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Micaela Blondet/Flickr

カリフォルニアのトップパフォーマンス会場

歴史ある名所的なシアターから現代的な粋を極めたホールに至るまで、カリフォルニアにはライブパフォーマンスを引き立てるエレガントで美しい施設が数多くあります。どのような会場かは、そこでコンサートやショーを制作する側にとっても、それらを観賞する体験にとっても非常に重要な要素です。中には、自由に見て回れる見学コースやガイド付きのウォーキングツアー、舞台裏を覗くツアーなどを提供している施設もあり、ショーを見なくても、ホールそのものが見事な観光スポットになっています。また、星がまたたく夜空の下でショーが楽しめるクラシックな野外施設も、カリフォルニアのあちこちに点在しています。とりわけ暖かな夏の夜のイベントなどは、思い出深い体験になることでしょう。

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ウォルト・ディズニー・コンサートホール

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ウォルト・ディズニー・コンサートホール
隅々まで美をまとったオルゴール箱のようなホール

目を見張るステンレススチールのパネルが際立つウォルト・ディズニー・コンサートホールは、フランク・ゲーリーが設計した前衛建築。大型帆船やオリガミで作った花など、さまざまなオブジェクトを連想させる美しい建物です。ダグラスファーを使用した波状の壁とうねった天井に囲まれたこのメインホールでの音楽鑑賞は、まるでバイオリンやチェロの中に入り込んだような感覚だと言う人もいるほど…。つまり、ここを本拠地とするロサンゼルス・フィルハーモニックの演奏はもちろん、連日行われる他の素晴らしいミュージシャンのパフォーマンスも、ただ単に聴覚にとどまらず、視覚も含めたトータルな感覚を繊細に刺激するひとときをもたらしてくれます。「フレンチフライ」のニックネームを持つ中央のオルガンも圧巻です。ガイドなし、またはガイド付きのツアーで、建物の外を巡ってください。3階部分の庭園から眺める街の景色に抱かれながら、デルフト焼きの陶磁器を砕いた素材で仕上げたバラの形をした噴水を鑑賞できます。これは、このコンサートホールの設立を可能にしたウォルト・ディズニーの妻、リリアン・ディズニーを記念するものです。

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Margaret Napier/Flickr

ハリウッドボウル

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ハリウッドボウル
スターの演技が輝くステージと星がまたたく夜空の競演

日が暮れた後、星空の下で行われる野外コンサートを思い浮かべてみてください。まぶたの裏側に浮かんだとおり、夢のようなコンサートを現実のものにするのが、ハリウッドの西側、高い木々に囲まれて佇むこのシンボリックな野外音楽堂です。何重ものアーチで大胆に覆われた大きなステージは、ロサンゼルス・フィルハーモニックとカリスマ指揮者のグスターボ・ドゥダメルの一団をすっぽり包み込む広さ。サマーコンサートシリーズを繰り広げる絶好の会場になっています。自然の中にしつらえられた全米最大の円形劇場は、南カリフォルニアならではのエンターテイメントを楽しむ最高のスポットです。クラシック音楽が数多く演奏されますが(ハリウッドボウル・オーケストラとロサンゼルス・フィルハーモニックが頻繁に演奏を行います)、特別な聴衆を意識しているわけではありません。火曜日と木曜日の夜のクラシックコンサートは、だれもが気楽に楽しめるように構成されており、クラシック音楽のファンでなくても素晴らしい体験が約束されています。夏の間、水曜日にはジャズコンサートも開催。伝説のハービー・ハンコックやカウント・ベイシー・オーケストラのスウィングなど、贅沢な音楽が堪能できます。このほかにも、ブルーノ・マーズ、ワンリパブリック、キングス・オブ・レオンなど、今を風靡する数多くの人気スターたちも、このハリウッドボウルでコンサートを開催します。また家族向けのカルチャーイベントの会場としても知られています。毎年開催されるマリアッチフェスティバルやアメリカ先住民の音楽イベントなどはその代表格。野外音楽堂の周囲のスロープにはピクニックテーブルが設置されていますので、大人数で食事を楽しんでください(テーブルの確保は先着順です)。

