渡航に関する最新情報:カリフォルニアにおける新型コロナウイルスの状況
渡航に関する最新情報:カリフォルニアにおける新型コロナウイルスの状況
サンディエゴのバルボアパークにある広大なサンディエゴ動物園では、世界中から集められた動物を見られるだけでなく、絶滅の危機に瀕している珍しい種を見て学べる世界でもトップクラスの施設を見ることができます。動物はすべて、バルボアパークの40ヘクタールの土地に散在する自然な環境を入念に再現した囲いの中で飼育されています。サンディエゴ動物園では、人気のジャイアントパンダやふわふわのコアラ、興味をそそる風変わりなハダカデバネズミなど、650種、3,700匹以上の動物を見ることができます。
この素晴らしい動物園の見学には、最低1日は見ておくことが必要です。たくさん歩くので、歩きやすい靴を履いていきましょう。見学を早く切り上げなければならなくなっても大丈夫。いろいろな動物の楽しいライブカメラ映像をオンラインで見ることができるので、コアラやパンダ、スマトラトラ、ホッキョクグマ、カリフォルニアコンドルなど、さまざまな種の動物が今何をしているかを、動物園にいなくても覗くことができます。
漫画のように愛らしいルックスを持ち、ずんぐりした体で歩くサンディエゴ動物園のジャイアントパンダは、言うまでもなく人気者です。飼育されているガオガオ、バイユンと、その子供シャオ・リーウー(2012年生まれ)の3頭は、竹が日陰を作る囲いの中でのっしのっしと歩き回り、竹の葉をむしゃむしゃ食べ(1週間に318キログラムの竹を刈り取ってきて使用)、熱狂的ファンにも気づかないように見えます。この魅力的なパンダを見られるのはめったにない機会です。中国西部の高山を自由に放浪している野生のジャイアントパンダは、推定1,600頭しか残っていないのです。
混雑を避けるには、正式な開園時間より前に動物園に入ることができる早朝パンダツアーに参加してみましょう。このツアーでは、パンダが朝食をもらう様子を見学してから、動物園全体のガイド付きシャトルツアーに出発します。
飛び跳ねるカンガルー、気性の荒いタスマニアデビル、ぬいぐるみのように愛らしいコアラなど、オーストラリアには、私たちを楽しませてくれる興味深い動物が揃っています。サンディエゴ動物園にあるこの広大な展示、コンラッド・プレビス・オーストラリアン・アウトバックは、これらの興味深い動物たち(中には非常に希少な動物もいます)を見て学べる魅力的なエリアで、オーストラリアの自然の生息地を再現した作りになっています。
例えば、クイーンズランダーハウス(1800年代にオーストラリアのクイーンズランドで建てられた家の複製)を取り囲む幅の広いデッキからはコアラの集団が見渡せ、目の高さでコアラを観察することができます。ここでは、ふわふわの有袋動物コアラが毛づくろいをしたり、昼寝をしたり(コアラはたくさん昼寝をします)、自分の縄張りで威張っていたり(オスのコアラは縄張り意識が強いのです)、囲いの中の木の高い所にある枝の葉を食べたりするのを見ることができます。子供のコアラ(有袋類の赤ちゃんはジョーイと呼ばれます)がお母さんコアラの背中にしがみついているのを見つけられるでしょうか。
クイーンズランダーハウス内では、コアラのえさを作る調理場を見学することができ、コアラが何を食べるのかを知ることができます。ここで飼育員はユーカリの柔らかい新芽、葉、小枝を使ってコアラの食事を準備します。近くの囲いでは、大きな鳴き声のコカトゥーというオウムや、声を震わせたり、高笑いしたり、はやし立てるワライカワセミ(ブッシュマンの目覚まし時計として知られている鳥)、そして飛び跳ねるワラビーを見ることができます。
さらに詳しい体験をお望みなら、知識豊富なガイドからコアラ、カンガルーや他の動物たちについて学べる1時間のツアー、ディスカバリー・カート・ツアーを予約しましょう。ガイドが参加者の質問に答えたり、動物園の保護努力が世界中に与える影響について説明してくれます。このツアーではバスツアーで行かない動物園のエリアを見ることができます。グループは少人数制なので、ガイドはより多くの質問に答えてくれます。
パンダを早朝に観察できるツアーや、日没後の特別な宿泊会など、特別ツアーと舞台裏が見られるアクティビティでは、ただ動物を見るだけでなく、動物についてもっと詳しく知り、特別な動物園「大使」の動物に会うこともできます。インサイドルック・ツアーでは、動物園のゾウやホッキョクグマなどの動物について詳しく知ることができます。テーマ別の宿泊会は、家族連れや大人が動物園の特別エリアで快適なテントに寝泊りするもので、日が暮れた後にプライベートなツアーとウォーキングがあります。究極の体験をしたいなら、何と言っても独占VIP体験。自分の興味にぴったり合った特別ツアーを作り上げることができる完全にカスタマイズされたツアーで、動物の専門家と話したり、一般に展示されていないエリアを見たり、動物と特別に交流したりできます。
ライオンやトラ、パンダを見たいのは分かりますが、少し時間を取って、あまりなじみのない動物も見てください。ロストフォレストのアフリカ熱帯雨林の展示にゴリラやカバがいるのは当然ですが、ボノボはご存じでしょうか。ボノボは世界でも非常に希少で賢い動物だとされている霊長類で、興味深い複雑な社会構造を持ち、雌がそれを支配しています。北極エリア(北極にふさわしく動物園の北側にある)には巨大なホッキョクグマがいますが、美しいホッキョクギツネもいます。ホッキョクギツネは、極寒の世界で生存するために氷の上で滑らないよう足の裏に毛が生えているなど、北極に特別に適応しています。
バルボアパークの園内には、パンダやコアラにも出会える有名な動物園、多彩なコレクションが魅力の博物館や美術館、美しい庭園などがそろっています。100年の歴史を誇る都会のオアシスであるこの公園は、サンディエゴの文化を鮮やかに映し出しています。バルボアパークの第一の見どころは、その見事な園芸施設。アイネズ・グラント・パーカー・メモリアル・ローズ・ガーデンだけでも、130種類以上のバラを有しています(土曜日の午前には、1時間でガーデンやパーク内の植物について紹介する無料ツアーを催行)。
多彩な博物館や美術館にも足を運びましょう。人類博物館、サンディエゴ美術館、サンディエゴ自然史博物館、ルーベン H. フリート・サイエンス・センター、サンディエゴ航空宇宙博物館などは地元の人々にも人気のスポットです。サンディエゴの豊かな文化にも触れてみましょう。毎年夏に開催されるオールド・グローブ・シアターの有名な「シェークスピア・フェスティバル」では、バンドのライブ演奏や屋外映画鑑賞会などの多彩なイベントが行われます。
さらに、パーク内には世界屈指の動物園もあります。サンディエゴ動物園は全650種、3,700以上の動物を有し、その多くは極めて珍しい種類の生き物です。自然と融合した展示スペースは、約100エーカー(40ヘクタール)にわたり広がっています。“アーリー・モーニング・ウィズ・パンダ”に参加して、開園時間前にパンダに会いに行きましょう。3頭のジャイアントパンダをゆっくり観察できる、またとない機会です。特別イベントや、動物園と博物館・美術館への入園がセットになったお得なチケットに関する情報は、バルボアパークのウェブサイトをご覧ください。