ホットなサーフィンスポット・ベスト5
Orange County surfing by Kodiak Greenwood

ホットなサーフィンスポット・ベスト5

明るく色褪せた髪、こぼれる笑顔、次の波を待ちながら西の水平線方向を見つめる眼差し……。これは、明けても暮れても大波を求めるカリフォルニアのサーフィンの街ならではの光景です。新しいビキニやボードショーツを買って、砂浜でゆったりしながら海辺のアクションを観察しましょう。または、海に面した部屋のバルコニーやランチタイムのウォーターフロントから眺めるのも楽しいものです。できたら、自分で挑戦してみるのもおすすめ。サーフィンのレッスンを受けてみましょう。その魅力にあなたもきっとハマってしまうはず。

オレンジカウンティのサーフィン&サーフカルチャー
Huntington Beach by Tom Story

オレンジカウンティのサーフィン&サーフカルチャー

オレンジカウンティのサーフィン&サーフカルチャー
レッスンを受けるもよし、プロの技を眺めるもよし

オレンジカウンティにおけるサーフィンの歴史は、先駆者のハワイ人サーファー、ジョージ・フリースが、100年以上の昔、1 914年に新しいハンティントン・ビーチピアの落成式で波乗りのデモンストレーションを行ったことに遡ります。1920年代には、サーフィンとオリンピックの象徴的存在、デューク・カハナモクもこのピアでサーフィンをしました。しかし、サーフィンの人気が出始めたのは、ハンティントン・ビーチが主要イベントの開催会場となった1950~60年代のことで、そこからアメリカ本土で最も重要なサーフシティとして台頭し始めます。地元出身の伝説サーファー、コーキー・キャロルは「オレンジカウンティは、サーフィン界の文化的中心地であり、ハンティントン・ビーチは、まるでその心臓部のようです」と言いました。

ハンティントン・ビーチのお店にもそのテーマが反映されています。ジャックスサーフボードの目の前にあるサーフィン・ウォーク・オブ・フェイムでは、歩道の御影石に名前を彫り込んでトップサーファーたちに敬意を表しています。また、近隣にあるハンティントン・サーフ&スポーツでは、サーフィンの殿堂内に地元名サーファーたちの手形と足形を永久保存しその功績を称えています。インターナショナル・サーフィン博物館には、デューク・カナハモクが所有していたロングボードの1つが展示されています。

もちろん、オレンジカウンティのサーフスポットはハンティントン・ビーチ以外にもたくさんあります。オレンジカウンティの南端には、サンクレメンテとサンオノフレ州立ビーチ(トップサーファーたちが伝説的なトレッスルズのブレイクに乗る場所)があります。ニューポート・ビーチの上級者専用ザ・ウェッジでは、海岸の上から、恐れ知らずのボディーサーファーたちがボードを使わずに波に乗る様子が見えます。

サーフィンに挑戦してみませんか? ハンティントン・ビーチまたはボルサチカ州立ビーチのコーキーキャロルズ・サーフスクールや南下したところにあるサンクレメンテ・サーフスクールがお勧めです。

Photo by Tom Story

マリブ

マリブ
きらめくビーチフロントタウンを散策

太平洋の海沿い、51キロメートルにわたるマリブは、他の街にない魅力をたたえています。ハリウッドスターや有名アスリートは、長く続くビーチ沿いにオーシャンフロントの自宅を構え、サーファーや美しいサンセットの様子を特等席から眺めるロケーションを誇っています。どこよりも完璧な波があるビーチのひとつとして知られるマリブのサーフライダービーチは、初のワールドサーフィンリザーブにちなんで名付けられました。近くのズマビーチは、地元の人やファミリーの人気スポット。静かなほうがいいという方には、平日がお薦めです。

マリブカントリーマートとマリブランバーヤードは、2つの隣接する高級ショッピングセンター。ビーチファッションをショッピングしながら、もしかすると近くに住むセレブにも出会えるかもしれません。マリブピア(サーフライダーでのアクションを見るにも最高のスポットです)では、お食事や釣りも楽しめます。冬には、マリブの北端にあるポイントデュームが、渡りをするコククジラを見られる絶好のホエールウォッチングスポットとなります。

いつまでも海岸沿いで過ごしたいと思われるかもしれませんが、あえて内陸に向かえば、わずかな距離で小高い丘や渓谷のハイキングも楽しめます。春の花々が咲き乱れ、滝まであるサンタモニカ・マウンテン国立レクリエーションエリアをお楽しみください。

サーフィン&サーフカルチャー
San Diego by Dave Lauridsen

サーフィン&サーフカルチャー

サーフィン&サーフカルチャー
ハンギングテンを試したり、サーファーの姿を眺めたりしましょう

サンディエゴ・カウンティでは誰もがサーフィンを楽しんでいるかのように見えます。波が大きくなると、男女を問わず多くのサーファーがウェットスーツに着替え始めます。海の中、またはビーチにいないときは、車の屋根にボードを乗せて、バードロック、オーシャンサイドピア、そして伝説のウィンダンシー(トム・ウルフのベストセラー、『ザ・ポンプハウス・ギャング』に出てきます)などの有名なサーフィンスポットを目指しています。