コンサートのチケットが手に入らなかったら、ハリウッドボウル・ミュージアムをチェックしてみましょう。入場無料で見学でき、とりわけファミリーにはおすすめ。1965年のビートルズの歴史的な訪米についての展示や、1956年に行われたルイ・アームストロングとエラ・フィッツジェラルドの珠玉のジャズコンサートに関する展示などを見ながら、子供たちに思い出を聞かせる絶好の場所です。また子供向けの展示は、自分でナビゲートする参加型。コンピュータやイヤホンを使って、スライドショー、ムービー、テレビショーなどを操作しながら見られるほか、ハリウッドボウルにまつわる漫画なども楽しめます。

知っておくと便利な情報: 夏の朝にハリウッドボウルに子供を連れていくと、ほぼ毎回、リハーサルを視聴することができます(行儀良く振舞うことが条件です)。

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Mark Krynsky/Flickr

サンタバーバラボウル

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サンタバーバラボウル
一流アーティストを迎える歴史ある屋外円形劇場

連邦雇用対策局のプロジェクトとして1936年に建てられたサンタバーバラボウル。近代的なアップグレードとともに大胆な改修が行われ、カリフォルニアで最も魅力的な野外音楽堂の一つに数えられています。ここはもともと、サンタバーバラで毎年開催されるオールド・スパニッシュデイズ・フィエスタの会場でしたが、その後は、ボブ・ディランやフィッシュなどの伝説的なアーティストのコンサートが開催されるようになりました。

サンタバーバラボウルは、立ち席のチケットがある場合でも収容定員が5,000人未満であるため、巨大なスタジアムなどに比べて、より身近に音楽を感じられることが特徴です。アーティストたちがパフォーマンスを行うステージは、石材で作られた両脇の壁と銅を葺いた屋根が引き立つ独特のスタイル。そして丘の斜面を利用した会場の周囲では、干ばつに強いカリフォルニア原産の木々や草花がよく手入れをされ、四季折々のカラフルな花を咲かせています。この劇場で味わえる食べ物は、普通のスタジアムにはない魅力的なチョイス。ブルーアウルのバーミーサンドイッチや、サンタバーバラの人気店エル・サラペの出店が作るブリトーなどは、見逃せない味覚です。

知っておくと便利な情報: 自転車(もちろんライト付き)を借りてこの会場まで出かけると、サンタバーバラ自転車連盟が入口近くに用意した安全な駐輪場を、無料で利用することができます。

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Bob Aronson/Flickr

ウィリアム・ランドルフ・ハースト・グリークシアター

ウィリアム・ランドルフ・ハースト・グリークシアター
最先端のパフォーマンスが楽しめる重厚なスタイルの劇場

地元の人から「ザ・グリーク」と呼ばれるこのシアターは、その名のとおり、ギリシャのエピダウロスにあった古代劇場を模したもの。バークレーの丘の麓、カリフォルニア大学バークレー校のキャンパスの端に位置し、さまざまなコンサートが楽しめるエレガントな屋外施設です。この劇場は、建設に際して財政支援を行った億万長者の出版事業家で、芸術精神が旺盛だったウィリアム・ランドルフ・ハーストの名を冠しています。正式にオープンしたのは1903年9月ですが、その完成の直前、最後の仕上げが行われている中で、セオドア・ルーズベルト大統領が、カリフォルニア大学バークレー校の卒業式の一環として、若い学卒者たちを前に演説を行いました。

今でも毎年卒業式が行われるこのシアターでは、ジェームス・テイラー、ウィリー・ネルソン、シェリル・クローなど、アメリカの音楽シーンを代表するアーティストや、地元出身のロックバンド、グリーン・デイなどのコンサートが開催されます。オルタナティブ・ロックバンドのウィルコでボーカルを担当するジェフ・トゥイーディーは、ザ・グリークは、世界で一番美しいコンサート会場だと賞賛しています。

