産地への玄関口となっているピスモビーチには、洗練されたグルメシーンも展開しています。テイスト・オブ・ザ・バレーでは、街に居ながらにして絶品の地産のワインを楽しめます。『Wine Enthusiast 』誌が選ぶアメリカのワインバー トップ20にランクインしたお店です。美しい海の風景と新鮮なシーフードを満喫できるオイスターロフト (Woolyの上)と、ラテン風のお料理が楽しめる ヴェンタナ・グリルは、夕日を見るのに絶好のスポットです。

夕日といえば、ピスモビーチのオーシャンフロントのリゾートやホテルに泊まるのも最高です。客室から出ることなく、太平洋に沈む夕日を見ることができます。ペットと一緒に滞在できるシークレスト・オーシャンフロント・ホテルでは、広々としたコンテンポラリーな客室のバルコニーのドアを開け、波の音を聴きながら眠りましょう。あるいは、ドルフィンベイ・リゾート & スパで至福のひとときを。ホットストーンマッサージや、レストランリドの5品コースのテイスティングメニューを満喫しましょう。 

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ジェイミー・ファム/Alamy

パソロブレス

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パソロブレス
地ビールや蒸留酒の愛好家も満足させる、ワインテイスティングで人気のセントラルコーストを探訪する

赤レンガ造りのカーネギー図書館と芝生のタウンスクエアが象徴的なパソロブレスは、サリナスバレーの最南端に位置し、国道101号線からすぐそばにある街です。このサンルイスオビスポ・カウンティの街は、鉱泉のおかげで19世紀に初めて観光地として注目を浴びました。 パソロブレス・イン(「ローブルズ」または 地元では「ローブレス」とも発音します)では、今なお鉱泉を楽しむことができますが、地元のブドウ畑が急増し、パソロブレスはワインという魔法の薬で一躍有名になりました。

ここ中部カリフォルニアのワインカントリーの中心では、250軒以上のワイナリーが7つの異なる栽培地域に広がり、それぞれに独特の微気候とテロワールがあります。パソロブレスの整ったダウンタウンでは、14軒以上のワイナリーがテイスティングルームをオープンしていますが、少しずつ色々味わいたい人は、カンブリア沿岸に向かって西に曲がりくねった州道46号線に点在するワイナリーを巡ることができます。

ピノノワール以外にも多くのワインが見つかることでしょう。スカルプテラ・ワイナリー では、美しい庭園や巨大な彫刻を見ながら散歩してみましょう。ビナロブレスの屋外円形劇場でコンサートを観るのも素敵です。ティンシティでは、アーロンワインやONX、フィールドレコーディングスといった20軒以上にのぼる新しいブティックワイナリーをチェックしてみてください。トビンジェームズセラーズでは、西部開拓時代の雰囲気を味わうことができます。もともとは駅馬車の停留所で、現在では修復されゲストハウスとして使用されています。また、エバリーワイナリーではワインケーブを見学できます。ブドウ畑で一晩過ごしたければ、アルタコリーナワインの敷地で、年代物のティンカーティン社製トレーラーに宿泊もできます。

この地域のワイン生産で余ったブドウ果汁は有効活用され、蒸留酒のベースアルコールとなり、パソロブレス・ディスティラリ・トレイルのさまざまなスポットでサンプリングできます。ワインシャインのマンゴーミュール、クローバーのジンとライのウイスキー、マヌッチスピリッツのグラッパとリモンチェッロ、リ:ファインドディスティラリーのウォッカを味わってみてください。蒸留所のテイスティングルームは、たいていブドウ畑内の、テイスティングルームの「すぐ裏」にあります。

ビール好きの方ももれなく楽しめます。ファイアストーンウォーカー・ブリュワリーは、パソロブレス最大にして1番古いブリュワリーですが、バレルハウス・ブリューイングカンパニーのアルフレスコ・ビアガーデンに勝る場所はありません(バレルで熟成した酸味のあるビールが好きな方はぜひどうぞ)。地ビールファンなら、トロクリークシルバブリューリング、アース・アンド・ファイア・ブリューイングで幸せなひと時が過ごせるでしょう。

