Catalina by Harriot Manley

Southern California

Spotlight: サンタカタリナ島

17
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June - Aug
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風に揺れるヤシの木、白砂のビーチ、カリフォルニアで夏に最も水温が高い海、心ときめく夕焼け。南カリフォルニアの沖合わずか35キロメートルにあるサンタカタリナ島は、理想のリゾートアイランドです。地元の人から「カタリナ」と呼ばれることが多いサンタカタリナ島。宿泊施設、新鮮なシーフードディナー、家族向けの豊富なウォータースポーツなど、のんびり過ごす島の休日に必要なものがすべて揃っています。スターにゆかりのある島(マリリン・モンローが住んでいた)、素晴らしい自然探検、さらには島独自の自家栽培ワイナリーなど、意外な発見もあります。カタリナエクスプレスというフェリーで海を1時間渡るか、贅沢にヘリコプターで15分飛べば、カリフォルニアの究極のアイランドパラダイスはすぐそこです。

アバロン
Courtesy of Santa Catalina Island Company

アバロン

アバロン
カタリナ島のロマンティックな中心地を散策

アバロンは、徒歩、自転車、ゴルフカートでしか観光できない、のんびりした街です。アバロンの住民は(ほぼ)小型の自動車、バンやトラックで街を運転することができます(世界最小のフェデックス配達トラックを探してみてください)が、観光客はレンタカーを借りて観光することができません。運転できないのは面倒だと思うかもしれませんが、カタリナで楽しいのは、おもちゃのようなカートでアバロンの曲がりくねった急坂を上ったり下りたりして遊ぶことだという声もよく聞かれます。ゆったりしたアイランドライフでは、時速8キロメートルのカートでも十分速く感じられます。カートを使わなくても、平坦で美しいウォーターフロントでは、お土産ショップ巡りをしたり、アイスクリームをたっぷり食べたり、ギャラリーを回ったり、歴史あるアバロンカジノ(ここの遊歩道は世界有数の美しさだといえるでしょう)のガイド付きウォーキングツアーに参加したり、アクティビティが目白押しです。

食事どきには、ロマンティックなリストランテ・ヴィラポルトフィーノで、新鮮なカキとスパークリングワインを注文して、夕暮れの港の景色を堪能しましょう。

遠くまで行くには、トロリー、タクシー、またはバスを利用するか、ガイド付きジープツアーに参加します。

Courtesy of Santa Catalina Island Company

カタリナ島のウォータースポーツ

カタリナ島のウォータースポーツ
ミニ潜水艦ツアーに参加して、きらきら輝く青い海を満喫

青い海がきらきら輝き、水の透明度が抜群で、興味深い海の生物が豊富なサンタカタリナ島では、絶好の海中アドベンチャーが待っています。多くのウォータースポーツとアクティビティの中心はデスカンソビーチ。アバロン港から美しい遊歩道を北に1.5キロメートル行ったところにあります。ここでは、カヤックやスタンドアップパドルボードをレンタルすることができます(レッスンやガイド付きツアーもあり)。イルカ、アザラシ、アシカが見られる絶好のチャンスで、運がよければ定住しているトビウオと出会うかもしれません。

 

カタリナでは、太平洋の海水温が夏には22˚Cまで上がり、気持ちよく快適ですが、シュノーケルやスキューバダイビングをする人のほとんどはウェットスーツを着て海中を探検します。器材をレンタルしてインストラクターのレッスンを受けることもできます。鮮やかなオレンジ色のガリバルディという魚など、海の生き物を見る一風変わった方法が、シートレックのツアーです。特別装備のダイビングヘルメットを着用することで、外気を吸いながら海底を文字通り歩くことができます。足を濡らしたくない方には、船底がガラスになっているボートのツアーや、楽しいアバロン港ミニ潜水艦ツアーもあります。

 

冒険好きの方なら、フェリーに乗るかアバロンでボートをレンタルして、島の西端にある素朴なトゥーハーバーズまで行ってみましょう。人里離れた集落は、ヨットやモーターボートの一泊旅行や、シュノーケリング、ダイビング、カヤックの人気スポットです。島を巡ると、ひと気がなく自然豊かなリトルハーバー湾があります。ここには、州でも有数の美しいキャンプ場があります。

