Tai Power Seeff

ゴールデンゲートパーク

ゴールデンゲートパーク
一日と言わずゆっくり過ごしたい美しい都市公園

庭園、林間の草地、静かな湖が散りばめられたサンフランシスコの緑の中心地。初めて来た人から毎週来る地元の人まで、誰もが素晴らしい見どころや充実したアクティビティを楽しめる、昔ながらの都市公園です。公園の文化の中心は北東の角にあり、噴水や野外音楽堂がある広いコンコースの周囲に広がっています。北側にはデ・ヤング美術館があり、世界中から集められた古典的作品のコレクションは世界でも一流を誇ります。美術館の塔(塔は入場料無料)は目を引く非対称のデザインで、最上部までエレベーターで上がると、公園全体やサンフランシスコ、湾、太平洋の素晴らしい眺めが広がります。

デ・ヤング美術館の反対側には、これまた見事なカリフォルニア科学アカデミーがあり、起伏のある生きた屋根の下に、プラネタリウム、水族館、4階分ある生きた熱帯雨林、自然史博物館が入っています。ここから歩いてすぐの所には日本庭園があります。四季を通して美しいですが、特に春には桜やツツジが咲いて息をのむ美しさです。他にも素晴らしい見どころは多数あり、自転車に乗れば簡単に回ることができます(自転車は、公園の東側のスタニアンストリートとヘイトストリート沿いでレンタルできます。ロックも必ずレンタルしましょう)。巨大な温室、コンサバトリーオブフラワーズの前に広がる色彩豊かな植物を見ながら散策したり、植物園(植物だけでなくいろいろな鳥類も見ることができます)を見学したりするのもよいでしょう。公園の北西端には何とアメリカバイソンの群れがいるので、探してみましょう。

自転車や徒歩で回りたくなければ、無料シャトルもあります。シャトルは週末や主な祝日に運行し、公園内の各所に停車します。移動手段が何であっても、地元の人がテニス、ピクニック、ジョギングをしたり、小さなストウ湖でボートをこいだり、広い道で乗馬を楽しんだりしている光景を、至る所で見かけるでしょう。この公園は、サンフランシスコ市民に本当に愛されているのです。

Ryan Killackey

Northern California

Spotlight: サンフランシスコ

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You're #AlwaysWelcome Here
サンフランシスコは、いつでも、誰にでも扉を大きく開いて訪れる人々を歓迎しています。 #AlwaysWelcome

面積は130平方キロメートルに満たなくても、サンフランシスコは世界でも有数の素晴らしい都市として位置づけられるだけの正当な理由があります。貴婦人にたとえられるビクトリア様式の家々、由緒あるケーブルカー、ダイナミックな多様性、美しいウォーターフロント、そしてそびえ立つ深紅の橋で名を知られる「湾岸の街」には、すべてが揃っています。ミシュランの星を獲得したレストランから一風変わった屋台トラックまで、トレンドを作り出すさまざまな料理、世界的に有名な交響楽団、バレエ、劇団、オペラ、無限のアウトドア・アドベンチャー。サンフランシスコが、旅行者が行きたい街の中でも究極の必見の街の一つとして際立った地位にあるのも、もっともです。

You're #AlwaysWelcome Here
サンフランシスコは、いつでも、誰にでも扉を大きく開いて訪れる人々を歓迎しています。 #AlwaysWelcome
Thomas H. Story/ Sunset Publishing

ゴールデンゲートブリッジ

ゴールデンゲートブリッジ
美しい湾に架かる世界屈指の有名なランドマークを見る

空高くそびえる227メートルの塔に支えられ、弧を描いてサンフランシスコ湾の入り口に架かり、すべてが真紅に塗られたゴールデンゲートブリッジは、まさに驚異の一言に尽きます。

「ゴールデンゲート」という名前なのになぜ赤いのか不思議に思うかもしれません。その理由を説明しましょう。サンフランシスコ湾の入り口、つまり橋が架かっている狭い海峡は、初期の探検家ジョン・C・フリーモントによって「Chrysopylae」(ギリシャ語で「金の門」)と名づけられたと一般に言われています。(フリーモント大尉は、「金の角」を意味するChrysocerasという名のイスタンブールにある海峡に似ていると思ったのです。)このため、この海峡に架けられた橋に、海峡にちなんだ名前が付けられたのは納得がいきます。でも、なぜ深紅色なのでしょうか。これはまさに予想外の出来事でした。橋の鋼材が最初に取り付けられたとき、鋼材に塗られていたのは赤い色の下塗剤だけでした。コンサルタント技術者がそれを気に入って、その色をそのまま使うよう提案し、橋に使う最終的な塗料の色を開発するのに一役買いました。