飲み物のチョイスがたくさんありますが、食べることも忘れないでください。トリュフのリゾットやオッソブーコといった高級イタリア料理はダウンタウンのイルコルティーレで、本格的なメキシコ料理はオラレタケリアやアバネロスで満喫できます。根強い人気のハッチでは、地元のカクテルや薪焼きのロティサリーチキンを、トーマスヒル・オーガニクスでは地元の食材や持続可能な方法で育てられた食材を専門に提供しています。

アーティストが作品の制作に精を出すオープンスタジオスタジオ・オン・ザ・パークで、芸術的なセンスを養うこともできます。彫刻家とおしゃべりしたり、絵画クラスを取ったり、リビングルームの絵を買って帰ることも。リバーオークスホットスプリングススパには、指がふやけるまで浸かってみてください。10個の専用浴槽に、摂氏47度で湧き出る温泉が使用されています。マッサージをはじめ、フェイシャルやボディラップも利用できます。鉄鋼やクロム好きな人には、1カ所でまとめて楽しめるウッドランド・オートディスプレイと、エストレラ・ウォーバード博物館がおすすめです。館内は第二次世界大戦の航空機、時代物のオートバイ、軍用ジープ、美しく復元されたインディ用レースカー、クラシックのロードスターであふれています。

一日の締めくくりは、乗馬をテーマにしたホテルホテルシェバルで、16ある上品な客室の1室に泊まって贅沢なひと時を過ごしましょう。このホテルはダウンタウンのレストランやお店に気軽に出かけられるロケーションにあります(毎晩サービスで出るスモアをお見逃しなく)。または、犬同伴OKで広い中庭やトスカーナ風のテラゾーのパティオ、噴水のあるアレグレットヴィンヤード・リゾートに宿泊してみましょう。

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Courtesy of San Luis Obispo Chamber of Commerce

ミッション・サンルイスオビスポ・デ・トロサ

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ミッション・サンルイスオビスポ・デ・トロサ
熊の谷の伝統的なミッション

SLOの商業地域で最大の存在感を放つのは、ミッションプラザです。1772年にフニペロ・セラ神父によって建てられたこの建物の正面には、建物の素晴らしい構造に勝るとも劣らない、猛獣、ハイイログマの彫刻が施されています。この巨大な熊は、現在カリフォルニア州においては絶滅してしまいましたが、かつてはこの地に数多く生息していたため、1769年のポルトラ遠征によって、La Cañada de los Osos/ラ・カニャダ・デ・ロス・オソス(熊の谷)と名づけられる由来となりました。(ハイイログマは、州旗にもなっています。)

プラザからは、ぜひ教会の正面に吊り下げられた3つの鐘を見上げてみましょう。建物の中は、長い第2会衆席が祭壇の右まで続き、伝統的なミッションのデザインにひと工夫が加えられています。歴史と情報の詳細は、ミッションの素晴らしい博物館とそのチュマシュ族インディアンに特化した展示をぜひ見てみましょう。夏の金曜日の夜に行く予定ですか? いいですね。ミッションプラザでは、サンルイスオビスポとサンタバーバラ郡で活動する優秀なミュージシャンが奏でる無料の家族向けコンサートが開催されます。地元の人々に混じって、ぜひ参加しましょう。

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Eric E Castro/Flickr

サンルイスオビスポ・カウンティのビーチ

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サンルイスオビスポ・カウンティのビーチ
雄大な海岸線、険しい断崖、そして落ち着いた砂浜―海辺が持つすべての表情が楽しめる場所

バラエティに富んだ海―セントラルコーストの一角を占めるサンルイスオビスポのビーチをひと言で表す言葉です。太陽と戯れるにはぴったりのアビラビーチは楽しさ満点。ピーツ・ピアサイドカフェでひと休みしたり、フィッシュマーケットで獲れたての魚介類をチェックしてみてください。ピスモビーチには大きな砂浜が広がっています。どこまでもゆっくり歩く夕暮れ時の散策なら、カリフォルニアの海岸の中でも、右に出るものはない指折りのスポット。また、沖に向かって、波の上に488メートルも突き出したピアは、ピスモビーチのシンボルです。数千頭もの巨大なゾウアザラシが集うピエドラス・ブランカスには、岩場に囲まれた入江が点在。野生動物の見学にうってつけのビーチが見つかります。もちろんサーファーに人気の場所も。サンシメオンに近いピコクリークをチェックしてみましょう。