カタリナ島を探索
Courtesy of Santa Catalina Island Company

カタリナ島を探索

カタリナ島を探索
ハイキング、サイクリング、そしてガイド付きツアー

1972年に設立されたカタリナアイランドコンサーバンシーは南カリフォルニアで最も歴史ある団体の一つで、カタリナ島の土地の88パーセントを、自然保護区として管理保護しています。地球上の他では見られない固有の植物種、動物種、昆虫種が60以上いる、カタリナのいわゆる「内陸」には、サンタカタリナアイランドキツネなどの希少種が生息しています。

 

ガイド付きエコジープツアー(夏にはガイド付きハイキングもあり)では、未舗装の道を揺られながら、キツネその他の在来種や、カタリナに生息する意外な動物や、のっそり歩くアメリカバイソンの群れについて、経験豊富な自然解説員の解説を聞くことができます(このアメリカバイソンの祖先は、1924年に映画のエキストラとして島に持ち込まれたものです)。人気が高いワイルドランドエクスプレスのバスツアーでは、有名な「エアポートインザスカイ」(島中央の山頂にある小さな滑走路)に行くことができます。マウンテンバイクに乗る方は、1日パスを購入すれば、64キロメートルのトレイルや未舗装の道路を走ることができます(用具のレンタルやガイド付きツアーもあります)。

カタリナ島のゴルフ
Golfing on Catalina by Steve Burns/Flickr

カタリナ島のゴルフ

カタリナ島のゴルフ
島の歴史ある*9ホールコースでゴルフを楽しむ

ロッキー山脈以西で最も歴史の古いコースとうたわれているゴルフコースでゴルフを楽しみましょう。アバロンの低木で覆われた険しい丘陵のふもとにある、曲がりくねったカタリナアイランドゴルフコースは、プライベートリゾートのように見えますが、誰にでも開放されている、プレイしがいのある9ホールのコースです。(各ホールに2セットのティーがあるため、18ホールプレイも可能です。) 日陰になっているグリーンもあり、お父さんと子供に人気です(ちなみに、タイガー・ウッズは子供時代にここでプレイしています)。このコースには、歴史あるカタリナカントリークラブがあります(ゴルフをしなくても戸外でゆったりランチを食べるのに最適です)。これはもともと、以前この島でキャンプしていたシカゴカブスの静養所として建てられたものです。島の初期の所有者は、チューインガム界の有力者で1920年から1981年までシカゴカブスのオーナーであったリグレー一族でしたが、このカントリークラブはその歴史を物語るものです。

*参考: 9ホールのそれぞれにティーが2セットあり、18ホールプレイができます。

カタリナ・カジノ
Avalon Casino by Santa Catalina Island Company

カタリナ・カジノ

カタリナ・カジノ
アート、風景、パフォーマンスをウォーターフロントの象徴的名建築物でお楽しみください。

アバロン港の北端の壮大な環境に立つ見事な円形の建物、カタリナカジノは、世界大恐慌の直前からカタリナの見張り番として人々を歓迎してきました。この見事なアールデコの建物は、1919年にカタリナ島の経営権を買ったチューインガム界の有力者ウィリアム・リグレー・ジュニアの夢でした。リグレーにとってこのカジノは、到着したすべての人に魔法をかけ、「さあ、ここに美とくつろぎと楽しみがありますよ」とでもいうように、アメリカの不景気から少しの間だけでも逃避させてくれる場所でした。

