渡航に関する最新情報:カリフォルニアにおける新型コロナウイルスの状況
渡航に関する最新情報:カリフォルニアにおける新型コロナウイルスの状況
降り注ぐ太陽だけでは足りないかのように、ウォーターフロントの街、サンディエゴには、一流レストランと美しく広がる海の眺め(たいていはセットになっています)、歴史と文化が刻まれているエリアの数々、南カリフォルニアで楽しい一日を過ごした後に嬉しい芳醇な地ビールが揃っています。世界最大規模のミッションベイ・アクアティック・パークであらゆる水上アクティビティを堪能したり、市内の見所を探索したり、何をするにしてもサンディエゴでがっかりすることはありません。
傑出したレストランをここにいくつかご紹介します。見映えのよいウォーターフロントにあり、最高に寛げるレストランも取り上げています。ガスランプ・クォーター、イースト・ビレッジ、ノースパーク、オールドタウンなどの中心的なエリアにある絶対に見逃せないお店やスポット情報、さらに車の煩わしさから解放されるために、トローリー、ライトレール、電車、バスや水上タクシーなど発達した交通網を利用する方法なども紹介されています。
サンディエゴが提供する食体験は全部レストランで、というわけではもちろんありません。毎年開催されるラテン・フード・フェスや、年中賑わう食の祭典ともいえるリバティ・パブリック・マーケットの情報もあります。ここは元海軍複合施設で、今は30軒以上の高級飲食店があるフードコートになっています。近隣にあるラホヤ、シーワールド・サンディエゴ、海事博物館、サンディエゴカウンティにある有名な地ビール醸造所の数々、トーリーパインズ・グライダーポートに関する詳細情報、そして毎年開催されるコミックコン・インターナショナル・サンディエゴを最大限に楽しむヒントもあります。
つまり、素晴らしい気候や食体験、他では楽しめないアウトドア体験の数々、ショッピングを求めているなら、サンディエゴで笑顔になること間違いなしです。
ミッションベイとサンディエゴ湾は、光り輝く宝石のように街の沿岸を縁取っており、その中心にあるのが20平方キロメートルの広さを誇るミッションベイ・アクアティックパークです。このだだっ広い水上のワンダーランドでは、どんなレベルの人でも楽しめるさまざまなウォータースポーツを提供しています。各種ウォーターアクティビティはサンタクララ・ポイントのアクアティックセンターをはじめとする多数の代理店で手配可能。カヤック、SUPボード、モーターボート、ヨット、カイトボードなど、あらゆる乗り物が揃っています。さあ、青い海へ出かけましょう。もっと目新しい乗り物なら、ミシシッピ川スタイルの遊覧船バヒア・ベルやロマンティックなベネチア風ゴンドラもおすすめです。また、空を飛ぶ装置のジェットパックを装着し、ジェームズ・ボンドのように水上飛行にも挑戦してみましょう。
クルージングをお望みなら、ホーンブロワー・クルーズまたはフラッグシップ・クルーズへ。湾岸の見事な眺望を楽しめる遊覧ツアーのほか、ディナークルーズやブランチクルーズ、そしてホエールウォッチングツアーを運航しています。7月4日の独立記念日周辺に訪れるなら、サンディエゴ湾で行われる国内最大の花火ショー、ビッグベイ・ブームを観ることができます。冬には、シェルターアイランドを出発地点にコロナド・フェリーランディングまで進むパレード・オブ・ライツが開催されます。この見学無料のパレードでは、80艘の豪華に飾り立てられた船を見るために海岸線に大きな人だかりができます。