春には、落ち着いたカンブリアにあるフィスカリニランチ自然保護区の沿岸部を歩いてみてください。花が咲き乱れる丘陵は、のんびりとしたハイキングに最適。またムーンストーンビーチでは、ボードウォークの散策が楽しめます。カユコスの少し北にあるエステロ・ブラフス州立公園は、崖に向かって巡らされたトレイルから眺める雄大な海の景色が自慢。12月から3月にかけては、ホエールウォッチもできる素晴らしいスポットです。忘れられない思い出づくりなら、オソ・フラコ湖もおすすめです。世界有数の海岸砂丘生態系の一部を体験できる木道を歩けば、風によって作り出された躍動感ある砂の光景に息を呑むことでしょう。

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Eric Chan/ Flickr

サンルイスオビスポのファーマーズマーケット

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サンルイスオビスポのファーマーズマーケット
毎週木曜の夜は、サンルイスオビスポの親しみやすいショッピング街がライトアップされます

木曜日の夜(感謝祭の日と雨天を除き)は、1年を通じてストリートパーティの精神が息づくファーマーズマーケットの開催地、SLOのヒゲラ通りに向かうのがお勧めです。地元の人々から愛されるこの毎週のイベントには、ハヤシのとびきり甘いイチゴや焼き立てとうもろこしを目当てに中心街へと学生や家族連れが集まっては、友人たちとの時間を楽しんでいます。新鮮な農産物や人気の屋台をみてまわり、地元農家の人々とおしゃべりを楽しむその背景には、音楽の生演奏がぴったりの趣を添えています。

この地域には、その他のマーケットも充実しています。サンルイスオビスポ・プロムナードのショッピングセンターでは、毎週土曜日に農産物販売のみのファーマーズマーケットが開かれているほか、近隣のロスオソスや周辺地域にもマーケットがあります。

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Courtesy of the San Luis Obispo Chamber of Commerce

サンルイス・オビスポのワインカントリー

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サンルイス・オビスポのワインカントリー
カウボーイがワインカントリーに出会う街とそのブドウ畑を散策

ここはまさに、ワイン好きにはたまらない場所。サンルイスオビスポ地方は、18世紀、スペインが宣教に訪れた時代から州内の優秀なワイン生産地の1つとして位置付けられています。たとえカベルネソーヴィニヨンとシャルドネの区別がつかなくても、カウボーイとワイン製造者が出会う街のくつろいだ雰囲気と海沿いの丘陵地にブドウ畑が広がるワインの街は、きっと魅力的に感じるはず。

ここはまさに、ワイン好きにはたまらない場所

街の南側にあるエドナバレーには、トロサ、チャミスル、そしてベイレイヤナなどの優れたトップワイナリーが点在しています。エドナバレーのブドウ畑から海までのおおよその距離は、わずか8キロメートルしかなく、そのため日中の穏やかな気候と夜の冷涼な空気によりシャルドネおよびピノノワールの良さが最大限に引き出されます。複雑な土壌の特徴が、ワインにも独特な風味と複雑さを与えます。

ワインカントリーを最大限に楽しむには、さらに30分北東に進み、パソロブレス地方にも足を延ばしてみましょう。ここでは、家族経営の小規模なところからジェイ・ロアーやエストレラ・リバーなどの有名どころまで、200軒以上のワイナリーが、受賞歴を誇るワインの味を確かめに訪れる人々を歓迎しています。パソロブレスの暖かな内陸性の気候は、伝統的なワインとともにワイン製造者たちが新しいブレンドに用いるボルドーやローヌ、ジンファンデル種のブドウを育みます。多様性と楽しみに満ちた自分だけのブレンドを安全に手に入れるなら、ガイド付きツアーへの参加を検討してみましょう(グループか個人かを選ぶことも可能。ブレークアウェイツアーズ、アレクシスリムジン、SLOセーフライドを含みます)。

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芸術と文化

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芸術と文化
金曜日のSLOでは、芸術を。

SLOの地域社会は、活気あふれる公共の芸術プログラムやカルポリとの合同イベントなどを含むさまざまな方法で街の芸術家達を支え育んでいます(詳細は地元紙やSLO芸術文化振興会のウェブサイトを確認)。