ゴールデンゲートブリッジは、まさに驚異の一言に尽きます。

橋の色は厳密には「インターナショナルオレンジ」ですが、何色であれ、長さ2.7キロメートルのこの橋を運転していても、歩いていても、自転車に乗っていても、この色に目が引き付けられます。橋の上は、特に霧が出てくると(夏によく起こります)、少し寒く風が強いことがあるので、重ね着をし、帽子かフードをかぶって頭を温かく保つようにしてください。自転車レンタル会社は多数あります(ブレージングサドルズとサンフランシスコ・バイシクルレンタルズが人気)。ほとんどの自転車には詳しいルートマップがついていて、サンフランシスコから橋を渡って隣接するマリン郡にあるサウサリートやティブロンといったのどかな街へ行く道順が記載されています。(地元のフェリーに乗ってサンフランシスコに戻るのも楽しいでしょう。) ゴールデンゲートブリッジの南端(サンフランシスコ側)には素敵なギフトショップとカフェがあり、ここから曲がりくねった道を下りていくと、歴史あるフォートポイントがあります。フォートポイントは、橋ができる前の時代に、海峡を防衛する前哨基地として作られたもので、1861年に完成しました。ここから見上げる橋の下側の眺めは素晴らしいもので、どっしりとした桁、巨大な柱、見事なケーブルが壮大な網のように張りめぐらされています。

8月

1960年代にヒッピーやロックコンサート、サマー・オブ・ラブの拠点だった街が、ゴールデンゲートパークでの複数のステージを使用した祭典の開催地になったのは納得です。公園の草地や空き地いっぱいを利用した3日間にわたるこのイベントでは、ロックやその他の音楽を披露するプラチナアルバム級の大物ミュージシャンたちが続々登場します。このイベントで演奏したバンドには、フィッシュ、アーケード・ファイア、...

jareed/Flickr
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ケーブルカー

ケーブルカー
鐘を鳴らしながらサンフランシスコ名物の坂を行く

チンチンと鐘を鳴らすケーブルカーの外側につかまって、チャイナタウン、フィッシャーマンズワーフなどのエリアを進む。これほどサンフランシスコらしい光景はありません。実は、ケーブルカーは坂の多いサンフランシスコを楽しく見て回ることができるだけでなく、公共交通機関としても実際に機能しているのです。乗っていると、荷物やパソコンを持った地元の人が乗り込んできては降りていくのをよく見かけることでしょう。夏には、パウエルストリートとマーケットストリートの交差点近くにある転車台の所で、特にパウエル-メイソン線のケーブルカーを待つ長い列ができることがあります。パウエル-ハイド線はそれほど混雑しませんが、乗り心地は変わりません。ケーブルカーミュージアム(無料)では、ケーブルカーが1873年以来サンフランシスコを行き交ってきた歴史を興味深く紹介しており、ケーブルカーに動力を供給するケーブルの仕組みの舞台裏も覘くことができます。

5月

スニーカーをつなげたムカデ競争のランナーや、ゴミ箱に入って走るランナー、さらにはウェイターの衣装を着てお盆を持って走るランナーなどなど、奇妙なことこの上ない市民レースです。毎年開かれるこのイベントの初回開催は1912年。以来欠かさず開催されてきた年1回のレースとして、世界最古の記録を持っています。スタート地点は、サンフランシスコのウォーターフロントにあるエンバルカデロ。約5万人の出場者は、...

Kevin Edwards/Flickr
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アルカトラズ

アルカトラズ
悪名高い監獄、今は意外な住民も

「スカーフェイス」の異名を持つアル・カポネ、「マシンガン」の異名を持つジョージ・ケリー、「バードマン」の異名を持つロバート・ストラウドなど、有名な囚人が収監されていたことで知られるアルカトラズは、サンフランシスコでも有数の身の引き締まるような場所だと言えます。激しい風と霧に吹きさらされる島に立ち、すぐそこなのに遠く離れた(この水域は水温が低く危険なのです)対岸の華やかな湾岸の街サンフランシスコを眺めると、1934年から1963年までの間にこの連邦刑務所に収監されていた囚人たちの苦痛は想像に難くありません。刑務所棟のオーディオツアーができるアルカトラズツアーは、毎日早朝、午前、午後に出発しています。オーディオツアーは、かつてアルカトラズに収監されていた囚人の録音コメントが聴け、恐ろしくも興味をそそり、アルカトラズ見学がぐんと奥深いものとなります。奇怪な体験をしてみたい方は、不気味な日没後ツアーに参加してみましょう。