ミッションベイと太平洋に挟まれた細い陸地のミッションビーチには、サーフショップ、Tシャツショップ、ファンキーなビーチバーなどが所狭しと建ち並んでいます。ベニスビーチに勝るとも劣らない全長4.8キロメートルの海沿いのボードウォークは、人間ウォッチングに最適なスポットです。ベルモントパークでは、木製ローラーコースターのビッグ・ディッパーなどのレトロな乗り物やフローライダー・ウェーブハウスなどの他、ロッククライミングやゴーカート、ミニチュアゴルフ、アーケードゲームなどが楽しめます。ミッションベイの水際には全長43キロメートルの遊歩道もあり、散策やサイクリングに最適です。サウスミッションビーチパークの端にあるミッションビーチの桟橋から釣りをするのも良いですね。夕ご飯が釣れるかもしれません。そのエリアにいる間に、海のテーマパークでは最大のシーワールド・サンディエゴを訪れて1~2日過ごすのもいいでしょう。
耳より情報:フィエスタアイランドのみ犬連れで行くことができ、午後10時まで開放されています。
バルボアパークの園内には、パンダやコアラにも出会える有名な動物園、多彩なコレクションが魅力の博物館や美術館、美しい庭園などがそろっています。100年の歴史を誇る都会のオアシスであるこの公園は、サンディエゴの文化を鮮やかに映し出しています。バルボアパークの第一の見どころは、その見事な園芸施設。アイネズ・グラント・パーカー・メモリアル・ローズ・ガーデンだけでも、130種類以上のバラを有しています(土曜日の午前には、1時間でガーデンやパーク内の植物について紹介する無料ツアーを催行)。
多彩な博物館や美術館にも足を運びましょう。人類博物館、サンディエゴ美術館、サンディエゴ自然史博物館、ルーベン H. フリート・サイエンス・センター、サンディエゴ航空宇宙博物館などは地元の人々にも人気のスポットです。サンディエゴの豊かな文化にも触れてみましょう。毎年夏に開催されるオールド・グローブ・シアターの有名な「シェークスピア・フェスティバル」では、バンドのライブ演奏や屋外映画鑑賞会などの多彩なイベントが行われます。
さらに、パーク内には世界屈指の動物園もあります。サンディエゴ動物園は全650種、3,700以上の動物を有し、その多くは極めて珍しい種類の生き物です。自然と融合した展示スペースは、約100エーカー(40ヘクタール)にわたり広がっています。“アーリー・モーニング・ウィズ・パンダ”に参加して、開園時間前にパンダに会いに行きましょう。3頭のジャイアントパンダをゆっくり観察できる、またとない機会です。特別イベントや、動物園と博物館・美術館への入園がセットになったお得なチケットに関する情報は、バルボアパークのウェブサイトをご覧ください。
リトルイタリー、ノースパーク、サウスパーク、イーストビレッジなど、サンディエゴのダウンタウンにある多様な各エリアは個性的で、地元ならではの魅力に溢れています。徒歩でも観光しやすいこれらのエリアは、サンディエゴのグルメブーム、先進的なアートシーン、地ビールブームの中心地となっています。
まずは、バルボアパークの北東側に隣接するノースパークからスタート。30thストリートとユーパス・ストリートの角付近にあるザ・スモーキング・ゴートでは、クラシックとモダン両方のフレンチビストロ料理を楽しむことができ、フランスとカリフォルニアの幅広い種類のヴィンテージワインを揃えています。また、地元で人気のカーニタス・スナック・ショップにぶらりと立ち寄ってもいいでしょう(生鮮食品などその日の食材の仕入れ状況により、毎日メニューが変わります)。 このトレンディな界隈ではヒップアートがあふれており、ギャラリー、ストレートミュージシャン、そして手の込んだ壁画が多く見られます。5月初旬に訪れるなら、この界隈で毎年行われるフェスティバル・オブ・アーツをお見逃しなく。ライブアートのデモンストレーションや音楽演奏、そして地元のビールや食べ物がふるまわれます。
イーストビレッジには、ミシュラン・ビブグルマン受賞のローラ55があり、地元の人たちが最高に美味しいタコスとカクテルを堪能しています。または、広さ706平方メートルで2階建ての蒸留酒製造所兼レストラン、ストーリーハウス・スピリッツへ。自家製ウォッカやジンを、店を代表するメニュー、オイスター・ストーリーハウス(オイスター・ロックフェラーをアレンジしたもの)や、バーボン入りのディスティラーズ・オニオンスープと共にいただきましょう。