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Cris Costea/Flickr

セガロストロム芸術センター

セガロストロム芸術センター
最高のショーを生み出すアートの総合施設

4つのパフォーマンスホールと屋外アートプラザが5.5ヘクタールの敷地に配された目を見張るような総合施設です。コスタメサにあるこのアートセンターでは、芸術性を追求したショーやミュージカルなどが1か所で楽しめます。セザー・ペリの設計による一面のガラスに覆われたルネ・アンド・ヘンリー・セガロストロム・コンサートホールで、シンフォニーに耳を傾け、トニー賞を受賞したサウス・コースト・レパートリー劇場ではミュージカルを観賞してください。また、高名な彫刻家であるリチャード・セラが手がけたオブジェが目を引く屋外のプラザでは、無料のコンサートや映画、ダンスパフォーマンスなどが一年を通して催されています。食もお楽しみの一つ。マストロズ・ステーキハウスで特別な夜にぴったりのディナーを堪能したり、あるいは思いっきりおしゃれをしてレザビーズ・カフェルージュで素晴らしいナイトライフを過ごすのも小粋です。魅力が尽きないこのアートセンターをもっと深く探訪したい場合は、ガイド付きのツアーに参加すれば、舞台裏のシーンを見学したり、歴史にまつわるたくさんのエピソードで理解を深めることができます(毎週水曜日と土曜日に実施)。

知っておくと便利な情報: 心なごむひとときで精神的な活力を得たいなら、カリフォルニア・シナリオを訪ねてください。このガーデンには、彫刻家イサム・ノグチがカリフォルニアの自然の造形に触発されて制作した作品が展示されています。

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Ross Doering/Flickr

創価パフォーミングアーツセンター

創価パフォーミングアーツセンター
最高峰の音楽にふさわしい世界クラスの心地よいスペース

先進のデザインに持続可能性を組み合わせた会場で、注目のミュージシャンによるパフォーマンスに酔いしれてください。創価パフォーミングアーツセンターは、オレンジカウンティ南部にある創価大学の施設です。約1,000席のホールは、虫の羽ばたきもとらえる音響効果が自慢。ロサンゼルスのウォルトディズニーコンサートホールも手がけた世界的に有名な音響設計家、豊田泰久によるものです。このホールには、至高の音響効果を実現するため、アラスカ産のヌマヒノキ材が使用されています。持続可能性を追求したセンターには、植物をあしらったリビングルーフや太陽光発電などが採り入れられ、米国グリーンビルディング協会の環境性能評価システム(LEED)プログラムにおいて、ゴールド認証を受けています。より身近な音楽体験を希望する場合は、パフォーミングアーツセンターに隣接するマータイホールのブラックボックスシアターがおすすめです。演目カレンダーでパフォーマンスのスケジュールをチェックしてください。

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Rocor/Flickr

ウォリス・アネンバーグ・センター・フォー・ザ・パフォーミオングアーツ

ウォリス・アネンバーグ・センター・フォー・ザ・パフォーミオングアーツ
ビバリーヒルズの文化の中心

ビバリーヒルズのウォリス・アネンバーグ・センター・フォー・ザ・パフォーミオングアーツは、古さと新しさを見事に融合させた素晴らしい施設です。このセンターは、1933年に建てられた街の名所、イタリアルネッサンス様式の郵便局を改造してメインシアターをしつらえ、見事に現代的な複合施設として甦らせたもの。元郵便局の建物から中に入ると、大理石のロビーには8枚の壁画が掲げられています。これは、大恐慌の時代に実施された連邦雇用対策局のプロジェクトの一環として制作されました。そこから大階段を下りて行くと、ブラム・ゴールドスミス・シアターがあります。とても心地よくデザインされたこのホールでは、トニー賞を受賞したミュージカルスター、パティ・ルポンなどのアーティストによるパフォーマンスや、演劇、ダンスなど、さまざまなジャンルの演目が観賞できます。アメリカ産クルミ材に彫刻を施した内装が、美しい空間をいっそう引き立てています。

知っておくと便利な情報: ジェイミー・ティッシュ彫刻ガーデンの見学をお忘れなく。有名なアーティストたちが手がけた作品が並び、センターの外観を眺める絶好のスポットでもあります。

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Nathan Hughes Hamilton/Flickr

ビン・コンサートホール

ビン・コンサートホール
シリコンバレーの音楽シーンに貢献するハイテク天国

世界でも指折りの大学の一つ、しかもアイデアと革新のハブであるシリコンバレーのど真ん中に位置する大学に、この先進的なデザインのホールが存在することに、思わず納得です。建築家リチャード・オルコットと音響設計家である豊田泰久の夢の競演によって、スタンフォード大学のために作られた大胆な楕円形のホールは「ブドウ園」を思わせるデザイン。842の観客席が段々畑のようにステージを取り囲んでいます。コンサートを観賞すれば、有名なミュージシャンたちとの距離があまりに近いことに驚くはずです。目の前でパフォーマンスを行うエマーソン弦楽四重奏団やピアニストのランランなどの姿は、まさにスリリングな体験です。屋外のロダン彫刻ガーデンと、隣接するカンターアーツセンターを訪れて、優雅な気分に浸ってください。合わせて200ものブロンズ作品が展示された世界最大級のロダンコレクションの一つです。