しかし、「ザ・ロック」(岩)とも呼ばれるアルカトラズ島に行くのは必ずしも陰気で悲観的なものではありません。アルカトラズ島は豊かな歴史を持ち、アメリカ西海岸初の灯台と米軍事要塞が建設された地でもあります。晴れた日には360度の視界を誇ります。アルカトラズ島内を歩くと、サンフランシスコの街、ゴールデンゲートブリッジ、イーストベイ地区へと向かう見事なベイブリッジ、北に見える緑豊かなマリン郡、近くのエンジェルアイランドの景色が楽しめます。エンジェルアイランドはカリフォルニア州の州立公園であり、アルカトラズ島と併せて行く価値のあるサンフランシスコ湾内の島です。

さらに、アルカトラズ島は今では海鳥が巣作りをする重要な場所となり、営巣期には、鳥がひなを育てられるように、島のおよそ3分の1にロープが張られ立ち入り禁止となります。島にある朽ちかけた建物や草木の生い茂った庭園(当時の刑務所長と看守の妻たちは園芸が上手だったことで知られていました)をよく見ると、巣を作っているウ、ウミバト、ユキコサギ、ゴイサギ、カリフォルニアカモメが見つかります。人が歩く道の真ん中に直接産卵していることもあります。

注: フェリーはフィッシャーマンズワーフから頻繁に出ていますが、何週間も前からチケットが売り切れてしまうことも多いので、早めに予約しましょう。

6月

サンフランシスコの秋は、11日間にわたるこのイベントで楽しさいっぱい。伝統的なサウンドから先端を行くアバンギャルドまで、堂々たる顔ぶれのジャズアーティストたちが登場します。実にアメリカ的なジャンルのユニークな音楽を、サンフランシスコジャズセンターなどの一流の会場で楽しむことができます。

 

_jar/Flickr
1月または2月

アジア以外で最大の旧正月祝賀イベント。サンフランシスコのこの伝統行事は、何千人ものお祭り好きの人々を魅了します。チャイナタウンを蛇行する夜のパレードが紛れもない見どころであることは、ものすごい人の群れで分かるでしょう。精巧な竜や獅子舞が歩道を通り過ぎ、新しい年に災いをもたらす悪霊を追い払っていきます。このイベントでは正月に爆竹を投げる伝統があるため、かなりうるさくなるので注意してください。...

Team at Carnaval.com Studios/Flickr
Thomas J. Story/ Sunset Publishing

サンフランシスコのレストラン

サンフランシスコのレストラン
最高に新鮮な食材を使った世界の味覚を味わう

サンフランシスコは、食材を重視した料理が主流です。全米でもトップレベルの農産物がすぐ手に入る湾岸の街サンフランシスコのシェフは、魔法のような料理を生み出し、その日一番新鮮で美味しい食材を生かすためにメニューを毎晩変更することもよくあります。多くのシェフは、思い通りの食材を入手するため、地元の農場や食品業者と密接に連携しています。サンフランシスコで年中開かれているファーマーズマーケットに早朝に通うことは、厨房の魔術師たちの日課となっています。特別な日のためのレストランは、ミシュランの星を獲得しているものも多く、上品で洗練された2つ星のクワ、アトリエクレン、クインスなど数多くあります。ミッション地区、特にバレンシアストリート沿いには、活気と人であふれるトレンディーなレストランが並んでいます。一方、安価なレストランも豊富にあり、クレメント・ストリートには極上のフォーなどのアジア料理のレストランがあります。また、複数の移動式屋台が各地で一堂に会するオフ・ザ・グリッド主催のイベントもチェックしてみましょう。1か所で色々なものを楽しみたいなら、フェリービルディング・マーケットプレースを歩きましょう(ただし、ゆっくりと)。常設の売り場で、皮がパリッとしたサワードウブレッド(アクメブレッド)や手作りチーズ(カウガールクリーマリー)など地元の味覚を購入でき、チャールズ・ファン氏の有名なスランテッドドアなど、本格レストランでは素晴らしい料理とウォーターフロントの眺めが楽しめます。

8月

サンフランシスコは究極の食通の街。その有名シェフの多くは、サステナビリティ運動の最先端も率いています。そして、彼らが創り出す味覚に思う存分浸れるのがこのイベントです。農家、ワインメーカー、蒸留酒メーカー、食の職人、さらには、レストラン、食品、飲料の世界を率いる業界の第一人者などが結集して、画期的なアイデアや創作品を披露します(イベントの参加者は、その結果を試食・試飲できます)。...