リグレーにとってこのカジノは、訪れたすべての人に魔法をかけてくれる場所

この建物の中で、リグレーは豪華な舞踏会や公演を主催しました。現在もその伝統は続き、毎年開催されるイベントでは、来場者(時代物の衣装を着て来る人が多い)が今でもカジノの大舞踏場でくるくる舞い、下の階にある複雑な彩色をほどこした映画館で封切映画を見ています。(金曜日と土曜日の夜は開始1時間前に着くように行くと、映画館の豪華なパイプオルガンで生演奏が聴けます。) アバロンの歴史とハリウッドとのつながりを解説するガイド付きウォーキングツアーも必見です。この舞台裏ツアーでは、70年間閉鎖されていた楽屋を覗いたり、ベニーグッドマンなど名高いミュージシャンが熱狂的ファンの前で演奏した舞台の上を歩いたりすることができます。

カタリナ島のラグジュアリーロッジ&ビーチクラブ
Courtesy of Santa Catalina Island Company

カタリナ島のラグジュアリーロッジ&ビーチクラブ

カタリナ島のラグジュアリーロッジ&ビーチクラブ
カタリナの豪華宿泊施設とビーチクラブ

カタリナにあるホテルとしては、アバロンホテルがあります。丁寧に修復されたカリフォルニアクラフツマンスタイルの建物で、深みのあるマホガニー材とカタリナを代表するタイルアートを融合したデザインです。ホテルの屋上デッキはシャンパンを飲みながらくつろぐのに最適な場所かもしれません。海辺のスナッグハーバーインは、部屋にジェットバスと暖炉がついています。ホテルメトロポールは、島に初期からあったグランドホテル(1915年に焼失)から名前を取り、豪華なコーストスタイルで再建したものです。思い出に残る贅沢な時を過ごすなら、2ベッドルーム、2バスルームのビーチハウスを予約しましょう。柔らかなローブに身を包み、プライベートデッキから海の全景が望めます。

アバロンに近い丘の上にあり、たそがれ時には港とアバロンカジノの眺めが素晴らしいインオンマウントエイダは、元はリグレー邸だった建物で、宿泊客のために食器室にアイスクリームを用意し、アペタイザー、ワイン、カリフォルニアシャンパンを毎晩出すなど、気の利いたサービスを提供しています。もっと広い場所がよければ、高級なハミルトンコーブ地域でコンドミニアムをレンタルしてみましょう。ゴルフカート付きのところが多く、デッキやプール際の長椅子から体を動かしたくなったら、カートを5分運転すればアバロンまで行くことができます。高級なデスカンソビーチクラブでは、シックなプライベートカバナがレンタルできるほか、ビーチサービス係その他の特別サービスを提供しています。

もっと遠く離れた場所なら、アバロンの北にあるトゥーハーバーズまで行ってみましょう。バニングハウスロッジからは、カタリナ地峡とカタリナ港が見渡せます。

カタリナ島博物館
Harriot Manley/Sunset Publishing

カタリナ島博物館

カタリナ島博物館
ネイティブアメリカンの部族から、リグレー一族、ハリウッド、マリリン・モンローまで、島の歴史を学ぶ

美術、文化、島の歴史を紹介するこの貴重な博物館は、初めて来たアバロンで島の概要を知るのに最適です。この博物館は現在、カタリナカジノの1階にあり、将来はダウンタウンのはるかに広い場所への移転が予定されています。小さなデジタルシアター、歴史展示室、特別展示室があり、カタリナ島に住んでいた有名人、例えばノーマ・ジーン(またの名をマリリン・モンロー)にスポットを当てたショーなども行われます。カタリナの原住民であるピムンガン部族や、カワウソ漁師や鉱山労働者として働いた初期のヨーロッパ系定住者についての展示のほか、1919年に島のほとんどの所有権を購入して、現在のようなアイランドバケーションスポットに変えた、チューインガム界の有力者、ウィリアム・リグレー・ジュニアの遺産に関する展示もあります。(リグレー一族は、今でも島の大部分を所有管理しています。) 博物館の後はリグレー記念堂へ。街の東端のゴルフコースそばの島の植物園内にあり、徒歩、自転車、またはゴルフカートで行くことができます。