オーシャンサイドのカリフォルニア・サーフィン博物館は、このエリアが誇るサーフィンの伝統に満ちています。この地で波に乗って来た伝説のサーファーを称える、歴史的なサーフボードや展示を見て回りましょう。特にルケイディアやエンシニタスなどのビーチタウンでは、ハンセン・サーフボード(1961年の創業です)などたくさんのボードショップが見つかります。由緒あるボードショップに立ち寄り、地元でのレッスンについて聞いてみましょう。サーフィンをしなくても、ボードショーツを購入したり、カーディフ・バイ・ザ・シーにあるパイプスカフェやオーシャンサイドのビーチ・ブレイク・カフェなど昔ながらのサーファーのたまり場のカフェで朝食をとるのは楽しい体験です。

Photo by Kodiak Greenwood

ハンティントン・ビーチ

ハンティントン・ビーチ
米国のサーフシティで波に乗ろう

ハンティントン・ビーチの夏は終わらない。海沿いで自転車に乗り、バレーボールに興じ、そしてもちろんサーフィンも楽しめる、そんな南カリフォルニアのビーチカルチャーの繁栄は、この街の湾曲した海岸線のおかげです。ハンティントン・ビーチの雰囲気はサーフィン一色。ボードには触れずとも、代表的なサーフブランド店でのショッピングや、有名なハンティントン・ビーチピア近くで地元サーファーが見せる迫力のサーフィンを見て楽しむことができます。

ピアからすぐ近くには大通りのお洒落なブティックやレストランが立ち並び、その中の多くは、ハンティントン・ビーチの爽やかな海風と午後の日差しを満喫できる歩道沿いのテラス席やデッキを備えています。贅沢な海辺のリゾート、ハンティントン・ビーチに滞在すれば、サーフシティの生活をきっと体験できるはずです。また、街の自然についてより深く知りたい場合は、143ヘクタールの広さがあるハンティントン・セントラルパークでの乗馬や、ボルサチカ州立環境保護地区の小道を散策しながらのバードウォッチング、復元された湿地帯や南カリフォルニア屈指の貴重な生態系の観察も楽しめます。

サンタクルーズのサーフカルチャー
Surfing Sculpture in Santa Cruz

サンタクルーズのサーフカルチャー

サンタクルーズのサーフカルチャー
カリフォルニアのスポーツの伝承と象徴、そして歴史を探訪

素朴で眩しく、人生を愛する活力が満ちたサンタクルーズのサーフカルチャーに魅せられない人は、まずいません。ハワイの3人の王子が、1885年にサーフィンをこの地にもたらしたことが、ことの始まり。その後も、伝説のハワイアンサーファー、デューク・カハナモクがやってくるなど、サンタクルーズのサーフィンカルチャーの種がまかれます。その後は地元のサーファーが、安定した小ぶりの波が寄せるカウエルビーチをはじめ、その右手にある難度が高いスティーマー・レーンやプレジャーポイントに繰り出し、現在までずっと華々しいサーフィンシーンが展開されています。

伝説のジモティー、ジャック・オニールが、1950年代、冷たさで名を馳せる太平洋の海を制覇するウェットスーツを開発したことで、ビギナーもベテランも波間に長い間漂い、理想の波を待ち受けることができるようになりました。初めてサーフィンを試すなら、サンタクルーズウォーフの横にある穏やかな波のカウエルがお勧め。キャピトーラの海岸に寄せる波も、好天ならビギナーに最適です。クラブ・エド・サーフスクールでは、初心者から上級者まで、キッズ向けも含めたあらゆるレベルのクラスを用意。バランスをとりやすい幅広のロングボードやウェットスーツなど、備品も充実しています。

地元のサーフシーンと数々の伝説をより深く学びたい人は、サンタクルーズサーフィンミュージアムを訪ねてください。ウェストクリフドライブ沿いにある昔の灯台を利用した味のある建物です。海上の断崖からは、スティーマー・レーンの波に挑むトップサーファーたちの華麗な技を眺めることができます。ベテランサーファーの息抜きを真似るなら、なんといっても、ビーチに面したサンタクルーズドリームインにあるジャック・オニール・ラウンジが最高。サーフィンにまつわる記念の品々に囲まれて、モントレーベイの見事な景観を眺めながら、シグネチャーカクテルを楽しむリラックス感は格別です。ジャック・オニールがサーフィン後のくつろぎに好むケタール・ワン・マティーニを試せば、伝説がぐっとリアルに体験ができるかもしれません。10月には、オニールコールドウォーター・クラシックが開催され、世界中から大勢のトップサーファーが集結します。