Gamma Nine/ Eat DrinkSF

Trip 3〜5日間 10 stops

サンフランシスコ・ベイループ

Discover this something-for-everything loop tour around an iconic bay
ゴールデンゲートブリッジ

世界を代表する橋から、この旅を始めましょう。空高くそびえる227メートルの塔に支えられ、弧を描いてサンフランシスコ湾の入り口に架かり、すべてが真紅に塗られたゴールデンゲートブリッジは、この地域の旅のスタート地点にふさわしい感動的な観光スポットです。

「ゴールデンゲート」という名前なのになぜ赤いのか不思議に思うかもしれません。その理由を説明しましょう。サンフランシスコ湾の入り口、つまり橋が架かっている狭い海峡は、初期の探検家ジョン・C・フリーモントによって「Chrysopylae」(ギリシャ語で「金の門」)と名づけられたと一般に言われています。(フリーモント大尉は、「金の角...

サンフランシスコ

世界でも特に有名なこの街を探索して、旅を終えましょう。貴婦人にたとえられるビクトリア様式の家々、由緒あるケーブルカー、ダイナミックな多様性、美しいウォーターフロント、そしてそびえ立つ深紅の橋で名を知られる「湾岸の街」には、すべてが揃っています。ミシュランの星を獲得したレストランから一風変わった屋台トラックまで、トレンドを作り出すさまざまな料理、世界的に有名な交響楽団、バレエ、劇団、オペラ、無限のアウトドア・アドベンチャー。サンフランシスコが、旅行者が行きたい街の中でも究極の必見の街の一つとして際立った地位にあるのも、もっともです。

この街では、車はどこかに置き、歩いて、...

4月

優美な桜の木が満開になる春に開催される、サンフランシスコで人気の長い歴史を持つフェスティバル。日本文化とこの地域の日系アメリカ人コミュニティがテーマです。

パレードなど、ほとんどのアクティビティはジャパンタウン地区を中心に実施されます。生け花、墨絵、書道、盆栽、折り紙、人形作りのワークショップや実演など、さまざまなアクティビティがあります。舞踊を鑑賞したり、琴や尺八、...

Mark/Flickr
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フィッシャーマンズワーフ

フィッシャーマンズワーフ
シーフード、サワードウ、アシカ、お土産探しを楽しむ

フィッシャーマンズワーフには本当にフィッシャーマン(漁師)がいます。船着き場では年季の入った漁船が何そうか波に揺れています。これらの船は1世紀以上も漁に出てきましたが、今もなお、サンフランシスコ湾内やその周辺の海域でダンジネスクラブなどの魚介類をとりに海へと出て行くのです。朝早く行くと、「フィッシュアリー」(魚小道)という愛称を持つピア47で水揚げするところを見ることができますが、ゆっくり起きて、とれた魚を味見するだけでも十分楽しめます。ここでは、歩道に設置した湯気を立てている大釜でゆでた新鮮なカニを食べてみましょう。カニの殻を割って溶かしバターにつけ、焼きたての地元産サワードウブレッドと一緒に食べると美味しく、サンフランシスコ伝統の味覚が楽しめます。キッチュなお土産を買うのが好きなら(「霧の缶詰」やカニのはさみの形をした発泡素材のかぶりものがいらないという人がいるでしょうか?)、フィッシャーマンズワーフがその名所です。

ピア39に歩いていくと、さらに多くのシーフードレストランやお店があり、大道芸人もいます。そして、この地区の最も騒々しい住人であるアシカの群れが大声でほえ立て、ピア39の浮きドックの一部に乗ってビーチパーティーさながらの光景を繰り広げています。

他のアトラクションとしては、サンフランシスコの怖い裏歴史を紹介する新しいサンフランシスコダンジョンや、アンティークなアーケードゲームがプレイできるミュゼメカニークも楽しめます。ピア39に歩いていくと、さらに多くのシーフードレストランやお店があり、大道芸人もいます。そして、この地区の最も騒々しい住人であるアシカの群れが大声でほえ立て、ピア39の浮きドックの一部に乗ってビーチパーティーさながらの光景を繰り広げています。ピア39のベイ水族館には知識豊富な解説員が毎日午前11時から午後4時まで(天気が良ければ)いて、アシカについて質問に答えてくれます(雄のアシカは450kg近くに達します)。