旅行中、もしも芸術に関するアクティビティに参加する機会が1度しかない場合は、商業地域にあるアート・アフター・ダークのプログラムが開かれる毎月第1金曜日の夜を目指しましょう。多くの店舗が早い時間から開いているものの、アート・アフター・ダークの公式な開始時間は午後6時です。グラスワインとちょっとしたおつまみを楽しみながら、午後9時までアート作品を眺めたり、購入したりすることが可能です。たいていのアート・アフター・ダークでは、画廊以外にも、レストランやブティック、サロンなど、伝統的に美術品を取り扱わない場所を含む20軒以上の会場が、熟練および若手の地元芸術家にスポットライトを当てています。開いているスタジオもたくさんあるため、芸術家本人たちとの会話も楽しむことができるでしょう。

カルポリの学期期間中に訪れたなら、ぜひキャンパスに出向き、デクスタービルにある大学アートギャラリーに展示されている学生たちの最新作を鑑賞しましょう。

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サンルイスオビスポ・カウンティで野生動物ウォッチング

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サンルイスオビスポ・カウンティで野生動物ウォッチング
大小のマリンライフが息づく海の王国

羽毛のように軽く舞い飛ぶオオカバマダラ(モナーク蝶)から、体重2,268キログラム以上にもなるゾウアザラシに至るまで、サンルイスオビスポ・カウンティは、驚くほど豊かな生き物の宝庫。そして、その観察方法も数多く用意されています。まずは、サンシメオンから北に約11キロメートル、ハイウェイ1号線沿いにあるピエドラス・ブランカス(「白い岩」という意味のスペイン語)と呼ばれる険しい海岸線に向かいましょう。ここは、一時は狩猟によって絶滅の危機に瀕したゾウアザラシが、今や17,000頭も集合するユニークなスポット。繁殖地である岩場や砂浜に群れを成し、子育てや毛づくろい、休息する姿を見ることができます。砂浜の上に設けられた観察エリアからは、ワゴン車サイズのゾウアザラシが、大きな声で吠えながら陣地争いをするオスに混じり、やや小柄でおとなしいメスが、葉巻のようにふっくらとした幼獣の世話をしている様子が伺えます。現地には、知識が豊富なガイドがほぼ常駐しています。

10月下旬から2月にかけては、ピスモ州立ビーチの森で、オレンジ色と黒のコントラストの羽根が美しいオオカバマダラ(モナーク蝶)の群れを見ることができます。冬の間、木々の間に無数の蝶々が折り重なって集まる光景はとても印象的。近年では、ここに集まるオオカバマダラの数は平均25,000匹程度ですが、ピークシーズンには100,000匹を超えることもあります。

モロベイでは、ラッコがお腹にのせた貝を石で割る音に耳を澄ましてみてください。空と海を見渡せば、青サギや白サギの姿を目にすることができます(モロベイ州立公園にある自然史博物館の近くには、海岸線に沿って生き生きとした様子が見られる群生地があります)。このほかにも、夥しい数の渡り鳥やハヤブサ(モロロックで営巣するつがいも珍しくありません)が水辺を賑わせています。物知りガイドが案内するカヤックツアーもおすすめです。湾を横切って進めば、海中に潜るウミウや日光浴をするアシカ、そしてラッコの姿も楽しめ、地元でさかんな牡蠣の養殖についても学ぶことができます。湾の反対側に着いたら、高く盛り上がる砂丘に登りましょう。ここはホエールウォッチに絶好のスポット。外洋を行くシロナガスクジラ、コククジラ、ザトウクジラなどの勇姿を眺めてください。

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Courtesy of San Luis Obispo Chamber of Commerce

アウトドア・レクリエーション

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アウトドア・レクリエーション
Climb a peak, camp under the stars, pedal, and play

驚くほど豊富な選択肢の中からアウトドア体験を満喫しましょう。まずは、SLOの西部48キロメートルにあるモンタナデオロ州立公園で元気が出る脚のストレッチからスタートです。名前の意味は「黄金の山」ですが、表しているのは指輪やネックレスのゴールドではなく、光り輝く春に咲き乱れる金色の野の花のこと。この3,237ヘクタールに及ぶ沿岸保護区域には、見所がいっぱいです。バレンシアパークまで411メートルの高さを登るトレイルに向かうのも、ブラフトレイル経由で潮だまりを見に行くのもお勧めです。