サウスパーク(バルボアパークの東側)のジャンク・ライフ・ブティックでは一風変わった服やジュエリーを販売しており、30thストリートにあるキンドレッドはベジタリアンのビストロで、アーティチョーク・ポーボーイやウィザードボウルサラダが味わえます。
歴史あるスポット、ガスランプ・クォーターは、グルメ、クラフトビール、ブティック巡り、ライブ演奏などの楽しみがいっぱい。活気溢れるこのエリアは深夜まで人々で賑わっています。
リトルイタリーは(ご想像通り)、イタリア料理店が軒を並べていることで有名(バルブ―サとシヴィコ1845は特に美味しい)。また、バンガローで営業しているシックなショップのほか、インディア・ストリート沿いにはサイドウォークカフェやピザレストランが軒を連ねています。話題のスポットといえば、ジュニパー・アンド・アイビーとケトナー・エクスチェンジの2店が挙げられます。サンディエゴでミシュランのビブグルマン賞を受賞したレストランのうちの2店です。このエリアの雰囲気と味を楽しむには、リトルイタリーフードツアーを予約するか、滞在が土曜日にあたる場合はリトルイタリー・メルカートのファーマーズマーケットを練り歩いてみましょう。
ほかほかの手作りトルティーヤが食べたくなったら、カリフォルニア最古のスペイン人の入植地であるオールドタウンに直行してください。修復されたレンガ造りの建物に、ショップやレストランが入っています。多くのレストランは本場の味に忠実なスペイン・メキシコ料理を提供しています。カーサ・グアダラハラには噴水が美しく飾られた中庭があり、マリアッチによるライブ音楽の中でいただくことができます。
耳より情報:車は駐車場に置いて、サンディエゴ市内を網羅している電車とトロリーの素晴らしいシステムを活用しましょう。
コミコンの起源は、1970年にスタートした漫画本愛好家たちの小規模な集会です。当時は100名ほどしか集まりませんでしたが、今では世界最大のポップカルチャーの祭典のひとつになっています。最近では、130,000名を超える多彩な参加者たち(ゲーマー、アニメ愛好家、ファンタジーファン)がサンディエゴ・コンベンションセンターに集い、4日間にわたり開催されるワークショップ、スクリーニング、...
クラフトビール造りが大ブームとなったサンディエゴには、100を超えるクラフトビールのブリュワリー(醸造所)があります。ブームの火付け役は、ストーン・ブリューイング・カンパニーやカール・ストラウスなどの革新的なブリュワリーでした。今ではサンディエゴのいたるところでクラフトビールを飲むことができ、パブ、レストランやブリュワリーでも(大半はツアーを開催)地ビールを楽しめます。そして、クラフトビール人気が高まるにつれ、サンディエゴの料理人たちは、ビールに合うメニューや地元のビールを目玉にした料理を考案するようになりました。一部のブリュワリーではレストランも営んでいます(その好例は、ストーン・ブリューイングが経営するワールド・ビストロ&ガーデンズです)。
サンディエゴのクラフトビールとブリュワリーは、世間に広く知られることとなり、世界的にも高い評価を得ています。(そう、ワールド・ビール・カップという審査会があるのです。一般の方は審査員になれませんが。) エールスミス・ブリューイング・カンパニーとバラスト・ポイント・ブリューイング・カンパニーという2社の地ビール醸造所が賞を受賞しています。このような世界クラスのクラフトビールは、ブリュワリーに行かなくても味わえます。サウスパークのハミルトンズ・タバーンをはじめとする多くのレストランでも、様々なクラフトビールを楽しむことができます。
スリル満点の乗り物や、動物たちとのふれあい体験、ワールドクラスのアトラクションなど、シーワールド・サンディエゴの楽しみは尽きることがありません。ペンギン、ウミガメ、...