アルカトラスとエンジェルアイランド州立公園行きのフェリー(家族連れに最適な日帰り旅行)は、フィッシャーマンズワーフのピア33から出ています。全米海事博物館(近くのハイドストリート・ピア)にある昔の船や米潜水艦パンパニト(第二次世界大戦時の潜水艦)の探検も、子供に人気です。まだ元気があり余っているなら、湾沿いの美しいエンバカデロ地区を東に歩いて、ピア15にある体験型科学館、エクスプロラトリアムまで行き、エネルギーを発散させましょう。素晴らしい一日の締めくくりには、隣接するフェリービルディング・マーケットプレースのアイスクリーム店ハンフリー・スローカムで食べるダブルアイスクリームがおすすめです。

Macy's Union Square

ユニオンスクエア

ユニオンスクエア
ダウンタウンのラグジュアリー天国を楽しむ

サンフランシスコのダウンタウンのほぼ真ん中にあり、背の高いヤシの木に囲まれたこの優雅な広場は、高級ショッピングの中心地です。この広場を囲む道を歩くと、ティファニー、ルイヴィトン、ディオール、ブルガリなどのブランド店や、メイシーズ、サックスフィフスアベニュー、ニーマン・マーカス、ナイキなどの大手小売店がずらっと並んでいて、何を買おうか迷ってしまいそう。ボザール様式のウェスティン・セントフランシスにある官能的なクロックバーに入って、マティーニを味わいながら情報交換しましょう。メイデンレーンは、ブティックが並ぶほぼ歩行者天国の(午前11時から午後6時までは車両通行禁止)小道で、憧れのヨーロッパのような雰囲気でのんびり散策できます。ユニオンスクエアからすぐの所にあり、シャネル、イブサンローラン、ガンプス(サンフランシスコで結婚祝いの贈り物を買うならここ)や、道に小さなテーブルを出しているカフェが並んでいます。ユニオンスクエアのすぐ南、マーケットストリートには、高級屋内ショッピングモールのウェストフィールドサンフランシスコセンターがあります。

ショッピング三昧で、もちろん疲れることもあるでしょう。ユニオンスクエアには日当たりの良いくつろげるベンチが多数あり、ちょっと一息入れるのも簡単です。高級パティスリー、エンポリオ・ルッリでエスプレッソとサクサクのペストリーを注文するのもよいでしょう。ユニオンスクエア内にあり、大きなパラソルの下の屋外席で心地よくくつろげます。

日曜日には、パレスホテルの豪華なガーデンコートレストランでシャンパンブランチが楽しめます(地元の名士が孫にご馳走する人気スポットです)。クリスマスシーズンになると、ユニオンスクエアは家族連れが繰り出す魅惑的な冬の装いへ。アイススケートリンクがオープンし、子供たちが巨大なクリスマスツリーを見上げ、辺り一面に店のウィンドウがきらめきます。

10月

3日間にわたって行われるこの大規模なミュージックフェスティバルには、ダンス用の靴を履いて出かけてください。毎年10月、緑に包まれたサンフランシスコのゴールデンゲートパークのぼぼ全域で大々的に繰り広げられます。ブルーグラス、ブルース、ロック、カントリー、ディキシーランド、ザイデコなど、さまざまなジャンルのアーティストが100組以上も登場し、...

David McSpadde/Flickr
Tai Power Seeff

プレシディオ

プレシディオ
豊かな歴史、素晴らしい料理、ヨーダに出会う

プレシディオは、サンフランシスコの北端を囲む5,864ヘクタールの公園で、ゴールデンゲート国立レクリエーションエリアの一部です。家族連れ、冒険好き、歴史ファン、そして世界有数の美しい湾のほとりでのんびりしたい方なら誰でも訪れてみたい、素晴らしいエリアです。まず、ここにはビーチがあります(ビーチが数か所もある大都市はそうそうありません)。ゴールデンゲートブリッジの南西のベーカービーチは、大自然の風格と素晴らしい景色が楽しめます(このビーチ、特に北端はヌーディストビーチなので注意)。プレシディオの北東の角に広がる砂浜、クリッシーフィールドには、家族連れや、水遊びが好きな犬(ここでは犬をリードから放すことが許可されています)、カイトボードやウィンドサーフィンをする人々が集まります。クリッシーフィールドから陸側すぐの所には壮大なパレス・オブ・ファインアーツがあります。元々は1915年のパナマ太平洋万国博覧会のために建てられたもので、現在は居心地の良い劇場となっています。