この地域に9つある名所の1つ、優雅な沿岸の山々に囲まれた標高471メートルのビショップ峰もハイキングに人気のスポットです。5.5キロメートルの道のりはちょっとした運動ですが、頂上からの素晴らしい絶景を見れば、きっと疲れも吹き飛ぶことでしょう。

ビーチでキャンプはいかが? 魅力あふれる(しかも人気の)スプーナーコーブでキャンプ地を予約しましょう。もしくは、SLOの約23キロメートル南のピスモビーチにあるノースビーチ州立キャンプ場もおすすめです。32キロメートル以上も続く素晴らしい砂浜で有名なメキシコハマグリの潮干狩り(要許可。詳細は下のリンクで確認)に最適なスポットを探してみては? また、ピスモ州立ビーチは、何万匹もの優雅な黒とオレンジ色の大型のチョウ、オオカバマダラ(モナーク)が、渡りの途中で毎年羽を休める様子が素晴らしいモナークバタフライ・グローブのある場所としても有名です。体温を下げずに夜を過ごそうとギッシリと房になって木々にぶら下がるチョウの様子がよく見えるようスポッティングスコープが設置されています。朝になると、太陽の光で翼が暖まったチョウがひらひらと舞う様子が見られます。

この地域は、最近サイクリングが大変盛んになっています。地元の自転車店とサンルイスオビスポ自転車クラブでは、あなたの体力と好みに合う一台を勧めてくれるでしょう。SLOの北西約21キロメートルの場所にあるモロ湾は、アウトドア好きにはさらに幅広い選択肢が充実しています。地元のツアー会社がカヤック、セーリング体験とともに釣り旅行も提供しています。

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Courtesy of San Luis Obispo Chamber of Commerce

カリフォルニア・ステート・ポリテクニック大学

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カリフォルニア・ステート・ポリテクニック大学
トップレベルの選手を見て、ショーを楽しみ、学生たちが運営する農場を訪れる

カレッジのキャンパスを体験する最も良い方法の1つに、大学のスポーツチームを通じて楽しむということが挙げられます。カリフォルニア・ステート・ポリテクニック大学のマスタングは、その期待にきっと答えてくれるでしょう。大学のトップレベルチームは年間を通じ、サッカー、バスケットボール、野球、水球、テニス、クロスカントリー、水泳、ダイビングなどの競技で高い実力を誇るプレーを見せてくれます。バットやラケットを使う球技には、味方チームを応援する方法がもっとたくさんあります。お気に入りのポロ用ポニーに声援を送ったり、クリケットの試合で誰が最も上手くウィケットに到達できるかを観察してみましょう。

カルポリの芸術協会は、年間を通じ、主にキャンパスのパフォーミング・アーツ・センターにて、ジャズトランペット奏者のブランフォード・マルサリスや風変わりなブルーマン・グループなどを含むさまざまなパフォーマンスを主催しています。

カルポリの美味しいものを体験するなら、持続可能な農業の実施を経験しながら学べる大学内の有機農場が手掛ける農産物直売所で旬の食材を仕入れましょう。

9月

有名シェフやトップワインメーカーと会って話してみたい方にぴったりのイベントです。地元のレストランから料理の奥義を学び、ハーストキャッスルで開かれる贅沢なイベントに参加。オーシャンフロントのアワビの養殖場を見学するのも興味深い体験です。パソロブレスのワイン産地で複数日にわたって開かれるこの食のイベントでは、やることがいっぱい。素晴らしい食べ物とワインの試食や試飲はもちろん、...