ラホヤの楽しみ方は十人十色。お洒落な店でショッピングをしたいなら、ジラード・アベニュー沿いのブティックを覗いてみましょう。サーフィンやシュノーケリングを楽しめるラホーヤの海岸には、サンセット時に火を灯すファイヤーピットを備えた白い砂のビーチが連なっています(ビーチの隣にはお子様向けのプレイグラウンドもあります)。カヤックをしたいなら、海食洞の探索はいかがでしょう。ラホーヤのスポットはどれも近接しているので、海食洞にもすぐに行くことができます(ラホヤ・カヤック社がツアーを催行しています)。ブロードウェイのような一流のショーを観たいなら、ラホヤ・プレイハウスを訪れましょう。ワールドクラスのアート(そして同等の景色)を鑑賞したいなら、サンディエゴ現代美術館ラホーヤに足を運んでみましょう。子どもたちも楽しめる水族館をお探しなら、世界的に知られるUCサンディエゴのスクリップス海洋学研究所内にあるバーチ水族館がおすすめです。2,000エーカーの広さを有する海辺の自然保護区、トーリーパインズでそよ風に吹かれながらハイキングをしたいなら、または、ゴルフをしたいなら、トーリーパインズ州立自然保護区とトーリーパインズ・ゴルフコースに行きましょう。日没後にのんびり過ごしたいなら、エスタンシア・ラホヤ・ホテルのムスタングス&ブーローズの暖炉の側でリラックス。ラホヤ海岸のビーチにある有名なマリンルームもおすすめです。そして、ぜひそのままラホヤに滞在しましょう。翌朝はキャロラインズ・シーサイド・カフェで美味しい朝食を。断崖からの美しい景色を眺めながら、バターミルクパンケーキとコーヒーをお楽しみください。
太平洋とサンディエゴ湾に面したサンディエゴのウォーターフロントは、素晴らしいレストランが集まっていることで知られています。沿岸エリアを訪れて、海の街ならではの地元の味覚を味わってみましょう。
まずは南にある静かなコロナド島からご案内しましょう。1887年にチャートハウスとして建てられた由緒ある旧ホテル・デル・コロナド・ボートハウスの中にはブルーウォーター・グリルが店を構えていて、インスタ映えするリラックスしたレストランになっています。
気軽にランチを食べられる場所として、ウォーターフロントにあるサンディエゴ・ピア・カフェがお薦めで、ボリュームのあるチョッピ―ノや揚げたてサクサクのフィッシュアンドチップスが食べられます。 エンバーカデロ沿いのダウンタウンでは、サリーズ・フィッシュハウス&バーとザ・フィッシュマーケットの2店がお薦めで、ウォーターフロントを眺めながらその日に採れた鮮魚がいただけます。
サンディエゴ湾の向かいに見えるハーバーアイランドとトム・ハムズ・ライトハウスに行ってみましょう(文字通り、ライトハウス(灯台)の中にあります)。その近くにあるアイランド・プライムでは、床から天井まで広がる窓と水上のパティオから素晴らしい景色を満喫することができます。また、コーステラ・モダンメキシカンは広さ2,600平方メートルの水に浮かぶレストランで、見事な景色と共に、まさにサンディエゴの屋外ダイニングのメッカと言えるでしょう。
シェルターアイランドにあるハンフリーズ・レストランは、音楽ファンにぴったりのスポット。併設されている屋外劇場でライブ音楽が演奏されるので、イベントカレンダーを確認してください。また、シェルターアイランドには、ポリネシア料理(ココナッツミルク、ショウガ、ライム、タマリンド、トロピカルフルーツなどと共に料理された魚介類)と、ベジタリアンやグルテンフリーの料理が多数あるメニューを提供するバリハイ・レストランもあります。近くにあるポイント・ロマでは、ポイント・ロマ・シーフードを要チェック。ここの自慢は、レストランでヒッコリー燻製した白身魚フィレを熱々のサワードウパンにはさんだサンドイッチで、1963年以来この店の名物メニューです。2ブロック離れた場所にはブリゲンティーン・シーフード&オイスターバーがあります。