Courtesy of Santa Catalina Island Company

カタリナ島のハイキング&キャンプ

カタリナ島のハイキング&キャンプ
カタリナ島で自分の中のロビンソン・クルーソーを発見

人里離れた渓谷、風に吹きさらされた尾根、奥まった入り江やビーチ。携帯でなく心の充電ができる場所です。カタリナアイランドコンサーバンシーが管理し、手つかずの自然が残る「内陸」は、島の88パーセントを占める未開発地です。入るには許可証が必要で、小さいながらも原野が広がり、人里離れた土地での1日ハイキングにぴったりです。トランスカタリナトレイルの全長60キロメートルを踏破するのは難しいかもしれませんが、数キロメートルだけ歩くことも可能です。アバロンにあるカタリナアイランドコンサーバンシーのスタッフからトレイルの地図を入手し、アドバイスを得ておきましょう。ここで無料ハイキング許可証(必須)も発行してくれます。許可証はオンラインで入手することもできます。メインアクセスポイントからの高い丘を上るのを避けるため、ローカルのシャトルバスに乗って空港まで行く人が多くいます。

本当に何もかも忘れてゆっくりするなら、島に5か所あるキャンプ場か、ボートまたはカヤックでのみアクセス可能な17か所のキャンプ地で、泊りがけのキャンプをしてみましょう(この場合も許可証が必要で、アバロン、トゥーハーバーズまたはハーミットガルチで入手できます)。アバロンから最も近いのがハーミットガルチで、キャンプ初心者や子供連れの方に適しています。海を見渡す崖の上にあるトゥーハーバーズには、キャンプ地のほかテントキャビンもあります。リトルハーバーでは自然がそのまま残る美しい海辺でキャンプができます。風が強いことがあるので注意してください。もっと冒険してみたいなら、ハードな行程ですが、ハイキングまたはカヤックで、松やユーカリの木が影を作る人里離れたパーソンズランディングまで行ってみましょう。

これ以上さらにアドレナリンが放出されるような経験を追求するなら、渓谷をデスカンソビーチまで1,219メートル下降するカタリナ島のジップラインエコツアーに参加しましょう。

Courtesy of Santa Catalina Island Company

サンタカタリナ島を巡る

サンタカタリナ島を巡る
島は小さいので、島内の移動は簡単。移動手段としてゴルフカートが推奨されている数少ない場所の一つです。

カリフォルニア沿岸とカタリナの間に広がる美しい海は絶景ですが、この海があるために、カタリナのアイランドリゾートへのアクセスには多少の計画が必要となります。フェリーは本土の4港(ロングビーチ、デイナポイント、ニューポートビーチ、サンペドロ)から1年中定期的に出航しています。フェリーからはイルカやクジラが見えることがよくあるので、注意して見てみましょう。

カタリナ島では、移動手段として徒歩が推奨されています。自動車は非常に嫌われていて、島で自動車を所有するためには14年間順番待ちをしなければならないほどです。幸いなことに、中心の街アバロンは面積2.6平方キロメートルで、ほとんどの見どころに徒歩で簡単に行くことができます。フェリーが到着するとタクシーやシャトルが待機しているため、宿泊施設までの移動に便利ですが、フェリー発着所から徒歩で街に入ることもできます。また、街の中心部にはタクシー乗り場があり、トロリーが夏は定期的に2路線運行し、オフシーズンにも週末に運行しています。ゴルフカートは街を出て丘に上るのに人気で簡単にレンタルでき、レンタル自転車もあります。アバロンから足を延ばす場合は、シャトルバスやチャーターバンがアバロンから出ています。行き先はエアポートインザスカイ、トゥーハーバーズの街、島中心部のキャンプ場です。

少し贅沢をして移動したい、とにかく急いでいる、という方には、専用飛行機またはヘリコプターの便もあります。

Doug Mangum

Spotlight: チャネル諸島国立公園

Remote Beauty, ocean sanctuary

南カリフォルニア沖合に浮かぶ5つの島で構成された島 ここを訪れる手段は船(ベンチュラかオックスナードから定期便が出ています)または小型飛行機。島内ではハイキングブーツを履いて歩くか、カヤックが交通手段です。この島に固有種の動植物が多数生息していることから、「北米のガラパゴス」とも呼ばれており...