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Joshua Simas
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Fred Moore/Flickr

サンルイスオビスポ・カウンティのビーチタウン

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サンルイスオビスポ・カウンティのビーチタウン
愉快、ファンキー、個性的、あるいはアーティスト風―自分のスタイルで楽しもう

カリフォルニアのセントラルコーストにあって80キロメートルもの素晴らしい海岸線を有するサンルイスオビスポ・カウンティ。その海辺には主だった街が5つ点在し、それぞれがユニークな特色を放っています。ここでは、海の真横に息づくこれらのコミュニティを、南から北に向かって順番にご紹介します。地元ならではの耳よりな情報や、見逃せないご当地のおすすめをまとめました。

ピスモビーチ

歴史あるダウンタウンのすぐ横に伸びる大きな砂浜。そしてほんの近くに、ブドウ産地として名高いエドナバレーを控えたピスモビーチ。まさに、ワインと海が出会う街です。地元のガダゴー・フィッシンなどの店頭で、海釣りの許可証を手に入れ、貝掘りの熊手と貝の大きさを測るノギスを準備したら、フィッシングに繰り出しましょう。そして釣りの後の潮干狩りで、カリフォルニアの海岸が産する最も大きな二枚貝として有名なピスモクラムを探してください。美味しさ満点のハマグリです(収穫する貝の大きさが、法定の11.43センチメートル以上であることをノギスを使って計らなければなりません。それ未満のハマグリは砂の中に戻す必要があります)。あるいは潮干狩りはプロに任せ、とびきりのクラムチャウダーを味わうのも捨てがたいチョイス。趣き深いピスモのダウンタウンに1989年から店を構えるスプラッシュカフェがおすすめです。この地方のワインカントリーが生み出す味覚を味わいたいなら、エドナバレーとアビラバレー産のブドウから作ったピノノワールを、ピスモビーチワイナリーで試してみてください。

アビラビーチ

ハイウェイ101号線から西へ数マイルの場所にひっそりと佇むアビラビーチ。サンルイスオビスポ・カウンティ随一の穏やかな海岸気候に恵まれ、再建されたダウンタウンとウォーターフロントエリアが自慢です。水曜日と土曜日の朝に開催されているガイド付きのハイキングに参加すれば、ペチョ・コースト・トレイルを歩き、1890年に建てられたポイント・サンルイス灯台を訪ねることができます(805/528-8758まで電話予約が必要です)。あるいは、シーウィードエクスプレス号(アビラビーチ・ボートチャーターズが提供)に乗って海食洞を巡り、イルカの姿を探してみましょう。オールドカスタムハウスレストランで、ジャンボサイズのココナツシュリンプと柔らかなカリフォルニアキングサーモンに舌鼓を打ちながら、サンルイス湾に抱かれた海辺の光景を堪能するひとときは格別です。

モロベイ

モロロックで有名なモロベイは、「太平洋のジブラルタル」とも呼ばれています。港に沿ってレストランが並ぶ、この伝統的な漁業の街では、素晴らしい野生動物のウォッチングが楽しめます。セントラルコースト・アウトフィッターズが提供しているガイド付きツアーで、湾内をボートで探訪し、ラッコやゼニガタアザラシを間近で観察してください。独自にカヤックを借りて(カヤックホライズンがおすすめ)、波静かな湾内をマイペースで漕ぎ進むのも一興です。湾沿いのエンバーカデロ通りにあるザ・シェルショップでは、珍しい貝殻のコレクションや装飾用のサンゴなどが目を楽しませてくれます。また、さまざまな時代のスケートボードが200以上も展示されているモロベイ・スケートボード・ミュージアムは、子供達の興味を掻き立てるスポットです。モロロックと漁船の姿を眺めるザ・ギャレー・シーフードグリル&バーで、近くのロス・オソス・バレー産の野菜と港で水揚げされた新鮮なシーフードのメニューを、地元のワインと共に心行くまで味わってください。

カユコス

かつて『バジェットトラベル』誌が「アメリカで最もクールな街」であると賞賛したカユコス。素晴らしい食文化、ビーチ、古きよき西部の名残り……。小粒ながらもすべてが揃っています。ルッデルズ・スモークハウスは、華美さとは無縁ですが、サーモンやビンナガマグロなどのスモークフィッシュを使った魅惑的なタコスが自慢。このカユコスの人気スポットに、地元の人や訪問者が行列を作る理由は、このタコスを食べてみれば納得です。デザートなら、ブラウンバター・クッキーカンパニーがおすすめ。甘さの中に塩味が少しだけ効いたショートブレッド風のオリジナル焼き菓子や、エスプレッソクッキーを試してみてください。食後の腹ごなしにぜひ出かけたいのが、雄大なオーシャンビューが堪能できるエステロ・ブラフス州立公園のハイキングです。街のすぐ北側の海沿いに、6.4キロメートルのドラマティックなトレイルが整備されています。