樹木がうっそうと生い茂るプレシディオには、ハイキングとマウンテンバイクのトレイルが張りめぐらされていて、かつて軍人の宿舎だった建物の景観が楽しめます(プレシディオは、カリフォルニアが州となる前の1846年から1994年まで米国陸軍基地として機能していました)。プレシディオの多くの建物は立派に改装され、人気のレストラン(ディキシー、プレシディオ・ソーシャルクラブ、プレシディオ・オフィサーズクラブ)やウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムなど、一般の利用が可能なスポットになっています。ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムでは、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの経歴と優れた才能に触れることができます(ディズニーと聞いて子供が大喜びしてしまうかもしれませんが、ディズニーランドとは全く異なり、子供より大人向けです)。

もう一つ注目したいスポットは、巨大映像製作会社ルーカスフィルムが所有するレターマン・デジタルアーツセンターです。建物は通常、一般の立ち入りができませんが、敷地内の大きな中庭にあるヨーダの像を表敬訪問することはできます。

Mike D/Flickr

チャイナタウン

チャイナタウン
市の中心部に広がる活気に満ちたアジアの別天地

気軽にアジアにタイムスリップできるサンフランシスコのチャイナタウンに出かけましょう。そこは、12時間もの長時間フライトをせずに到着できる身近な中国です。スーツとネクタイ姿のビジネスマンが闊歩する金融街のすぐ横に広がるこのチャイナタウンは、アジア以外では世界最大規模(そして全米最古)。広東語や北京語が飛び交い、雑踏にかき消される歩道、食品が山積みになった店頭、怪しげなつくりのお店など、独特な雰囲気に満ちています。旅が持つすべての様相が詰め込まれたこの街は、本場のアジアに極めて近い感覚をパスポートなしで体験できるスポットです。

ずは、チャイナタウンのメインストリートとも言えるグラントストリートをそぞろ歩いてみましょう。食料品店やアクセサリーのお店、翡翠の専門店などが居並ぶ賑やかな通りです(翡翠の専門店は、エリア南端にあるチャイナタウンゲートウェーの近くに数多く点在しています)。しかし忘れてはならないのは、多くの発見が楽しめる静かな裏通りの探訪です。ここにご紹介するのは、チャイナタウンをより楽しく体験できる9つのスポットとアクティビティです。もっと深い探求を希望するなら、ガイド付きツアーに参加してみてください。チャイナタウンウォーキングツアーズや、食を中心に据えた案内を行うウォック・ウィズなどが、ツアーサービスを提供しています。

最初のおすすめは、旧正月の時期(太陰暦に基づき、通常は1月下旬から2月の上旬)に体験できる賑やかなチャイニーズ・ニューイヤー・フェスティバル&パレードです。1860年、急増する中国人移民(ゴールドラッシュによってサンフランシスコに流入してきました)が祖国を偲ぶ行事として開催したのが始まり。今では、アジアを除けば、世界最大の旧正月祝福イベントに成長しました。花火、山車、獅子舞い、銅鑼の音が賑やかに交錯し、ミス・チャイナタウンもパレードに華を添えます。

アメリカ中国歴史協会

1932年に建築家ジュリア・モーガンが設計し、今ではチャイナタウンの名所となっているYMCAの建物内に設けられています。このミュージアムは、中国の文化に関連した中身の濃い展示が有名です。 入場無料。所在地:965 Clay Street。

ティン・ハウ・テンプル

一世紀昔の仏教寺院に流れる歳月を体感してください。4階建てのアパートの中にあるティン・ハウ・テンプルには、地元の人々が線香を焚いて祈りを捧げ、運勢を占いにやって来ます。志納金が必要。所在地:125 Waverly Place。

グレートチャイナ・ハーブカンパニー

体が気だるく感じられたら訪ねてみてください。お店に常駐している専門家に、乾燥させた薬草を処方したお茶やドリンクを処方してもらい、活力を甦らせましょう。地元で長く愛されている中国漢方薬局です。所在地:857 Washington Street。

R&Gラウンジ

このレストランの代名詞でもある上質な広東料理のメニューは、長い間、多くの人々を魅了してきました。美味しいタレをまとった柔らかなスペアリブや、繊細な風味を引き立てたソルト&ペッパー仕立てのダンジネスクラブは、ぜひおすすめ。所在地:631 Kearny Street。