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Tiffany Silva/Flickr

ルイス・M・デイビス・シンフォニーホール

ルイス・M・デイビス・シンフォニーホール
サンフランシスコ交響楽団の本拠地

超近代的な白色とガラスを基調にした独特の正面を持つこの施設は、1980年に建てられたとは思えないドラマティックな印象です。大胆に湾曲したラインが、サンフランシスコのシビックセンターエリアでひときわ存在感を放ち、数十年の歳月を経てきたにもかかわらず、新鮮さを失っていません。いまだに魅力的な外観は、イタリア系アメリカ人の建築家、ピエトロ・ベルスキの手によるもの。彼は元のシンフォニーホールを大胆に作り変えました。ベルスキは建物の中に建物を取り込んだ斬新なデザインを採用し、外側の殻が街の騒音や振動を遮断する作りになっています。世界的に有名なサンフランシスコ交響楽団のパフォーマンスは、音の一つ一つが感性に染み込む素晴らしい体験を提供します。休憩時間にロビーに下りれば、きらめく光の装飾をまとったサンフランシスコの市庁舎と、その背景にそびえる高層ビル群の夜景が目に飛び込んできます。コンサートの前や後の食事には、ホールから歩いて行ける注目のダイニングスポットをお試しください。中でも、高級感あふれるジャルディ二エールや高い人気を保ち続けるズニカフェは、おすすめです。さらに近くのヘイズバレー地区まで足を伸ばせば、多くのカフェやおしゃれなブティックをチェックできます。

知っておくと便利な情報: シンフォニーホールのユニークな特徴について詳しく知りたい場合は、ツアーに参加してください(毎週月曜日に開催され、小額ですが料金が必要です)。オーケストラ席の上部に設置された個別に調節ができるアクリルサウンドバリアーなど、知られざる仕掛けを見学することができます。

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Sonny Lazzeri/Flickr

モンダヴィセンター

モンダヴィセンター
農業地帯の中心に鎮座するアートのショーケース

砂岩のタイルで覆われたデザイン。ガラスの壁を通して、周囲を取り巻く農業地帯を見渡すロビー……。カリフォルニア大学デイビス校のキャンパスにあって威容を誇る複数階の建物は、この地域随一の威厳に満ちたモダンな芸術の会場です。以前はロバート・アンド・マグリット・モンダビ・パフォーミングアーツセンターとして知られていました(ワイン実業家のモンダビ家が、2002年に完成を見たセンター設立プロジェクトの最有力資金提供者だったためです)。ここでは、世界的なアーティストのヨーヨー・マやエルビス・コステロのコンサートなどから、ご当地のUCデイビス交響楽団の演奏、そして地元のイベントに至るまで、あらゆるジャンルのパフォーマンスが一年を通して行われています。メインシアターである1,801席のジャクソンホールは、目を見張る素晴らしいつくり。最古のものは1800年代に伐採されたというベイマツの無垢材を使用したパネルが、床から天井まであしらわれていいます。(木材は、カナダの湖の底から引き揚げられて再生されたもので、中には500年前の木材が使用されている部位もあります。)

知っておくと便利な情報: 無料のガイド付きツアーに参加すれば、エアーキャスターで上昇するオーケストラシェルなど、モンダビセンターが誇る先進のデザインについて詳しく知ることができます。ツアーは無料ですが、事前の予約が必要です。

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Don Graham/Flickr

レッドランズボウル

レッドランズボウル
歴史ある柑橘栽培の街で楽しむサマーコンサート

1923年に建てられたこの屋外シアターは、糸杉とヤシの木に囲まれて優雅に佇み、エレガントな街が大切にしている宝物。この地域で最も魅力的な施設の一つです。湾曲して客席にせり出した、赤いタイルを施したバンドステージ(地元では「ザ・プロセリス」と呼ばれています)が特徴のシアターでは、オープン当初から始められたアメリカ最古の無料コンサートシリーズが、今でも毎年夏に行われています。クラシックミュージックから思わず足を鳴らしたくなるブルーグラスのバンドまで、さまざまなジャンルの音楽が披露されます。ピクニックシートとランチを持って斜面の芝地に陣取れば、特別な一日が過ごせます(ゴロ寝するほどではない気分なら、ベンチが利用可能)。カリフォルニアならではの優雅でカジュアルな雰囲気を楽しむなら、夏の晩のレッドランズボウルを外すことはできません。