そして最後に、ブランチは北のラホヤへ向かいましょう。ブロックトン・ヴィラのクラブ・イパネマ・エッグ・ベネディクトという卵料理は絶品です。すぐそばには、オープンテーブルが全米屋外レストランベスト100の一つに選出したジョージズ・アット・ザ・コーブがあります。数階から成るレストランからの景色は素晴らしく、テラス席で食べるフィッシュタコスは店を代表するメニューで、これを食べに訪れる人が絶えません。
コロナドはサンディエゴからほど近いアイランドリゾート。家族連れにぴったりのコロナドビーチをはじめとする美しいビーチに囲まれています。プライベートアイランドのような魅力的なこの島で、ゆったりとした時間をお過ごしください。柔らかな砂のビーチに加え、ホテル・デル・コロナドも島の見どころのひとつ。1888年に建てられたこのホテルは、小豆色の小塔のような屋根が目印です。ロビーや敷地内を自由に探索してみましょう。コロナド歴史協会提供のガイド付きツアーでは、ホテルの輝かしい歴史と過去に滞在した数々の著名人について、興味深い逸話を紹介しています(当ホテルは1959年のコメディー映画『お熱いのがお好き』の撮影場所で、主演のマリリン・モンローもここに滞在しました)。ホテルでは贅沢なサンデーブランチも提供しています。また、ホテル内のバブコック&ストーリー・バーでは、洗練されたスペースで太平洋の眺望と地ビールを楽しむことができます。 ホテルからほど遠くない場所にあるロウズ・コロナド・ベイリゾートは、約0.06平方キロメートルの小さな半島自体がリゾートになっており、ウォータースポーツと、特にドッグフレンドリーなホテルとして知られています。
アーチ型のコロナドブリッジを通じてアクセスするこの小さな島は、自転車で巡ることも可能。ホーランズ・バイシクルズで自転車をレンタルし、海辺の優美な邸宅や手入れの行き届いた庭園を眺めながらサイクリングを楽しみましょう。ショップ、レストラン、ギャラリー、劇場が並ぶオレンジアベニューもおすすめのスポットです。フェリーランディングにも店やアートギャラリーが数多く並んでいます。イル・フォルナイオ・コロナドやぺーオーイーズなどのレストランからは、サンディエゴ湾とサンディエゴのスカイラインが一望できます。
旅のヒント: 特に夏期の週末には、サンディエゴからコロナドブリッジの区間は渋滞が多発します。フラッグシップ・クルーズのフェリーを利用すれば、フェリーランディングから出航してサンディエゴ湾を渡り、エンバーカデロまで行くことができます。また、水上タクシーも利用できます。
船が大好きな子どもたちのために、船を利用したスポットに行ってみませんか。巨大な船を目の当たりにしたら、子どもたちはきっと大喜びすることでしょう。USSミッドウェイ博物館はまさに巨大な船で、退役した本物の航空母艦を利用した施設です。ダウンタウンのウォーターフロントに永久係留され、博物館として公開されています。このとてつもなく大きな船のデッキには、第二次世界大戦から砂漠の嵐作戦までの期間に活躍した海軍機がずらりと並び、外から見学するだけではなく、実際に中に入って見ることもできます。他にも、軍事パイロット同士の実際の会話を録音した臨場感溢れる音声の視聴や、フライトシミュレーターの搭乗体験など、インタラクティブな展示やアトラクションが用意されています。