バイタルティーリーフ

お茶専門のティーバーとショップで、数多くのバラエティを試してみてください。ヒナギクやジンジャーパインといったユニークなものから、伝統的な緑茶や白茶、烏龍茶に至るまで、さまざまな種類のお茶を取り揃えています。所在地:1044 Grant Street(このほか、509および905 Grant Streetにも出店)。

永明食品市場

昔ながらの食品店ですが、実はキャンディーとスナック菓子の宝庫。ライチ味のガミーから緑茶のキットカット、乾燥させた塩味のフルーツなどを手に入れてください。もちろん、麺類やスパイスも揃います。所在地:759 Jackson Street。

金門餅家

新鮮なダンタット(蛋撻)をぜひ試したい場合は、味に定評のあるこのベーカリーに直行しましょう。ダンタットは伝統的な中国のエッグカスタードタルト。バター風味のパイ状のクラストが特徴です。行列が少し長くてもへこたれないでください。待っただけの価値がある美味しさです。所在地:1029 Grant Street。

ウォックショップ

このお店では、オーナーであるターネイ・チャンがお客さんの間を忙しく飛び回っている姿が名物。おしゃべりをし、笑い合いながら、それぞれの人にぴったりのウォックを見つけてくれます。所在地:718 Grant Street。

David A Lee

サンフランシスコのLGBTトラベル

サンフランシスコのLGBTトラベル
虹のように多種多彩なライフスタイルを歓迎

進歩的でオルタナティブなライフスタイルで知られる湾岸の街サンフランシスコは、LGBTの世界では最も有名なエリアの一つとなっています。カストロ地区では、カラフルに塗られた横断歩道の上で虹色の旗が風にはためいています。これは、サンフランシスコがLGBTコミュニティを心から歓迎する、という力強い宣言なのです。ゲイバーやゲイクラブは60軒以上あり、カストロはLGBTの文化とナイトライフの中心地の役割を果たしていますが、ゲイ向けのビジネスは市全域に点在し、特別なことではありません。ガイド付きの歴史ウォーキングツアー「クルージン・ザ・カストロ」では、注目すべきサンフランシスコのゲイ運動について詳しく知ることができます。

6月はプライド月間で、市外からも人が集まって、毎年恒例の(奇抜な)サンフランシスコ・プライドパレードとフレームラインLGBT映画祭が開催されます。バッドランズ、ルックアウト、ツインピークス・タバーンは有名なたまり場で、パーカー・ゲストハウス、W、カサルナ・サンフランシスコは、ゲイ向けホテルのほんの数例です。

6月

派手で騒がしく的外れなこともある、虹色がテーマの華やかな祭典。街全体がLGBTを祝うイベントです。フェスティバルは6月最後の週末に開催され、常識はずれのパレードもあります。あまりにも度を超えた場面に出くわすこともありますので、心の準備を。お子さんを連れて行こうと考えている人は、いろいろ説明したくないならば、考え直したほうがいいかもしれません。...

Erica Joy/Flickr
Tai Power Seeff

ナイトライフ

ナイトライフ
夜を楽しむナイトスポット

サンフランシスコには夜が静かな日がほとんどなく、バーやクラブは午前2時に閉まるかもしれませんが、遊び疲れるまで目いっぱい楽しめます。優雅なエンターテインメントなら、サンフランシスコはトップクラスの交響楽団、クラシック・現代バレエ団、オペラ団を誇ります。また、サンフランシスコの演劇界は盛況で、特に著名なアメリカン・コンサーバトリー・シアターは、古典的作品や新作をユニオンスクエア近くのギアリーシアターで上演しています。ブロードウェイの巡業公演は必ずサンフランシスコを訪れるので、マーケットストリートにある見事なオーフィウム劇場でほとんどの作品を上演しているSHNの公演予定をチェックしてみましょう。シティアーツ&レクチャーズは、著名人、スター、世界的な有力者を迎えて、興味深い対話の機会を提供しています。一般に公開されているギャラリーショーや、美術館・博物館の夜間特別プログラムにも参加してみましょう。わいわい楽しむなら、伝説的なフィルモアでのロックコンサート、ボトムオブザヒルでのインディーバンド、ホテルユタ・サルーンでのオープンマイクナイトもあります。サンフランシスコのナイトライフでは、こだわりのカクテルが楽しめる高級バー(バーボン&ブランチ、アレンビックなど)から、地元の人とひじを突き合わせて飲む、地域に根ざした昔からの飲み屋(500クラブ)まで、ふんだんにあるバーの飲み歩きが絶対はずせません。