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Daniel Pouliot/Flickr

ザ・シアター・アット・エース・ホテル

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ザ・シアター・アット・エース・ホテル
歴史あるホテルの豪華な映画館で楽しむ最新のパフォーマンス

ロサンゼルスのダウンタウンでクールさが評判のエース・ホテル。その中にしつらえられているのが、アメリカきっての豪奢さを誇る歴史ある大映画館です。ホテルは、1927年に建てられたこのユナイテッド・アーティスツ・シアターの上階に設けられています。スパニッシュゴシック建築の名所は、最先端のパフォーマンス劇場へと進化し、その名もザ・シアター・アット・エース・ホテルへと変更されました。

途切れることなく催されるイベントは、レクチャーや映画をはじめ、パティ・スミスのようなアーティストのショーに至るまで、バラエティ豊か。中に足を踏み入れると、スペインのセゴビアにある16世紀の大聖堂を思わせる内装に感嘆せずにいられません。舞台の前部を縁取る豪華なアーチや、伝説の映画スターを描いたビンテージな壁画(中でもチャーリー・チャップリンとメリー・ピックフォードは、このシアターを建てたスタジオの創設者に含まれています)は、目を見張る特徴です。高い天井を見上げれば、散りばめられた小さなミラーがまたたいています。

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Tai Power Seeff

パラマウントシアター

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パラマウントシアター
イーストベイ随一のアールデコ劇場

国定史跡に指定されているこのシアターは、カリフォルニアはもとより、全米でも指折りのアールデコ建築に数えられています。サンフランシスコの高名な建築家であるティモシー・L. フルーガーが設計し、1931年に完成したパラマウントシアターは、当時を代表する壁画作家、彫刻家、画家の作品がふんだんに取り入れられています。しかし全盛期を過ぎると、金箔がきらめく元の姿に改修されるまで、このシアターは長期間にわたって放置されてしまいました。美しい姿が甦った建物を外から眺めると、正面にそびえるモザイクがなんとも印象的。中に入ると、全身を包み込む金のレリーフやクラシックなアールデコの紋様とシンボルがあふれかえっています。

オークランド・バレエ団とオークランド・イーストベイ交響楽団が本拠地を構えていますが、さまざまなパフォーマンスで盛り上がります。ステージを所狭しと飛び回るブルース・スプリングスティーンのコンサートも開かれたほか、コメディアンのクリス・ロックも何度か笑いの渦を巻き起こしています。

知っておくと便利な情報: 毎月第一、第三土曜日に行われている2時間のツアーに参加すると、パラマウントシアターの驚くべき建築の秘密を探ることができます(小額の料金が必要です)。

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David Prasad/Flickr

ワーナーズセンター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ

ワーナーズセンター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ
由緒ある劇場の第二幕

大きな映画館はいつの時代も人が集まる社交場ですが、フレズノのダウンタウンにあるこのワーナーズセンター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツも例外ではありません。元はパンテージズ・シアターとして1928年に建てられたスパニッシュコロニアル・リバイバル様式の名所でした(実際、米国国家歴史登録材になっています)。今でも、セントラルバレーで抜きん出た美しさを誇る劇場スペースの代表格として、さまざまなパフォーマンスやコミュニティのイベントが行われる中心施設として愛されています。

クラシックな映画シリーズをはじめ、このセンター自慢の大音響を発する巨大なパイプオルガンの演奏のほか、豪華な内装を光で照らして幽玄さを楽しむライトショーに至るまで、さまざまなパフォーマンスを楽しむことができます。地元フレズノが生んだトニー賞受賞アーティスト、オードラ・マクドナルドのショーはもちろん、さまざまなアーティストのコンサートなども頻繁に開催。ショーのチケットが手に入らなくても、センターの1階にあるオール・シングス・フレズノ・ショップに出かけ、地元の工芸品や本などをチェックし、この地域の文化に触れてください。

知っておくと便利な情報: 毎月第一、第三木曜日にフレズノのダウンタウンで開催されるアートホップ・イベントでは、無料の劇場ツアーが行われています。