また、ダウンタウンのウォーターフロントにはサンディエゴ海洋博物館もあります。歴史的な船を集めた世界屈指のコレクションを誇るこの博物館には、スター・オブ・インディア号やHMSサプライズ号といった錚々たる帆船が展示されています(後者は映画「マスター・アンド・コマンダー」と「パイレーツ・オブ・カリビアン4」の舞台になっています)。そして、この博物館の最大の目玉は乗船体験。展示してある船の一部は、実際に入館者たちを乗せてセーリングやホエールウォッチングに出航します。ベトナム戦争時代のスウィフトボートに乗ってサンディエゴ湾を遊覧する75分間のツアーなどが催行されています。
ダウンタウンから沿岸部のノースカウンティに至るまで広範囲にわたるサンディエゴを探索するには、レンタカーを借りるのが最適です。しかし、特定のエリアに焦点を当てて滞在したり、一日だけ探検してみようと思うなら、下記にリストアップされたサンディエゴの多くの交通機関を利用してみましょう。
ダウンタウンのシャトルバス
夏期(メモリアル・デーからレイバー・デーまでの期間)は、ほんの数ドルで ビッグベイ・シャトルを1日中利用することができます。ベイフロントのハーバーアイランドからサウス・エンバカデロ(ダウンタウン)を結ぶ8地点に停まるので、いつでもどこでも乗り降りできて便利です。
鉄道
サンディエゴのダウンタウンから多くの海岸沿いのスポットやコミュニティへの交通手段は簡単。ホテルの駐車場に車を置いてパーキングの煩わしさから解放され、列車コースターに乗り、水辺まで行きましょう。ノースカウンティの飛び地、オーシャンサイド(最も遠い地点)までの往復運賃は大人と6歳以上の子供で11ドルです。もう一つのオプションは、クラフトビールの中心地オーシャンサイド、ビスタ、サンマルコス、そしてエスコンディードを東西に結ぶライトレールシステムのスプリンターです。(リージョナル・デイ・パス(1日券)はこのライトレールだけでなく、バスとトロリ―にも利用できます。)ライトレールは30分おきに運行し、運賃は片道大人2ドルで、6才以下の子供は無料です。
水上タクシーとフェリー
サンディエゴ湾の地形は水が入り混じっていることで有名ですが、それは障害ではありません。サンディエゴ・ウォータータクシーは、ダウンタウンとコロナド島間を金曜日から日曜日まで電話1本でサービスを提供しています。平日は、ダウンタウンのブロードウェイ・ピアからコロナド島までは、フラッグシップ・クルーズのフェリーを利用すると15分でアクセスできます。また、地上での交通手段も面白いものがあります。
ユニークな移動手段
ゴーカーツアーズ・サンディエゴでは、2名用の三輪コンバーチブル型ミニカーを用意しています。すべての車両にはサンディエゴのダウンタウンと近隣エリアのGPSガイド付きツアーが搭載されています。
ダウンタウンのウォータフロント沿いとガスランプ・クォーターでは、人力車や馬車を利用することができます。ダウンタウンでは、有名な赤いサンディエゴ・トロリーも利用できます(片道料金2ドル50セント、バス料金は2ドル25セント)。街の主要な場所から出発・到着し、オールドタウンやミッションバレーなどへも走っています。
徒歩
ノースパークやリトルイタリーなど街の多くの界隈は徒歩で探訪することができます。例えば、ガスランプ・クォーターだけでも100軒以上のレストラン、バー、ナイトクラブが集まっているので、ひとたび一箇所に足を踏み入れたら、そこから動きたくなくなるかもしれません。徒歩で回る良い方法として、ガイド付きウォーキングツアーの予約をおすすめします。ガスランプ・クォーターにはいくつかあり、その他のエリアではウィ・ラブ・ツーリスト、ツアーガイド・ティム、サンディエゴ・アーバンアドベンチャーズがあります。