カンブリア

アートな雰囲気に取り巻かれたカンブリアは、ハーストキャッスルへの玄関口。ギャラリーや洗練されたダイニングで名を馳せるこの街は、険しい海岸線でも有名です。まずはヴォールト・ギャラリー(歴史的な銀行の建物内にあります)で、地元カンブリアはもとより、セントラルコースとのアーティストたちの手による作品を鑑賞し、クリエイティブな街の表情を探訪しましょう。カンブリアグラスワークスでは、世界中の第一線で活躍するガラス工芸家たちの手作り作品を目にすることができます。アートな雰囲気に浸った後は、通りの向かい側にあるロビンズレストランへ。パティオやガーデンに陣取って、特別な雰囲気の食事を楽しんでください。

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Trip 5〜7日間 10 stops

クラシックなハイウェイ 1号線

カリフォルニアの心と魂をたどる旅
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世界に名の知られたサンフランシスコで旅を終えましょう。別名「ザ・シティ・バイ・ザ・ベイ(湾の隣に広がる都市)」と呼ばれるサンフランシスコ。この街では、車はどこかに置き、歩いて、または自転車で、あるいはいろいろな公共交通機関を使って、あちこち回るのが一番です。自転車をこいでゴールデンゲートブリッジを往復したら、その後は、...

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Randy Aquilizan/ Flickr

イベント

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イベント
年間とおして行われる人気のフェアやフェスティバル

年間をとおして行われる数々のイベントは、ワイン、食事、音楽など、地元の人と一緒に楽しめるものばかりです。夏の訪れの時期に行われるのは、5月初旬のフレーバー・オブ・サンルイスオビスポ(SLO)。歴史あるジャックハウス&ガーデンで、地元のシェフ、ワインメーカー、クラフトビールの造り手が揃ってその才能を披露します。夏はまた毎年恒例のワインイベント、ロールアウト・ザ・バレルズがミッションプラザで行われ、青空のもと、地元のワインと食のマリアージュが楽しめます(イベント参加者は、2日間地元のワイナリー巡りが楽しめるパスポートももらえます)。10月には、他に類を見ないキッチュなマドンナ・インが、ファイアストーン・ウォーカー・ブリュイングとチームを組んで、セントラルコーストならではオクトーバーフェスタを開催します。おいしいビールとクラシックなドイツのフェアは、すてきなライブ音楽とちょっと埃にまみれたカウボーイブーツ、そして意気揚々とした人々で賑わいます。

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Relax Images/Alamy

サンシメオン・ピア

サンシメオン・ピア
海洋生物から大邸宅まで、このエリアの魅力を探ろう

秋になると、このピア(埠頭)の付近では、セントラルコーストの沖合に食べ物を求めてやってくるザトウクジラを見ることができます。また、この埠頭は、カリフォルニア州立海洋生物保護法の下で保護されているウィリアム・R.ハースト記念州立ビーチにあり、ラッコの保護地域であると同時に、隣接するカンブリアまでおよそ15,000匹のゾウアザラシの群生エリアの一部です。

海洋生物達をひとめ見ようとする人々で賑わう埠頭ですが、実は、このエリアを満喫するにはカヤックがおすすめ。 シー・フォー・ユアセルフ・カヤック・アウトフィッターズのオーナー、コビー・カーションは、この埠頭の横または下からガイドツアーを行っています(カヤックを借りて自分で巡ることも可能)。 過去14年間にわたり、この入江を探検し、調査してきたカーションは、とにかく見るたびに違う発見があると言います。 「今日は、アシカ、ラッコ、アザラシ、そして、オスプレイからペリカンまで約10種類の鳥を見ることができました。」と教えてくれました。

このエリアの観光スポットは、海だけに限定されません。 メディア王、ウィリアム・ランドルフ・ハーストの邸宅ハースト・キャッスルは、今や歴史的な記念物となり、ハイウェイ1号線の向かいにある丘の頂上に堂々と聳えています。