Tai Power Seeff

ギラデリスクエア

ギラデリスクエア
昔のチョコレート工場が楽しい人気スポットに

1895年に建てられたこの見事な複合施設は、ギラデリ・チョコレート工場が最初に建てられた場所で(その前は毛織工場)、敷地内にある風格のあるれんが造りの建物は、現在ではお店やレストランが集まるスタイリッシュなショッピングエリアとして生まれ変わり、楽しい散策やショッピングに最適な、サンフランシスコでも有数の場所となっています。通路や広場をそぞろ歩きして多彩なブティックやギフトショップに入ったり、レストランで美しい湾を眺めながらくつろいだりしましょう。子供連れの方なら、何よりもギラデリ・ソーダファウンテン&チョコレートショップに行こうと思われるでしょう。店の外まで列ができていることもありますが、回転は早いので大丈夫。すぐに膨大な種類のサンデーのメニューを見て驚くことでしょう。ファミリーサイズの「アースクエイク」 (アイスクリーム8個、トッピング8種類、バナナ、ホイップクリーム、アーモンド、チョコレートチップ、チェリー)にしましょうか? それとも、「ゴールドラッシュ」(バニラアイスクリーム全体にホットファッジとピーナツバターを混ぜたサンデー)?

Muni Trains by Tai Power Seeff

アクセス

アクセス
ボート、自転車、路面電車その他

サンフランシスコは交通手段の選択肢が豊富ですが、前もって計画を立てて、目的地までの最適のルートを選ぶことが重要です。ダウンタウン、ノースビーチ、フィッシャーマンズワーフは歩きやすいエリアです。サンフランシスコの地元MUNIバス、トロリー、路面電車は市全域を走り、停留所で少し待たなければならないこともありますが経済的で安全に移動できます。エンバカデロに沿って走る「Fマーケット&ワーフ」歴史路面電車は観光客に人気の路線で、フィッシャーマンズワーフ(エンバカデロ&ストックトン)、フェリービルディング(マーケット&フォースストリート)、野球チームジャイアンツの本拠地AT&Tパーク(ドン・チー・ウェイ&スチュアート・ストリート)に止まります。お役立ち情報: 公共交通機関を利用する予定の場合は、Muniとケーブルカーが7日間乗り放題の、シティパスの「パスポート」が便利です(地域の博物館やアトラクションの割引もあります)。

ケーブルカーは楽しいですが、路線は非常に限られているので、ウォーターフロントとユニオンスクエアの往復に利用するのがよいでしょう。タクシーはダウンタウンに集中しています。時間的には一番速いことが多いですが、メーターがどんどん上がります。

地下を走るBART鉄道はサンフランシスコ郊外へ行くのに便利です。南行きの路線はサンフランシスコ国際空港へ、東行きの路線はオークランド、バークレー、プレザントンその他の地域へ行きます。カルトレインはサンフランシスコとサンノゼ、およびその間の街をつないでいます。路線はさらに南のギルロイまで延びています。北のマリン郡に行くには、ゴールデンゲートトランジットのフェリーに乗ってサウサリートまで行くか、ブルー&ゴールドフリートのフェリーに乗ってティブロンまで行きます。

自分で自由に街を回るなら、ベイエリア・バイクシェアという画期的で安価な自転車システムを利用してみましょう。低料金で24時間または3日間の会員登録をしてから、指定ステーション(ミッションベイからマーケットストリートにかけてと、コロンバスアベニューからエンバカデロにかけて点在)で自転車を借り、同じステーションに返却するか、別のステーションまで乗り、街を回って、別の自転車を借りてそのままサイクリングを続けることもできます。好きなだけ止まったり走ったりでき、健康的で、お金もあまりかからず、自動車を使わないこのシステムは、なかなかのものです。

ガイド付きツアーを利用するのも、自分で運転しないで楽しく観光する方法の一つです。バンやバスに乗る従来のツアーの他、変わった交通手段を利用するツアーもあります。ライド・ザ・ダックツアーは、奇抜な外見の水陸両用車に乗って、街中だけでなく湾にもそのまま入って観光します。サンフランシスコ消防車ツアーは、年代物の消防車に乗って市内を観光し、ゴールデンゲートブリッジも渡ります。注目を浴び、笑顔を向けられることは間違いありません。